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Oracle FS System 上で定義されている各ドライブグループのプロパティーを一覧表示します。
ドライブグループ番号
ドライブグループを一意に識別する番号を表示します。
注: ストレージドメイン内のプライマリドライブグループは、このアイコン  alternate image text  によって示されます。プライマリドライブグループには、システム構成情報が含まれています。
ドライブグループステータス

ドライブグループの動作状態を示します。

ステータス状態は次のとおりです。
通常

ドライブはアクセス可能であり、アクションは不要です。

機能低下の警告

1 つのドライブが故障しましたが、まだクリティカルな状態ではありません。これはダブルパリティーにのみ適用されます。

機能低下のクリティカル

2 つ以上のドライブが故障しました。ドライブがあと 1 つ失われると、障害が発生します。

失敗

複数のドライブが故障しました。ドライブはオフラインになっており、データが失われている可能性があります。

メディアタイプ

ドライブグループを構成する物理メディアのカテゴリを指定します。

有効なメディアタイプ:
パフォーマンス SSD

バランスの取れた読み取りおよび書き込み操作のパフォーマンスに合わせて最適化されたソリッドステートドライブ (SSD) にデータが格納されることを指定します。

容量 SSD

容量のパフォーマンスと読み取り操作に合わせて最適化された SSD にデータが格納されることを指定します。このストレージクラスでは、書き込みパフォーマンスをある程度犠牲にして、読み取りパフォーマンスと容量の最適化を達成します。

パフォーマンスディスク

高速なハードディスクドライブ (HDD) にデータが格納されることを指定します。このストレージクラスでは、容量をある程度犠牲にして、読み取り操作と書き込み操作のアクセス時間および待機時間を短縮します。

容量ディスク

大容量の交換型 HDD にデータが格納されることを指定します。このストレージクラスでは、速度をある程度犠牲にして容量を最適化します。テープストレージがオプションに含まれていないストレージシステムでは、常にこのストレージクラスが 1G バイトの容量あたりでもっとも低いコストを提供します。

エンクロージャーシャーシ ID

ドライブエンクロージャーの数値識別子を表示します。「エンクロージャーシャーシ ID」ドライブエンクロージャーの前面に表示されます。数値の範囲は 01 から 99 まで (16 進値の A0 から FF まで) です。

ストレージドメイン
ドライブグループが割り当てられているストレージドメインを表示します。

物理容量

注: ドライブの製造元がドライブ容量の表示に 10 進数 (10 乗) を使用している場合があります。Oracle FS System では物理ストレージの容量と論理ボリュームのサイズの表示にバイナリ (2 乗) を使用しています。
  • 1M バイト = 10242 (1,048,576) バイト
  • 1G バイト = 10243 (1,073,741,824) バイト
  • 1T バイト = 10244 (1,099,511,627,776) バイト
割り当て済み

指定された次の要素にあるすべての論理ボリュームに対して割り当てと指定が行われた容量を表示します: ストレージドメイン。

空き

指定された次の要素での割り当てに使用できる容量を表示します:ストレージクラス。

準備中

初期化されている容量を表示します。この値は、通常、ボリュームが削除された結果として得られます。指定された次の要素に関して、この値はしだいに減少しますが、その分だけ空き領域の値は増加します:ストレージクラス。

合計容量

次の要素から提供される raw 容量の合計を表示します:指定されたストレージクラス内で定義されているドライブグループ。

物理的な分布
割り当てられている最大容量と比較した、使用されている容量のグラフィカルな表示を提供します。