データ・ガバナンス
開発と完結したデータ・アーキテクチャの管理にはビジネス用語集が重要です。Oracle Metadata Management (OMM)は、ISO 11179ベースのビジネス用語集を提供して、用語、データ定義、コード・セット、ドメイン、検証ルールなどの企業ビジネス用語集を取得、定義、維持および実装していますさらに、セマンティック・マッピングは、ソース・モデル(ビジネス用語集のようにどちらかと言えば概念的)の要素が、どのように宛先モデル(実装または表現に比較的近い)の要素を定義するかを説明します。
ビジネス用語集を使用すると、すべての利害関係者間でビジネス・アセット(用語など)について、およびビジネス・アセットをデータ・アセット(データベース表など)および技術アセット(ETLマッピングなど)と関連付ける方法について合意に達することができます。 ビジネス用語集を使用して、IT全体で協力して論理/物理データ・エンティティおよび属性を文書化できます。これには、ビジネス・アセットと技術アセットの間の依存関係のトレースが伴います。
バージョン
ビジネス用語集は、MMでサポートされるコンテンツ・タイプの1つです。コンテンツであるため、複数のバージョンを持つことができます。1つ、2つおよび複数のバージョンの用語集を含む、様々なビジネス用語集ワークフロー戦略を使用できます。次に、オプションをいくつか示します。
• Simple - 単一バージョン
• Dev vs. Prod - 開発および発行済バージョン
• Snapshots - 履歴バージョン
ビジネス用語集は系統の一部である場合があり、リポジトリ・パネルに表示され、ビジネス用語集を開くと、 (収穫可能な)他のモデルとは異なるUIが表示されます。
カテゴリ
ビジネス用語集はカテゴリに分類されており、用語、ドメインまたは他のカテゴリを含むことができます。用語とドメインは、多種多様な方法でクロスリンクされていることがあります。特定の用語またはドメインは編集可能です。
スチュワード
スチュワードは、収穫可能なモデルまたはドメインあるいは用語集の用語などのアセットの定義、目的および用途に対して責任のあるユーザーです。用語集アセットで作業するスチュワードは、用語やドメインなど様々なタイプのアセットに割り当てられています。1人のユーザーをスチュワードとしてアセットに割り当てることができます。
簡易な承認プロセス
用語集承認プロセスには、 編集者、レビューアおよび承認者職責を持つユーザーが関与します。MM管理者は、ロールに対する用語集コンテンツ権限を設定して、ユーザーに職責を割り当てます。
次に、一般的な承認プロセスの職責とその権限を示します。
職責 |
権限 |
タスク |
編集者 |
更新 |
アセットの作成、編集および削除 |
レビューア |
表示 |
開発中のアセットの確認 |
承認者 |
管理者 |
発行するためにアセットを承認 |
注意: http://en.wikipedia.org/wiki/Responsibility_assignment_matrix
職責割当てマトリックス(RACIマトリックス)に、タスクの実行やプロジェクトまたはビジネス・プロセスの成果物における様々なロールの参加について説明します。機能/部門横断的なプロジェクトやプロセスでロールや職責を明らかにする場合に、特に便利です。RACIという頭字語は、最も一般的に使用される次の4つの主要な職責から導出されました: Responsible (実行責任者)、Accountable(説明責任者)、Consulted(協業先)、Informed(報告先)。
RACI |
説明責任者 |
実行責任者 |
協業先 |
報告先 |
用語集 |
承認者、管理者 |
編集者、 |
レビューア、 |
利害関係者、 Explorer UI |
職責の詳細:
•編集者はアセットを作成、編集および削除できます。新規アセットには候補ステータスが設定されます。
•レビューアは開発中のアセットに対してコメントできます。
• アセットを承認できるようになったら、編集者はそのステータスをレビュー済に変更します。
• アセットに割り当てられているスチュワードは、編集者職責を持ちます。アセットにスチュワードが割り当てられていない場合、すべての編集者がアセットを処理できます。
•承認者はアセットのステータスを候補または承認済にすることで、アセットを拒否または承認できます。
用語集アセットのステータスに使用できる値の表
ステータス |
古い名前 |
説明 |
候補 |
候補/非推奨 |
新規または拒否されたドラフト |
レビュー済 |
受入れ済 |
承認可能 |
承認済 |
標準 |
発行するためにアセットを承認 |
Metadata Explorer UIは承認済ステータスのアセットのみ表示するのに対し、ユーザーはMetadata Manager UIを使用してステータスおよびスチュワードでアセットを検索できます。次に例を示します。
•承認者は、レビュー済ステータスを持つ承認可能なアセットをリストできます。
•編集者は、スチュワードとして自分に割り当てられている候補ステータスのドラフト・モードのアセットをリストできます。
•レビューアは、候補ステータスを持つ、特定カテゴリのアセットまたは開発中のビジネス用語集全体をリストできます。
基本的なルール:
• 編集できるのは、候補アセットのみです。
•編集者はステータスをレビュー済に設定することで、承認のためにアセットを送信できます。
• 編集者はステータスを候補に戻すことで、アセットの編集者を続行できます。
•管理者のみが、アセットにスチュワードを割り当てることができます。
•承認者または編集者のみが、アセットのステータスを変更できます。
•
権限 |
表示 レビューア |
更新 編集者 |
管理者 承認者 |
用語 作成 |
なし |
あり |
あり |
削除 |
なし |
あり |
あり |
属性の編集 |
なし |
あり* |
あり* |
スチュワードの割当て |
なし |
なし |
あり* |
ステータスの変更 |
なし |
候補<->レビュー済 |
候補、レビュー済、承認済 |
カテゴリ作成 |
なし |
あり |
あり |
削除 |
なし |
あり |
あり |
属性の編集 |
なし |
あり* |
あり* |
スチュワードの割当て |
なし |
なし |
あり |
ドメイン 作成 |
なし |
あり |
あり |
削除 |
なし |
あり |
あり |
属性の編集 |
なし |
あり* |
あり* |
スチュワードの割当て |
なし |
なし |
あり |
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コメント |
あり |
あり |
あり |
* ユーザーがスチュワード(またはスチュワードが割り当てられていない場合)で用語が候補の場合