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既存の論理ボリュームをコピーします。

選択されたストレージクラスの容量

選択されたストレージクラスのストレージ容量や、論理ボリュームに使用可能なストレージドメインを表示します。このグラフは、作成している論理ボリュームの容量ステータスや全体的なシステム容量を示す異なる太さの色付きのバーを使用します。

ストレージクラスごとの容量

データが格納される物理メディアのタイプを識別します。有効なメディアタイプ (パフォーマンス優先度の高い方から順に):
パフォーマンス SSD

バランスの取れた読み取りおよび書き込み操作のパフォーマンスに合わせて最適化されたソリッドステートドライブ (SSD) にデータが格納されることを指定します。

容量 SSD

容量のパフォーマンスと読み取り操作に合わせて最適化された SSD にデータが格納されることを指定します。このストレージクラスでは、書き込みパフォーマンスをある程度犠牲にして、読み取りパフォーマンスと容量の最適化を達成します。

パフォーマンスディスク

高速なハードディスクドライブ (HDD) にデータが格納されることを指定します。このストレージクラスでは、容量をある程度犠牲にして、読み取り操作と書き込み操作のアクセス時間および待機時間を短縮します。

容量ディスク

大容量の交換型 HDD にデータが格納されることを指定します。このストレージクラスでは、速度をある程度犠牲にして容量を最適化します。テープストレージがオプションに含まれていないストレージシステムでは、常にこのストレージクラスが 1G バイトの容量あたりでもっとも低いコストを提供します。

ストレージドメイン

LUN に関連付けられているストレージドメインの名前を指定します。

注: Oracle FS System にカスタムストレージドメインが含まれている場合は、すべての「ストレージドメイン」オプションが表示されます。
ストレージドメインの表示

使用可能なストレージドメインを一覧表示するダイアログを表示します。

LUN 名
管理のために LUN に割り当てられている名前を識別します。LUN 名は、次の要件を満たしている必要があります。
  • Oracle FS System 全体にわたって一意である必要がある

  • 82 文字以下の UTF 文字である必要がある

  • 255 文字以下の ASCII 文字である必要がある

ボリュームグループ

ボリュームグループに LUN を割り当てることができます。

[...]

ボリュームグループを作成できる「ボリュームグループの管理」ダイアログを開きます。

ストレージプロファイルを使用

論理ボリュームが QoS プロパティーのカスタムセットを使用するかどうかを指定します。このオプションを選択すると、このページ上の残りの QoS プロパティーが無効になります。

[...]

プロファイルの詳細を確認できる「ストレージプロファイルの表示」ダイアログを開きます。

ストレージクラス

論理ボリュームが存在する物理メディアのカテゴリを指定します。

有効なメディアタイプ:
パフォーマンス SSD

バランスの取れた読み取りおよび書き込み操作のパフォーマンスに合わせて最適化されたソリッドステートドライブ (SSD) にデータが格納されることを指定します。

容量 SSD

容量のパフォーマンスと読み取り操作に合わせて最適化された SSD にデータが格納されることを指定します。このストレージクラスでは、書き込みパフォーマンスをある程度犠牲にして、読み取りパフォーマンスと容量の最適化を達成します。

パフォーマンスディスク

高速なハードディスクドライブ (HDD) にデータが格納されることを指定します。このストレージクラスでは、容量をある程度犠牲にして、読み取り操作と書き込み操作のアクセス時間および待機時間を短縮します。

容量ディスク

大容量の交換型 HDD にデータが格納されることを指定します。このストレージクラスでは、速度をある程度犠牲にして容量を最適化します。テープストレージがオプションに含まれていないストレージシステムでは、常にこのストレージクラスが 1G バイトの容量あたりでもっとも低いコストを提供します。

基本
データのパリティーレベルとデータの先読みポリシーを間接的に指定できます。データへの一般的なアクセス方法と必要なデータ保護のレベルを選択することで、これらのプロパティーを間接的に指定します。
注: データへの一般的なアクセス方法とデータの冗長性のレベルを選択すると、選択内容に対応するボリュームのパリティーレベルと先読みポリシーが表示されます。
標準的なアクセス
データアクセスのもっとも一般的な方法を識別します。有効なバイアス:
順次

読み取りリクエストおよび書き込みリクエストによるデータの操作が、主に物理的な順序でレコードに順々にアクセスすることによって行われることを示します。

ランダム

読み取りリクエストおよび書き込みリクエストによるデータの操作が、主に任意の順序でレコードにアクセスすることによって行われることを示します。

混在

読み取りリクエストおよび書き込みリクエストによるデータの操作が、順次に行われる場合とランダムに行われる場合があることを示します。

I/O バイアス
一般的な読み取りと書き込みの比率を識別します。有効な I/O バイアス:
読み取り

アクセスリクエストのほとんどが読み取り操作のために行われることを示します。

書き込み

アクセスリクエストのほとんどが書き込み操作のために行われることを示します。

混在

アクセスリクエストの数が読み取り操作と書き込み操作でほぼ同じであることを示します。

冗長性

Oracle FS System がボリューム用に作成するパリティービットのコピーの数を識別します。

有効な冗長性レベル:
単一

消失データの回復に役立つように、元のユーザーデータに 1 セットのパリティービットを追加して格納します。1 台のドライブに障害が発生しても、データへのアクセスが維持されます。シングルパリティーは、RAID 5 テクノロジを使って実装され、パフォーマンス型メディアを指定するストレージクラスのデフォルトの冗長レベルになります。

二重

消失データの回復に役立つように、元のユーザーデータに 2 セットのパリティービットを追加して格納します。2 台のドライブに同時に障害が発生しても、データへのアクセスが維持されます。ダブルパリティーは、RAID 6 テクノロジを使って実装され、容量型メディアを指定するストレージクラスのデフォルトの冗長レベルになります。

詳細
データのパリティーレベルとデータの先読みポリシーを間接的に指定できます。
重要! このオプションを使用すると、「基本」オプションで選択した内容が (あれば) クリアされます。
RAID レベル

ストレージプロファイルに関連付けられている RAID レベルを識別します。

可能性のある RAID レベル:
シングルパリティー

実際のデータに加えて、論理ボリューム用のパリティービットが 1 セット存在することを示します。このパリティーレベルでは、1 台のドライブの損失から保護されます。シングルパリティーは、RAID 5 ストレージテクノロジのバリアントとして実装されます。

ダブルパリティー

実際のデータに加えて、論理ボリューム用のパリティービットが 2 セット存在することを示します。このパリティーレベルでは、書き込みパフォーマンスに対するわずかなコストで、1 台または 2 台のドライブの損失から保護されます。ダブルパリティーは、RAID 6 ストレージテクノロジのバリアントとして実装されます。

ミラー化

ボリューム用のパリティービットが存在しないことを示します。代わりに、システムは 2 つの異なる場所にデータを書き込みます。この RAID レベルでは、少なくとも 1 台 (場合によっては複数) のドライブの損失から保護され、ランダム書き込み操作のパフォーマンスが向上します。ミラー化 RAID は、RAID 10 ストレージテクノロジのバリアントとして実装されます。

先読み

順次読み取り操作に対して使用される先読みポリシーを識別します。このポリシーによって、システムがコントローラキャッシュに配置する追加データ (あれば) の量が決まります。有効なポリシー:

通常

入力リクエストと出力リクエストによるデータアクセスの大部分がランダムまたは順次とランダムの混在であることを示します。

積極的

入力リクエストと出力リクエストによるデータアクセスの大部分が順次であり、ワークロードが読み取り操作に偏っていることを示します。

保守的

入力リクエストと出力リクエストの大部分が順次であり、ワークロードが書き込み操作に偏っていることを示します。

優先度レベル
論理ボリュームのさまざまな操作に与えられる優先度を識別します。これらの操作には、コントローラの処理キュー、SAN インタフェースリクエスト、自動階層化された LUN エクステントの移行が含まれます。
注: 処理キューの優先度は、ボリューム専用に割り当てられるコントローラの CPU サイクルの割合を定義します。
最高

処理キュー内のリクエストへの応答の優先度がもっとも高いことを示します。自動階層化された LUN では、ビジー状態の LUN エクステントが次を受け取ります: もっとも高い優先度 (システムがパフォーマンスの高いストレージ階層にデータを移行するとき)

処理キュー内のリクエストへの応答の優先度が次に高いことを示します。自動階層化された LUN では、ビジー状態の LUN エクステントが次を受け取ります: 次に高い優先度 (システムがパフォーマンスの高いストレージ階層にデータを移行するとき)

処理キュー内のリクエストへの応答の優先度が中程度であることを示します。自動階層化された LUN では、ビジー状態の LUN エクステントが次を受け取ります: 中程度の優先度 (システムがパフォーマンスの高いストレージ階層にデータを移行するとき)

処理キュー内のリクエストへの応答の優先度が 2 番目に低いことを示します。自動階層化された LUN では、ビジー状態の LUN エクステントが次を受け取ります: 2 番目に低い優先度 (システムがパフォーマンスの高いストレージ階層にデータを移行するとき)

アーカイブ

処理キュー内のリクエストへの応答の優先度がもっとも低いことを示します。自動階層化された LUN では、ビジー状態の LUN エクステントが次を受け取ります: もっとも低い優先度 (システムがパフォーマンスの高いストレージ階層にデータを移行するとき)

移行/コピーの優先度
バックグラウンドタスクがストレージプール内のある場所から別の場所にデータをコピーまたは移動する必要があるとき、システムがパフォーマンスへの影響を制御するために使用すべき方法を識別します。
注: システムがアイドル状態にあるか、または軽い負荷しかかっていない場合、選択されているオプションには関係なく、バックグラウンドタスクは実行される作業量を最大化します。
有効な優先度:
システムによる選択

バックグラウンドコピーと着信クライアント I/O のバランスをとります。このオプションはデフォルトです。

影響の最小化

負荷がかかっているシステムで実行される作業量を制限します。このオプションは、コピー時間が長くなる代わりにクライアント I/O スループットへの影響を最小限に抑えることが目的です。

最大速度

クライアント I/O スループットではなく、バックグラウンドコピーを優先します。

容量

論理ボリュームを拡大できる最大容量を識別します。クローンの場合、このフィールドは、使用可能なアドレス可能領域のサイズを識別します。容量は、割り当て済み論理容量以上である必要があります。

割り当て済み論理容量

論理ボリュームのために予約されている容量を識別します。予約容量は、最大容量以下である必要があります。

参照タグのチェックの無効化

LUN の内部データの整合性チェックの一部を無効にします。このオプションを選択すると、論理ブロックアドレス (LBA) と呼ばれる、ホストによって書き込まれたものと同じ識別情報がデータの特定のブロックに指定されているかどうかのチェックが無効になります。データ CRC の整合性チェックは影響を受けません。

「参照タグのチェックの無効化」オプションを選択した場合、「ブート LUN として使用」オプションは無効です。

必要に応じて、ホストまたはアプリケーションによる LUN の初期化中または準備中に、次のオプションを一時的に選択します。
  • ブート LUN として使用

  • 参照タグのチェックの無効化

ホストまたはアプリケーションの終了時に、これらのオプションを選択解除します。

ホストまたはアプリケーションで Oracle FS System との相互運用性の問題が発生している場合、「参照タグのチェックの無効化」オプションを使用して問題に一時的に対処できます。

注: 「参照タグのチェックの無効化」オプションを選択するタイミングについては、My Oracle Support (https://support.oracle.com/) にログインしてください。FS1-2 LUN で「ブート LUN として使用」オプションと「参照タグのチェックの無効化」オプションを使用するタイミングに関する記事を検索してください。
ブート LUN として使用

ホストによって以前に書き込まれたことのないデータのブロックが読み取られるときに、ホストまたはアプリケーションに返されるデフォルトのエラー応答を変更します。LUN にはほかの影響はありません。

システムブートのための LUN の準備など、検証プロセスの一部として書き込まれていないデータブロックを読み取るホストとアプリケーションがある場合に、このオプションを選択します。

データブロックが書き込まれる前に読み取ると、参照タグのチェックが失敗し、これによってホストにエラーが返されます。このエラーの受信後に、ホストは操作を再試行し、参照タグのチェックを無効にします。「ブート LUN として使用」オプションは参照タグのチェックを変更しません。一部のホストとアプリケーションは、返されるエラーに応じて再試行のタイミングを変更するため、このオプションはエラー応答の変更のみを行います。「参照タグのチェックの無効化」オプションを使用する前に、常に「ブート LUN として使用」オプションの両方の設定を試行してください。

容量の見積もり
QoS 属性の選択に基づいた、物理ストレージ容量の要件の見積もりを表示します。
推定の物理容量
この論理ボリュームの推定の物理容量 (割り当て済みおよび最大) を識別します。
推定のクローン容量
この論理ボリュームのクローンの推定の容量 (割り当て済みおよび最大) を識別します。
推定の合計容量
この論理ボリュームの推定の合計容量 (割り当て済みおよび最大) を識別します。