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Oracle FS System の最新のシステムアラートおよびイベント通知を表示します。ダッシュボードにはまた、ストレージドメイン内のストレージクラスごとの容量を表す棒グラフも表示されます。

最新のアラートおよびイベント

Oracle FS System の最新のシステムアラートおよびイベント通知を一覧表示します。

重大度

Oracle FS System の最新の 10 個のアラートおよびエラー通知を表示します。ダッシュボードには最初にシステムアラートが、そのあとに重大なイベント通知が一覧表示されます。アラートまたはイベントに関する詳細を表示するには、項目を選択します。

可能性のある重大度レベル:
クリティカル

システム障害またはオフライン状態を回避するために、即座のアクションが必要です。

警告

都合のよいときに対処できるマイナーな状態に即座のアクションは必要ありません。

説明

システムアラートまたはイベント通知に関する情報を表示します。

作成日

システムアラートまたはイベント通知が発生した日付と時間を示します。

ストレージドメイン

Oracle FS System のストレージドメインごとに、ストレージクラスとその容量をグラフで表示します。

有効なメディアタイプ:
パフォーマンス SSD

バランスの取れた読み取りおよび書き込み操作のパフォーマンスに合わせて最適化されたソリッドステートドライブ (SSD) にデータが格納されることを指定します。

容量 SSD

容量のパフォーマンスと読み取り操作に合わせて最適化された SSD にデータが格納されることを指定します。このストレージクラスでは、書き込みパフォーマンスをある程度犠牲にして、読み取りパフォーマンスと容量の最適化を達成します。

パフォーマンスディスク

高速なハードディスクドライブ (HDD) にデータが格納されることを指定します。このストレージクラスでは、容量をある程度犠牲にして、読み取り操作と書き込み操作のアクセス時間および待機時間を短縮します。

容量ディスク

大容量の交換型 HDD にデータが格納されることを指定します。このストレージクラスでは、速度をある程度犠牲にして容量を最適化します。テープストレージがオプションに含まれていないストレージシステムでは、常にこのストレージクラスが 1G バイトの容量あたりでもっとも低いコストを提供します。

ダッシュボードは、ストレージクラスごとに、ストレージドメインの物理容量をグラフで表示します。このグラフでは、各ストレージクラスの容量ステータスを示す異なる太さの色付きのバーが使用されます。各グラフの上にマウスポインタを置くと、容量のタイプが表示されます。
注: ドライブの製造元がドライブ容量の表示に 10 進数 (10 乗) を使用している場合があります。Oracle FS System では物理ストレージの容量と論理ボリュームのサイズの表示にバイナリ (2 乗) を使用しています。
  • 1M バイト = 10242 (1,048,576) バイト
  • 1G バイト = 10243 (1,073,741,824) バイト
  • 1T バイト = 10244 (1,099,511,627,776) バイト
可能性のある物理ストレージ容量:
空き領域

指定された次の要素での割り当てに使用できる容量を表示します:ストレージクラス。

使用済み容量

データとシステムオーバーヘッドによって消費される容量を表示します。

合計容量

次の要素から提供される raw 容量の合計を表示します:指定されたストレージクラス内で定義されているドライブグループ。

割り当て済み領域

指定された次の要素にあるすべてのストレージクラスに対して割り当てと指定が行われた容量を表示します: ストレージクラス。

準備中の容量

初期化されている容量を表示します。この値は、通常、ボリュームが削除された結果として得られます。指定された次の要素に関して、この値はしだいに減少しますが、その分だけ空き領域の値は増加します:ストレージクラス。

論理容量への割り当て済み最大容量

ストレージクラスに許可される最大増加容量を表示します。

ダッシュボードでは、ページの右上隅に、そのページの内容を更新できるリフレッシュボタン ( alternate image text ) が表示されます。