管理コマンドライン・インタフェース履歴

デフォルトにより、Oracle NoSQL DatabaseではJava Jlineライブラリを使用することで、CLIにおいて保存可能なコマンドライン履歴をサポートしています。この機能を無効にする場合は、runadminの実行中に次のJavaプロパティを設定する必要があります。

java -Doracle.kv.shell.jline.disable=true -jar KVHOME/kvstore.jar \
runadmin -host <hostname> -port <portname> 

コマンドライン履歴は、再起動後に使用できるようファイルに保存されます。デフォルトで、Oracle NoSQL Databaseでは、自動的に作成され開かれるKVHOME/.jlineoracle.kv.impl.admin.client.CommandShell.historyファイルへの履歴の保存が試行されます。デフォルトで保存される履歴は500行です。

注意

履歴ファイルを開けない場合、警告なしで失敗し、CLIは保存済履歴なしで実行されます。

デフォルトの履歴ファイル・パスは、Javaプロパティoracle.kv.shell.history.file="path"を設定して上書きできます。

ファイルに保存するデフォルト行数は、Javaプロパティoracle.kv.shell.history.size=<int_value>を設定して変更できます。