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Oracle® Fail Safeエラー・メッセージ
リリース4.1.1 for Microsoft Windows
E61783-01
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2.3 FS-10100からFS-10149

FS-10100: 子プロセス内の要求された操作はタイムアウトになりました。
原因: 子プロセスで要求された操作がタイムアウトになり、完了できません。
処置: 操作を再試行してください。問題が解決しない場合は、その問題(ハードウェアおよびWindowsオペレーティング・システムの構成に関する情報を含む)をOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10101: クラスタ上のユーザー%s\%sの認証に失敗しました。
原因: クライアントを認証できません。
処置: Oracle Fail Safe Managerインタフェースからクラスタ接続を確立するときにこのエラーを受け取った場合は、正しいユーザー名とパスワードを入力していることを確認します。クラスタ・サーバー・サービスがローカル・ノード上で稼働中であることも確認します。
FS-10102: クラスタ上でのクライアントの擬似作成に失敗しました。
原因: クライアントを擬似作成できません。
処置: 問題をOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10103: Oracle Services for MSCSは、クライアント・コンテキストの有効性検査に失敗しました。
原因: このエラーは通常、Oracle Fail Safe ManagerがOracle Fail Safeとの接続を失ったことを意味します。
処置: 「ファイル」メニューの「クラスタ接続の変更」をクリックし、クラスタ接続を指定しなおして、Oracle Fail Safeに再接続します。
FS-10104: Oracle Services for MSCSでメモリーが不足しています。
原因: Oracle Fail Safeのメモリー不足です。
処置: Oracle Fail Safeで使用できるメモリーの量を増やしてください。
FS-10105: 要求した操作はノード%s上で実行される必要があります。
原因: 要求された操作は、特定のノード上で実行される必要があります。
処置: Oracle Fail Safe Managerが、適切なノードに要求を転送します。
FS-10106: Oracle Services for MSCSによって通知されたエラー・メッセージはありません。
原因: Oracle Fail Safeがエラーを報告しませんでした。
処置: 問題(実行している操作に関する情報を含む)をOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10109: クラスタ・ネットワークの一覧に失敗しました。
原因: クラスタ・ネットワークを一覧表示できません。
処置: クラスタ・サーバーがローカル・システム上で稼働中であることを確認します。
FS-10110: グループは整合性がとれていません。グループ%sに依存オブジェクトがありません。
原因: 検証操作によって、指定した依存オブジェクトがグループにないことがわかりました。
処置: Oracle Fail Safe Managerを使用して、グループを削除し、再作成してから再移入します。あるいは、問題(クラスタ構成に関する情報を含む)をOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10111: グループ%sの検証に失敗しました。
原因: グループの検証で、エラーが検出されました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10112: リソース%sの検証に失敗しました。
原因: グループ内の指定したリソースが、検証に成功しませんでした。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10113: %sのリソース依存性の検証に失敗しました。
原因: グループ内の指定したリソースが、リソース依存性の検証に成功しませんでした。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10115: Oracleデータベース・インスタンス%sをノード%s上に作成できませんでした。
原因: 指定したOracleデータベース・インスタンスの作成に失敗しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10116: ディスク%sのリソース情報の取得に失敗しました。
原因: ローカル・クラスタからディスク・リソース情報を取得できません。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10117: グループに対する操作が失敗しました。リソースが保留中または失敗した状態です。リソースをチェック後再試行します。
原因: 指定したグループには、保留状態または障害が発生した状態のリソースがあります。リソースがこのどちらかの状態にある間、グループに対する操作は実行できません。
処置: リソースが保留状態または障害が発生した状態ではないときに、再試行します。
FS-10118: グループ%sの移動が完了するまでの待機に失敗しました。
原因: 「グループを別のノードに移動」操作の完了を待機中に、障害が発生しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10119: グループが宛先ノードに常駐できませんでした。
原因: グループを移動するコールは、成功しました。ただし、移動操作の完了後もグループが元のノードに常駐しています。そのグループが宛先ノードからフェイルバックしたか、またはクラスタ・ソフトウェアにエラーが発生しました。
処置: 問題がフェイルバックによるものであれば、グループをオフラインにして「グループを別のノードに移動」操作を再試行します。次に、宛先ノードで、個々のリソースをオンラインに戻して、どのリソースがフェイルバックの原因となったのかを判断します。問題がクラスタ・ソフトウェア内のエラーによるものであれば、そのクラスタ・ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
FS-10120: リソース%sを見つけられません。
原因: 要求されたリソースを見つけることができません。
処置: 正しいリソース名を入力していることを確認します。
FS-10121: ORACLE_HOME環境変数の解釈に失敗しました。
原因: ORACLE_HOME環境変数の値を取得できませんでした。
処置: ORACLE_HOMEが正しく構成されていることを確認します。
FS-10122: NLS_LANG環境変数の解釈に失敗しました。
原因: NLS_LANG環境変数の値を取得できませんでした。
処置: NLS_LANGが正しく構成されていることを確認します。
FS-10123: Oracle Net環境変数の解釈に失敗しました。
原因: Oracle Net環境変数の値を取得できませんでした。
処置: Oracle Netが正しく構成されていることを確認します。
FS-10124 ORA_SID_PWFILE環境変数の解釈に失敗しました。
原因: ORA_SID_PWFILE環境変数の値を取得できませんでした。
処置: ORA_SID_PWFILEが正しく構成されていることを確認します。
FS-10125: サポートされている記憶リソースをクラスタ内に見つけられません。
原因: サポートされているストレージ・リソースをクラスタ内で見つけることができません。
処置: カスタム・ストレージ・リソース・タイプがクラスタ内で使用されている場合、Oracle Fail Safeがストレージ・リソース・タイプをサポートするために、リソース・タイプは、そのリソースDLL内のリソース制御関数CLUSCTL_RESOURCE_STORAGE_GET_DISK_INFOをサポートする必要があります。
FS-10126: このグループ%s用のネットワーク名リソースが必要ですが、見つかりませんでした。
原因: このグループ内のリソースにはネットワーク名リソースが必要ですが、グループ内にネットワーク名リソースが見つかりませんでした。
処置: グループにネットワーク名リソースを追加します。
FS-10127: このグループ%s用のリスナー・リソースが必要ですが、見つかりませんでした。
原因: このグループ内のリソースにはリスナー・リソースが必要ですが、グループ内にリスナー・リソースが見つかりませんでした。
処置: グループにリスナー・リソースを追加します。
FS-10128: グループ%sはリスナー・リソースを含んでいますが、必要なデータベース・リソースを含んでいません。
原因: グループはリスナー・リソースを含んでいますが、必要なデータベース・リソースを含んでいません。
処置: グループからリスナー・リソースを削除します。
FS-10129: グループ%sはOracle Intelligent Agentリソースを含んでいますが、必要なデータベース・リソースを含んでいません。
原因: グループはOracle Intelligent Agentリソースを含んでいますが、必要なデータベース・リソースを含んでいません。
処置: グループからOracle Intelligent Agentリソースを削除します。
FS-10130: グループ%sへのOracle Intelligent Agentの追加に失敗しました。
原因: グループにOracle Intelligent Agentを追加できません。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10131: グループ%sからのOracle Intelligent Agentの削除に失敗しました。
原因: グループからOracle Intelligent Agentを削除できません。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10132: グループ%sのOracle Intelligent Agent情報の問合せに失敗しました。
原因: グループのOracle Intelligent Agent情報を問い合せることができません。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10133: グループ%sのOracle Intelligent Agent情報の変更に失敗しました。
原因: グループのOracle Intelligent Agent情報を変更できません。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10134: WindowsレジストリのOracle Intelligent Agent情報へのアクセスまたは変更に失敗しました。
原因: WindowsレジストリのOracle Intelligent Agent情報へのアクセスまたは変更ができません。
処置: Windowsレジストリを調べます。
FS-10135: Oracle Intelligent Agent構成ファイルの移動に失敗しました。
原因: Oracle Intelligent Agent構成ファイルを移動できません。
処置: そのグループのOracle Intelligent Agentがオンラインになっていないことを調べます。また、Oracle Intelligent Agentが使用した以前のディスクと新規ディスクがオンラインになっていることも調べます。
FS-10136: Oracle Intelligent AgentのWindowsサービス%sをノード%sに作成できませんでした。
原因: Oracle Intelligent AgentのWindowsサービスの作成が失敗しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10137: WindowsレジストリのOracle Intelligent Agent情報の作成に失敗しました。
原因: Windowsレジストリ内へのOracle Intelligent Agent情報の作成が、失敗しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10138: WindowsレジストリのOracle Intelligent Agent情報の訂正に失敗しました。
原因: Windowsレジストリ内のOracle Intelligent Agent情報の訂正が、失敗しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10139: Oracle Intelligent Agentの実行環境格納ファイルの読込みに失敗しました。
原因: Oracle Intelligent Agentの実行環境格納ファイルを読み込めません。この情報がないと、Oracle Intelligent Agentを検証できません。
処置: Oracle Fail Safe Managerを使用して、グループからエージェントを削除し、次にエージェントを再構成します。
FS-10140: Oracle Intelligent Agent構成パスは、グループにないディスクを参照しています。
原因: Oracle Intelligent Agent構成パスは、グループにないディスクを参照しています。
処置: Oracle Fail Safe Managerを使用して、グループからOracle Intelligent Agentを削除し、次にOracle Intelligent Agentを再構成します。
FS-10141: Oracleデータベース・インスタンス%sをノード%s上から削除できませんでした。
原因: Oracleデータベース・インスタンスの作成が失敗しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10142: Oracle Intelligent Agent %sは、完全には削除されていません。
原因: Oracle Intelligent Agentのために作成された一部のOracle Fail Safe構成情報が、Windowsレジストリ内に残っている可能性があります。
処置: 問題(ハードウェアおよびWindowsオペレーティング・システムの構成と、副次的エラーに関する情報を含む)をOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10143: 次のいずれかのOracle DLLのロードに失敗しました: %s
原因: 指定したOracle DLLをロードできませんでした。
処置: 検索パスに、正しいOracleホームのbinディレクトリが含まれていることを確認します。
FS-10144: サポートされていないバージョンのOracleデータベースが見つかりました。
原因: システム上で見つかったOracleデータベースのバージョンはサポートされていません。
処置: サポートされているOracleデータベースのバージョンをインストールします。
FS-10145: Oracle Intelligent Agentの最小バージョンが、%s Oracleホーム(ノード%s)にインストールされていません。
原因: Oracle Intelligent Agentの最小バージョンが、指定したOracleホームにインストールされていません。
処置: Oracle Intelligent Agentの最小バージョンを、指定したOracleホームにインストールします。
FS-10146: Oracle Enterprise ManagerのTCLスクリプトを生成するための有効な位置を見つけられません。
原因: Oracle Enterprise Managerがクラスタを検出するために使用する、TCLスクリプトを作成するための有効な位置を見つけることができません。
処置: これは通知メッセージです。処置は必要ありません。
FS-10147: リソース依存性レベルを判別中のエラー。
原因: グループのリソースの依存性レベルを判別しているときに、エラーが発生しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10148: Oracle Intelligent Agentリソース%sの作成に失敗しました。
原因: 指定したOracle Intelligent Agentリソースを作成できません。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10149: グループからのクラスタ・ディスクの削除に失敗しました。
原因: グループからクラスタ・ディスクを削除できません。
処置: 副次的なエラーを調べます。