プロビジョニング・ユーザー・ユーティリティとの同期

ProvisionUsersユーティリティ(コマンド・ライン・インタフェースを通して管理者により実行される)により、Shared Services ConsoleのPlanningユーザー、グループおよび役割がPlanningアプリケーションおよびEssbaseと同期されます。

このユーティリティを使用するには:

  1. 次の構文を使用し、planning1ディレクトリからProvisionUsers.cmdファイルを起動します:

    ProvisionUsers [-f:passwordFile] /ADMIN:adminName /A:appName [/U:user1[;user2;user3]] [/R:n]

    planning1の完全パスについてはEPM Oracleインスタンスについてを参照してください。

    表24.  ProvisionUsers構文

    パラメータ

    説明

    必須?

    [-f:passwordFile]

    オプション: 暗号化されたパスワード・ファイルが設定されている場合、コマンド・ラインの最初のパラメータとして使用し、passwordFileで指定されたファイルのフル・パスおよび名前からパスワードを読み取ります。Planningユーティリティでのパスワード・プロンプトの抑制を参照してください。

    いいえ
    /ADMIN:adminNamePlanningアプリケーションにログオンする管理者名。はい

    /A:appName

    同期させるPlanningアプリケーション(ユーティリティが実行しているサーバー上に存在する必要があります)。

    はい

    [/U:user1[;user2;user3]]

    同期させるユーザーを指定します。たとえば、Planner1というユーザーとPlanner2というユーザーを同期させる場合、/U:Planner1;Planner2を使用します。この引数を省略すると、すべてのユーザーが同期されます。

    いいえ

    [/R:n]

    同期を実行する間隔を分単位で指定します。たとえば、30分ごとに同期を行う場合は、/R:30を使用します。この引数を省略すると、同期は一度のみしか行われません。

    いいえ

    /?

    自身を指定し、ProvisionUsersの構文およびオプションを印刷します。

    いいえ
  2. プロンプト表示があればパスワードを入力します。

例1

入力:

ProvisionUsers /ADMIN:admin /A:App1

App1アプリケーションのすべてのユーザーを同期します。

例2

入力:

ProvisionUsers /ADMIN:admin /A:App2 /U:Planner1 /R:60

App2アプリケーションで、Planner1というユーザーを60分ごとに同期させます。