各ボリュームグループは一意の名前を持っている必要があります。Oracle FS System 内のどの 2 つのボリュームグループも同じ名前を持つことはできません。
ボリュームグループの総数は 5000 に制限されています。
システムでは、親ボリュームグループ内で最大 10 個のボリュームグループを入れ子にすることができます。
ボリュームグループでは、異なるストレージドメイン内に存在する論理ストレージオブジェクトをグループ化できます。
ボリュームグループを削除すると、子のボリュームグループ、LUNs、ファイルシステムなどの入れ子のオブジェクトもすべて削除されます。
ボリュームグループを使用すると、組織構造に対応するストレージオブジェクトを編成できます。たとえば、米国に存在するすべての LUN とファイルシステムを 1 つのボリュームグループにグループ化し、ヨーロッパのサイトの LUN を別のボリュームグループにグループ化することができます。
入れ子のボリュームグループを作成しない場合は、すべてのボリュームをデフォルトのボリュームグループ内に作成して、幅広く、浅い階層を作成します。
図: 1 デフォルトのボリュームグループの例
 
 入れ子のボリュームグループを作成するには、親ボリュームグループを作成してから、その親ボリュームグループに論理ボリュームまたはほかのボリュームグループを割り当てます。
図: 2 入れ子のボリュームグループ
