アプリケーションのロック解除

ユーザーがアプリケーションまたはPlanningを正常に終了しない場合などに、Planningアプリケーションがロックされることがあります。アプリケーションのロック解除ユーティリティによりHSP_LOCK表のすべての記録がクリアされます。ユーティリティは、Planningアプリケーション・サーバーから実行してください。

ユーティリティを実行する前に、Planningアプリケーションに接続しているユーザーがいないことを確認してください。タスク・マネージャをPlanningサーバーで起動し、hsxser~1 (hsxserver)またはhspdsというプロセスが存在しないことを確認します。

Planningアプリケーションをロック解除するには:

  1. コマンド・ラインを使用して、planning1ディレクトリに移動し、HspUnlockApp.cmdユーティリティを見つけます。

    planning1の完全パスについてはEPM Oracleインスタンスについてを参照してください。

  2. HspUnlockApp.cmd[-f:passwordFile] SERVER_NAME USER_NAME PASSWORD APPLICATION_NAMEと入力します。application nameはロック解除するアプリケーションを指します。

    オプション: 暗号化されたパスワード・ファイルが設定されている場合、[-f:passwordFile]をコマンド・ラインの最初のパラメータとして使用し、passwordFileで指定されたファイルのフル・パスおよび名前からパスワードを読み取ります。Planningユーティリティでのパスワード・プロンプトの抑制を参照してください。

  3. プロンプト表示があればパスワードを入力します。

  4. コンソール・アプリケーション・ログのイベント・ビューアを使ってアプリケーションのイベント・ログを確認し、成功または失敗したイベントがレポートされているかどうかを確認します。ログの詳細は、『Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成トラブルシューティング・ガイド』を参照してください。