ボリュームグループの概要ページ

ナビゲーション:
  • 「NAS」 > 「ボリュームグループ」
  • 「SAN」 > 「ボリュームグループ」
Oracle FS System に構成されたボリュームグループと論理ボリュームを管理します。

このページで、ボリュームグループと論理ボリュームを作成、変更、表示、および削除できます。論理ボリュームをコピーおよびクローンできます。また、ボリュームの QoS 設定を標準から拡張に変更することもできます。

注: フィールド内のダッシュは、そのプロパティーがボリュームに適用されないことを示します。
名前

この Oracle FS System に構成されている論理ボリュームの名前とボリュームグループの名前を一覧表示します。論理ボリュームがボリュームグループに属する場合、そのボリュームはそのグループの下に表示されます。

ステータス
論理ボリュームにアクセス可能かどうかを識別します。
ファイルシステム
有効な状態:
オンライン

ファイルシステムが完全にアクセス可能であり、機能していることを示します。

ビジー

ファイルシステムは完全に機能していますが、外部アクセスは現在許可されていないことを示します。

書き込みの機能低下

ファイルシステムは機能していますが、システムがデータをコントローラのジャーナルに書き込む代わりに、データを直接ディスクに書き込んでいることを示します。このため、ファイルシステムのパフォーマンスが低下しています。

読み取り専用

コントローラのジャーナルが保留されているか失われたことを示します。

部分的にオンライン

ファイルシステムは機能していますが、オフライン状態のデータ階層が 1 つ以上存在していることを示します。

オフライン

ファイルシステムにアクセスできないことを示します。

LUN
有効な状態:
オンライン

ボリュームに完全にアクセスできることを示します。

オフライン

ボリュームにアクセスできないことを示します。

保守的

ボリュームのライトバックキャッシュが無効になっていることを示します。これにより、システムのパフォーマンスが低下します。「保守的」状態は、ハードウェアの問題を示している可能性があります。

クローンが準備されました

ボリュームのストレージリソースがクローンのために予約されているが、クローンがストレージデバイスにコミットされていないことを示します。

読み取り専用

ボリュームが書き込み保護モードにあり、読み取り専用に設定されていることを示します。

不明

ステータスを報告するための十分な情報がボリュームから取得されていないことを示します。

論理容量 (G バイト)

ボリュームグループの論理容量の使用量と要件の概要を示します。
使用済み
使用されている割り当て済み容量を示します。
  • LUN の場合、この量は割り当て済みの量と同じです。

  • ファイルシステムの場合、この量はユーザーデータを格納する割り当て済み容量です。

割り当て済み

このボリュームグループまたはこのボリュームのために予約されているストレージ容量の合計を識別します

アドレス可能

ボリュームを拡大できる容量制限を識別します。

分散

このボリュームで使用されている割り当て済み容量と未使用の割り当て済み容量を比較するグラフを表示します。

論理的な最大

論理ボリュームとそのクローンリポジトリのアクセス可能な容量の合計を識別します。

クローン LUN の容量 (G バイト)

ボリュームグループに存在する可能性があるクローン LUN の物理容量の使用量と要件の概要を示します。
物理的な使用済み

クローンデータのボリュームに割り当てられているクローン容量を識別します。この容量には、論理ボリュームを作成するために必要なオーバーヘッドが含まれます。このオーバーヘッドは、データ保護のためのパリティーです。

物理的な割り当て済み

システムが論理ボリュームのために予約した合計のクローン容量を識別します。この容量には、論理ボリュームを作成するために必要なオーバーヘッドが含まれます。

物理的な最大

許可される最大クローン容量を識別します。クローンの場合、このフィールドは、クローンデータに使用可能な領域のサイズを識別します。

 

RAID レベル
シングルパリティー

実際のデータに加えて、論理ボリューム用のパリティービットが 1 セット存在することを示します。このパリティーレベルでは、1 台のドライブの損失から保護されます。シングルパリティーは、RAID 5 ストレージテクノロジのバリアントとして実装されます。

ダブルパリティー

実際のデータに加えて、論理ボリューム用のパリティービットが 2 セット存在することを示します。このパリティーレベルでは、書き込みパフォーマンスに対するわずかなコストで、1 台または 2 台のドライブの損失から保護されます。ダブルパリティーは、RAID 6 ストレージテクノロジのバリアントとして実装されます。

ミラー化

ボリューム用のパリティービットが存在しないことを示します。代わりに、システムは 2 つの異なる場所にデータを書き込みます。この RAID レベルでは、少なくとも 1 台 (場合によっては複数) のドライブの損失から保護され、ランダム書き込み操作のパフォーマンスが向上します。ミラー化 RAID は、RAID 10 ストレージテクノロジのバリアントとして実装されます。

注: LUN の場合は、各 LUN で使用されている RAID レベルが表示されます。ファイルシステムの場合は、ファイルシステムのストレージ層で使用されている RAID レベルが表示されます。
優先度レベル
ファイルシステム
論理ボリュームのさまざまな操作に与えられる優先度を識別します。 (コントローラの処理キューなど)。処理キューの優先度は、ボリューム専用に割り当てられるコントローラの CPU サイクルの割合を定義します。交換型ドライブのどこにデータがストライプされるかも識別します。有効な優先度レベル:
最高

もっとも高い処理キュー内のリクエストへの応答の優先度を示します。

次に高い処理キュー内のリクエストへの応答の優先度を示します。

中程度の処理キュー内のリクエストへの応答の優先度を示します。

2 番目に低い処理キュー内のリクエストへの応答の優先度を示します。

アーカイブ

もっとも低い処理キュー内のリクエストへの応答の優先度を示します。

LUN
論理ボリュームのさまざまな操作に与えられる優先度を識別します。これらの操作には、コントローラの処理キュー、SAN インタフェースリクエスト、自動階層化された LUN エクステントの移行が含まれます。
注: 処理キューの優先度は、ボリューム専用に割り当てられるコントローラの CPU サイクルの割合を定義します。
最高

処理キュー内のリクエストへの応答の優先度がもっとも高いことを示します。自動階層化された LUN では、ビジー状態の LUN エクステントが次を受け取ります: もっとも高い優先度 (システムがパフォーマンスの高いストレージ階層にデータを移行するとき)

処理キュー内のリクエストへの応答の優先度が次に高いことを示します。自動階層化された LUN では、ビジー状態の LUN エクステントが次を受け取ります: 次に高い優先度 (システムがパフォーマンスの高いストレージ階層にデータを移行するとき)

処理キュー内のリクエストへの応答の優先度が中程度であることを示します。自動階層化された LUN では、ビジー状態の LUN エクステントが次を受け取ります: 中程度の優先度 (システムがパフォーマンスの高いストレージ階層にデータを移行するとき)

処理キュー内のリクエストへの応答の優先度が 2 番目に低いことを示します。自動階層化された LUN では、ビジー状態の LUN エクステントが次を受け取ります: 2 番目に低い優先度 (システムがパフォーマンスの高いストレージ階層にデータを移行するとき)

アーカイブ

処理キュー内のリクエストへの応答の優先度がもっとも低いことを示します。自動階層化された LUN では、ビジー状態の LUN エクステントが次を受け取ります: もっとも低い優先度 (システムがパフォーマンスの高いストレージ階層にデータを移行するとき)