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Oracle® Fail Safeエラー・メッセージ
リリース4.1.1 for Microsoft Windows
E61783-01
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2.5 FS-10200からFS-10249

FS-10200 %sホームのサービス・ユーザー構成がすべてのクラスタ・ノードで同一ではありません
原因: クラスタ全体において同じ名前のホームはすべて、同一のサービス・ユーザー・パラメータを使用している必要があります。
処置: ソフトウェアを再インストールし、クラスタ内のすべてのノードでサービス・ユーザー構成が同一になるようにします。
FS-10201 ホーム%sのサービス・ユーザーの検証中にエラーが発生しました
原因: データベース・ホーム・サービス・ユーザーの検証中にエラーが発生しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10202 %sホーム・サービス・ユーザーのパスワードを指定する必要があります
原因: 要求された操作では、データベース・ホーム・サービス・ユーザーのパスワードが必要です。
処置: 操作の実行時に、ホーム・サービス・ユーザーのパスワードを指定します。
FS-10203: ディスク・リソース%sのグループはクラスタ・リソース%sに依存しているため変更できません。
原因: ディスクはその現行グループ内のクラスタ・リソースに依存しているため、そのディスク・リソースを他のグループに移動できません。
処置: ディスクのあるグループにリソースを追加するか、リソースを追加する前にWindowsフェイルオーバー・クラスタ・マネージャを使用して、ディスクのリソースおよびそのリソースが依存する全リソースを、リソースの検索先であるグループへと変更します。
FS-10204: 持続クラスタ・レジストリには、これ以上リスト項目が存在しません。
原因: 持続クラスタ・レジストリ内のリストの終わりに達したため、要求された項目を返すことができません。
処置: これはコール側コンポーネントへの通知状態です。処置は必要ありません。
FS-10205: エージェントがオンラインの場合、エージェントの構成ファイルを移動できません。
原因: エージェントがオンラインのため、構成ファイルを移動できません。
処置: エージェントをオフラインにしてから、構成ファイルの移動を再試行します。
FS-10206 暗号化エラー
原因: Windows暗号化機能の呼出しでエラーが戻されました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10207 子プロセスのコマンドの実行に失敗しました
原因: 子プロセスを起動および実行するために使用されるWindowsシステム・コールのいずれかからエラーが戻されました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10208 %s
原因: これは通知メッセージです。
処置: 処置は必要ありません。
FS-10209: データベース・リソース%sのデータベース・バージョンを取得できません。
原因: 指定したデータベースのバージョンを取得できません。このエラーは、データベースがオフラインの場合に発生します。
処置: データベースをオンラインにして、操作を再試行してください。副次的なエラーを調べます。
FS-10210: ユーザー%sの認証に失敗しました。ドメイン・アカウントを指定する必要があります。
原因: アカウントがドメイン・アカウントではないため、クライアントを認証できませんでした。
処置: ドメイン・アカウントを使用してサーバーにログインします。
FS-10211: ユーザー%sの認証に失敗しました。ユーザーはすべてのクラスタ・ノードに対して管理者権限を持っていなければなりません。
原因: アカウントにはすべてのクラスタ・ノードに対する管理者権限がないため、クライアントを認証できませんでした。
処置: Oracle Fail Safe Managerへのログインに使用するアカウントが、すべてのクラスタ・ノードに対して管理者権限を持っていることを確認します。
FS-10212: Oracle Services for MSCSはクラスタの全ノード上に同じユーザー・アカウントでインストールする必要があります。
原因: Oracle Fail Safeサーバーがクラスタの全ノード上に同じユーザー・アカウントでインストールされていません。
処置: 副次的メッセージを確認して異なるノードを特定し、変更する必要のあるノードに対してOracle Fail Safeの資格証明の設定ツールを実行します。Oracle Fail Safeユーティリティを実行するには、Windowsタスクバーから、「スタート」→「すべてのプログラム」→「Oracle - Oracle_Home」→「資格証明の設定」の順にクリックします。
FS-10213: Oracle Services for MSCSはユーザー・アカウント%sでノード%sにインストールされます。
原因: これは通知メッセージです。
処置: 処置は必要ありません。
FS-10214 データベース・パラメータ%sに無効な値が含まれています
原因: 指定されたデータベース・パラメータの値が有効ではありません。
処置: パラメータを有効な値に変更します。
FS-10215 互換性のあるデフォルト・リスナーが見つかりませんでした
原因: データベースをクラスタ・グループから削除する際、データベースの接続要求をリスニングするための適切なデフォルト・リスナーが検出されませんでした。
処置: データベースと同じかそれ以上のバージョンであるデフォルト・リスナーを作成します。
FS-10216 レジストリ変数%sの書込みに失敗しました
原因: 指定したレジストリ変数を書き込むことができませんでした。
処置: 副次的なメッセージを調べます。
FS-10217 Oracle Netサービス名記述子%sのアドレス・リストが空です
原因: tnsnames.oraファイル内の指定されたOracle Netサービス記述子のアドレス・リストにアドレスが含まれていません。
処置: ネット・サービス名記述子にアドレス・エントリを追加します。
FS-10218: %sに必要な依存性を追加するには、リソース%sをオフラインにする必要があります。%sをオフラインにしますか?
原因: オンラインのリソースに依存性を追加できません。
処置: Oracle Fail Safeでリソースをオフラインにし、依存性を追加した後で再びオンラインにする場合は、エラー・メッセージ・ウィンドウで「はい」をクリックします。依存性を追加しない場合は、「いいえ」をクリックします。
FS-10219: %sに必要な依存性を追加するには、リソース%sをオフラインにする必要があります。
原因: 指定したリソースには必要な依存性が欠落しており、依存性を追加するためにオフラインにする必要があります。
処置: グループ検証アクションを対話式に実行すると、必要な依存性を追加する前に指定したリソースをオフラインにするように求められます。
FS-10220: ネットワーク名%sはクラスタ・リソース内のIPアドレス%sにマップされますが、システム上のIPアドレス%sにもマップされます。
原因: IPアドレスのマッピング・エラーが発生しました。
処置: ネットワーク名に対するIPアドレス・マッピングがクラスタとシステムで同じになる必要があります。ネットワーク名サーバーまたはローカル・ホスト・ファイルのどちらかに、クラスタと同じIPアドレス・マッピングがあるかどうかを調べてください。
FS-10221: グループ%sが作成されましたが、グループには次の問題があります:
原因: グループは作成されましたが、IPアドレスとネットワーク名の間にアドレス・マッピング・エラーがあります。
処置: ネットワーク名に対するIPアドレス・マッピングがクラスタとシステムで同じになる必要があります。ネットワーク名サーバーまたはローカル・ホスト・ファイルのどちらかに、クラスタと同じIPアドレス・マッピングがあるかどうかを調べてください。(詳細は、『Oracle Fail Safe概要および管理ガイド』を参照してください。)
FS-10222: ネットワーク名%sをノード%s上のIPアドレスに解決できません。
原因: ホスト名リゾルバ(gethostbyname)が、ネットワーク名を解決できません。
処置: ネットワーク名の解決に使用されるネットワーク管理データベースに、ネットワーク名が定義されているかどうかを検証します。
FS-10223: 副次的エラーにより、ネットワーク名%sを有効性検査の目的でシステム上のIPアドレスに解決することができません。
原因: 副次的エラーで示されている問題によって、ホスト名リゾルバ(gethostbyname)がネットワーク名を解決できません。
処置: Windows Socket定義ファイルまたはマニュアルで、副次的エラーの原因を調べます。
FS-10224: グループ%sは、ネットワーク名およびIPアドレス・リソースの両方を含んでいません。
原因: 指定したグループは、ネットワーク名とIPアドレス・リソースの両方を含んでいません。
処置: ネットワーク名リソース、IPアドレス・リソース、またはその両方をグループに追加します。
FS-10225: IPアドレス%sはホスト%s(Winsock)に解決されますが、%sのクラスタに依存するネットワーク名(Netbios)があります。
原因: 指定したIPアドレスに対して、ホスト名とネットワーク名の間に一貫性がありません。指定したIPアドレスは、Windows Socket(Winsock)機能によって解決されるホスト名を持っていて、それがクラスタ内で定義されたネットワーク名とは異なります。
処置: その不一致を解決するために、Winsock定義(DNSまたはホスト・ファイル)とクラスタ内のネットワーク名定義のどちらかを変更します。
FS-10226: リソース%sは依存するネットワークを必要としますが、グループ%s内に配置できませんでした。
原因: 指定したリソースの依存性リストにはネットワーク名とIPアドレスが必要ですが、どちらも見つかりませんでした。
処置: ネットワーク名リソース、IPアドレス・リソース、またはその両方をグループに追加して、指定したリソースに対する必要な依存性をマップします。
FS-10227: リソース%sはクラスタ・ディスクを必要としますが、グループ%s内には見つかりませんでした。
原因: 指定したクラスタ・リソースには、クラスタ・ディスクが必要です。しかし、グループ内にそのディスクがありません。
処置: グループから問題となったリソースを削除して、再度追加します。
FS-10228: リソース%sは、クラスタ・ディスク%sを必要とします。これはグループ%s内に存在しません。
原因: 指定したクラスタ・リソースには、指定したクラスタ・ディスクが必要です。しかし、グループ内に指定したディスクがありません。
処置: 指定したグループにクラスタ・ディスクを追加するか、またはグループから問題となったリソースを削除して、再度追加します。
FS-10229: リソース%sはネットワーク名リソースへの依存性がありません。
原因: 指定したリソースには必要なネットワーク名への依存性がありません。
処置: グループ検証アクションを再度実行して、指定したリソースのネットワーク名リソースへの依存性を確立します。
FS-10230: Oracle Netリスナー%sはホスト・アドレス・パラメータのホスト名を使用します。IPアドレスを使用するために変換する必要があります。
原因: Oracle Fail Safeでは、起動されたすべてのOracle NetリスナーがIPアドレスを使用する必要があります。
処置: 副次的メッセージを参照してください。
FS-10231: リスナーは現在実行中です。
原因: これは通知メッセージです。
処置: 副次的メッセージを参照してください。
FS-10232: リスナーは現在停止しています。
原因: これは通知メッセージです。
処置: 副次的メッセージを参照してください。
FS-10233: リスナーを停止し、ホスト名をIPアドレスに変換し、その後リスナーを再起動しますか?
原因: Oracle Fail Safeでは、起動されたすべてのOracle NetリスナーがIPアドレスを使用する必要があります。
処置: Oracle Fail Safeサーバーでリスナーを停止し、ホスト名をIPアドレスに変換してリスナーを再起動する場合は、エラー・メッセージ・ウィンドウで「はい」をクリックします。
FS-10234: Oracle Services for MSCSでホスト名をIPアドレスに変換し、リスナーを起動しますか?
原因: Oracle Fail Safeでは、起動されたすべてのOracle NetリスナーがIPアドレスを使用する必要があります。
処置: Oracle Fail Safeでホスト名をIPアドレスに変換してリスナーを起動する場合は、エラー・メッセージ・ウィンドウで「はい」をクリックします。
FS-10235: 関連アクションを実行するには、リスナー%sを停止する必要があります。
原因: 関連アクションを実行するために、このリスナーを停止する必要があります。
処置: 副次的メッセージを参照してください。
FS-10236: パスワードは、データベースがオフラインの場合変更できません。パスワードの変更前にデータベースをオンラインにしてください。
原因: データベースがオンラインではないときに、データベースに対するパスワードの変更が試行されています。
処置: データベースのパスワードを変更する前に、データベースをオンラインにします。
FS-10238: データベース・ユーザー%sのパスワードは変更されませんでした
原因: 指定したデータベース・ユーザーに対するパスワードの変更が試行されています。
処置: 副次的エラーを参照してください。
FS-10239 Oracle Netサービス名%sにリスナーが使用しないアドレスが含まれています
原因: tnsnames.oraファイルの指定されたOracle Netサービス記述子のアドレス・リストに、リスナーのアドレス・リストに存在しないアドレスが含まれています。
処置: ネット・サービス記述子とリスナーのアドレス・リストを照合して一致させます。
FS-10240: IPアドレスを使用してOracle Netリスナー%sの構成に失敗しました。
原因: 指定したOracle NetリスナーがIPアドレスを使用するように再構成できませんでした。
処置: すべてのOracle Netリスナーの構成を参照してください。すべてのOracle NetリスナーがIPアドレスを使用するように、手動で再構成することを試行します。
FS-10241: 現在の操作を続行するためには、Oracle Netリスナー%sはIPアドレス使用の為に変換する必要があります。
原因: Oracle Fail Safeでは、起動されたすべてのOracle NetリスナーがIPアドレスを使用する必要があります。
処置: システム上のリスナーを再構成して、起動しているすべてのOracle NetリスナーがIPアドレスを使用していることを確認します。
FS-10242: ホスト%sのIPアドレスの取得に失敗しました。
原因: 指定したホストのIPアドレスの取得に失敗しました。
処置: システムのTCP/IP構成のネーム・サービスを調べてください。
FS-10243: 試みた操作は、このバージョンのデータベースではサポートされません。
原因: そのデータベースのバージョンは、試行された操作をサポートしていません。
処置: この操作のための正しいバージョンのデータベースを使用してください。
FS-10244: データベース・インスタンス%sではサポートされていないAUTOSTARTオプションがオンに設定されました。変更しますか?
原因: データベース・インスタンスで、Windowsレジストリの変数ORA_SID_AUTOSTARTがオン(TRUE)に設定されています。データベースがフェイルセーフになるためには、このオプションはオフ(FALSE)に設定されている必要があります。
処置: Oracle Fail SafeでWindowsレジストリの設定を変更する場合は、エラー・メッセージ・ウィンドウで「はい」をクリックします。設定を自分で変更する場合は、「いいえ」をクリックします。
FS-10245: データベース・インスタンス%sではサポートされていないSHUTDOWNオプションがオンに設定されました。変更しますか?
原因: データベース・インスタンスで、Windowsレジストリの変数ORA_sid_SHUTDOWNがオン(TRUE)に設定されています。データベースがフェイルセーフになるためには、このオプションはオフ(FALSE)に設定されている必要があります。
処置: Oracle Fail SafeでWindowsレジストリの設定を変更する場合は、エラー・メッセージ・ウィンドウで「はい」をクリックします。設定を自分で変更する場合は、「いいえ」をクリックします。
FS-10246: %sリスナーを変更するための操作を断りました。このリスナーの起動時に問題が発生する可能性があります。
原因: IPアドレスを使用するためにOracle Netリスナーを変更するための操作を断りました。
処置: 現時点で必要な処置はありません。IPアドレスを使用するには、起動する前にリスナーを変更してください。
FS-10247: この操作のために指定したデータベース・パラメータ・ファイル%sはレジストリのパラメータ・ファイル値を上書きします。
原因: レジストリのパラメータ・ファイル値がユーザーの入力値と異なります。この操作では、ユーザーの入力値が使用されます。
処置: これは通知メッセージです。処置は必要ありません。
FS-10248: レジストリ・キー%s、%sの値は%sです。
原因: これは、指定したレジストリの場所から取得されたデータベース・パラメータ・ファイルのレジストリ値です。
処置: これは通知メッセージです。処置は必要ありません。
FS-10249: この操作のために指定したインスタンス名%sはパラメータ・ファイルで見つかったインスタンス%sと同じではありません。
原因: パラメータ・ファイルのSID値がユーザーの入力値と異なります。
処置: 値の違いを解決し、この操作を再度実行します。