SAN オブジェクトのシステム制限

次の表は、Oracle FS System に構成できる SAN 関連オブジェクトの数を示しています。
表 1 SAN の動作制限
オブジェクト 数量範囲

LUN からホストへのマッピング

最大: Oracle FS System ごとに 33,554,432

SAN ホスト接続 (アクティブ)

最大:
  • SAN CU ポートごとに 512 個のアクティブな接続
  • SAN CU ごとに 3072 (6 個のポートで)
  • Oracle FS System ごとに 6144 (12 個のポートで)

SAN LUN

最大1
  • 特定の SAN コントローラから可視が 4096
  • 特定のシステム内のすべての SAN コントローラから可視が 4096
  • SAN ホストごとに可視が 4096

SAN LUN サイズ

最小:
  • 1G バイトでかつ最大容量の 50%

  • 最小拡張増分: 1G バイト

最大: システム容量

次の表は、Oracle FS Path Manager (FSPM) ホストに構成できる SAN 関連オブジェクトの数を示しています。動作制限の完全なリストについては、該当する『Oracle FS Path Manager のインストールガイド』を参照してください。

表 2 FSPM の動作制限
オブジェクト 数量範囲

システム接続

最大: 8
注: 接続先は、Oracle FS SystemPillar Axiom システムを任意に組み合わせることができます。

LUN データパス

最大: 各 LUN に対して 32

HBA ポート

最大: 32

1 可視の (アクティブな) SAN LUN には、ユーザーデータ用の仮想 LUN (VLUN) が 1 つと、メタデータ用の VLUN が 1 つ必要です。SAN LUN のクローンには、メタデータ用の VLUN が 1 つと、データリポジトリ用の VLUN が 1 つ必要です。クローンがアクティブである場合は、3 つ目の VLUN が必要になるため、SAN LUN とそのクローン用の VLUN は合計で 5 個になります。