次の手順は、Oracle FS System Manager (GUI) を使って Oracle FS System のパフォーマンスを測定することで、アプリケーションの追加がパフォーマンスに影響を及ぼすかどうかを判断する方法の一例です。
アプリケーションのインストール先となる LUN の名前。
アプリケーションの 1 つまたは複数の LUN および既存の LUN 用のストレージドメイン。
この手順ではまず、アプリケーションのインストール前後で、ストレージドメイン内の既存の LUN のリアルタイム統計を取得します。アプリケーション用に 1 つまたは複数の新しい LUN が作成された場合は、アプリケーションのインストール後にそれらの LUN のリアルタイム統計を取得します。
次の手順では合計待機時間と合計 IOPS の取得手順について説明します。アプリケーションを追加する前後でこのデータを取得します。アプリケーション用に 1 つまたは複数の新しい LUN が追加された場合は、アプリケーションのインストール後にその LUN についてこのデータを取得します。
LUN のページから I/O 待機時間のデータを表示できます。
を選択すれば、より詳細な情報を表示できます。
I/O 待機時間をリアルタイムのグラフとして表示する場合は、を選択します。
「LUN のリアルタイム統計」から、「グラフの追加」をクリックし、「合計待機時間」を選択し、「OK」をクリックします。
LUN のページから IOPS のデータを表示できます。
を選択すれば、より詳細な情報を表示できます。
IOPS をリアルタイムのグラフとして表示する場合は、を選択します。
「LUN のリアルタイム統計」から、「グラフの追加」をクリックし、「合計 IO 数/秒」を選択し、「OK」をクリックします。
管理者は、アプリケーションの追加後にパフォーマンスに変化が生じたかどうかや、追加後のパフォーマンスが許容範囲かどうかを、LUN の待機時間や IOPS をチェックすることによって判断します。