パイロットの概要

パイロット は、すべてのシステムアクティビティーを指示および管理する帯域外管理コントローラ (1U) です。

Oracle FS System には 1 つのアクティブ パイロット と 1 つのスタンバイ パイロット があります。

パイロット により次へのアクセスが可能になります。
パイロット に使用できる 2 つのモデルは X4-2 および X5-2 です。次の図は、パイロット の等測図です。
注: X4-2 および X5-2 の パイロット モデルを同じ Oracle FS System に混在させることはできません。両方の パイロット が X4 であるか、両方の パイロット が X5 である必要があります。

図: 1 パイロット

 DE2-24P Brick の正面図には、LED および 24 個の SSF SAS-2 ドライブスロットが示されています。  

パイロット の X4-2 モデルおよび X5-2 モデルを区別するには、Oracle FS System Manager (GUI) を使用するか、パイロット シャーシの外観の違いで識別します。

パイロット のフロントパネルのドライブスロットの配置は、X4-2 モデルおよび X5-2 モデルで異なります。X4-2 パイロット には、前面に等間隔で 8 個のドライブベイがあり、2 つのドライブベイのグループの間に通気口があります。X5-2 パイロット には、シャーシの左側と中央に 6 個のドライブベイがあり、通気口はドライブキャリアにのみあります。X5-2 パイロット には、フロントパネルの上部右隅に DVD のブランクパネルがあり、すぐ下に 2 つのドライブベイがあります。

右端にあるネームプレートは、モデル名 (X4-2 または X5-2) を示しています。

図: 2 パイロット のモデル (X4-2 および X5-2) を区別するためのフロントパネルの違い

 パイロット のモデル (X4-2 および X5-2) を区別するためのフロントパネルの違い 
凡例
1 X5-2 パイロット の右端のネームプレート 3 DVD のブランクパネル
2 X4-2 パイロット の右端のネームプレート 4 ドライブベイ

パイロット の上部カバーのサービスラベルにもモデル名が示されています。

図: 3 パイロット のモデル (X4-2 および X5-2) を区別するためのサービスラベル

 パイロット のモデル (X4-2 および X5-2) を区別するためのサービスラベル