次のコマンド・ラインをアウトライン・ロード・ユーティリティで使用できます。ユーティリティを実行した後で、例外ファイルとログ・ファイルをレビューし、結果を確認できます。ログ・ファイルでエラーがレポートされていない場合、インポートされたメタデータおよびデータにアプリケーションでアクセスできます。アプリケーション・サーバーを再起動する必要はありません。
HspOutlineLoad [-f:passwordFile] /A:application /U:userName [/CP:commandPropertieFileName] [/M] [ [/I:inputFileName|/IR[:RDBConnectionPropertiesFileName]|/IRA|/E:outputFileName|/ED:outputFileNameStem] [/EDD:dataExportSpecification] [/ICB:blockSpecification] [/SDM:driverMemberSpecification] /D[U]:loadDimensionName|/DA:attributeDimensionName:baseDimensionName|TR] [/N] [[/R] [/DPU]] [/C] [/F] [/K] [/8] [/DF:datePattern] [/RIQ:inputQueryOrKey] [/RIC:catalog /RID:driver /RIR:url /RIU:userName [/RIP:password]] [/X:exceptionFileName] [L:logFileName] [/?]
パラメータ | 説明 |
---|---|
[-f:passwordFile] | オプション: 暗号化されたパスワード・ファイルが設定されている場合、コマンド・ラインの最初のパラメータとして使用し、passwordFileで指定されたファイルのフル・パスおよび名前からパスワードを読み取ります。 |
/S:server | このパラメータは非推奨であり、指定された値は無視されます。使用した場合、指定したサーバー名がNULLではなく、長さが0文字より大きいかどうかの確認が行われます。現在、このパラメータは、下位互換性のために提供されています。アウトライン・ロード・ユーティリティの(デフォルト)サーバーは、常にlocalhostです。 |
/A:application | インポート先のPlanningアプリケーションの名前。 |
/U:userName | アプリケーションにログオンするときに使用するユーザー名。 |
/CP:commandPropertieFileName | コマンドライン引数を含むファイルを指定します。このファイルとコマンドライン引数の組合せで、実行するオプションが構成されます。コマンド・プロパティ・ファイルとコマンドラインの両方に引数が指定されている場合は、コマンドライン引数が優先されます。 コマンド・プロパティ・ファイルを参照してください。 |
/M | ロード可能なディメンションの完全に修飾されたヘッダー・レコードをアプリケーションで生成します。この情報を表示しない場合には、/-Mを使用します(デフォルト)。 |
/I:inputFileName | CSVフォーマットでヘッダー・レコードとデータ・レコードを含むデータ・ロード入力ファイルを指定します。データ・ロード・ディメンション(/Dオプションまたは/TRオプション)も指定する必要があります。/ICBスイッチを指定すると、Essbaseデータを消去できます。 |
/IR[:RDBConnectionPropertiesFileName] | 入力レコードをリレーショナル・データベース・ソースから取得することを指定します。オプションのプロパティ・ファイルを指定すると、必要なリレーショナル接続スイッチのプロパティ(/RIQ、/RIC、/RID、/RIR、/RIU、/RIP)の一部または全部がプロパティ・ファイルに含まれることになります。データ・ロード・ディメンション(/Dオプション)も指定する必要があります。/ICBスイッチを指定すると、Essbaseデータを消去できます。 |
/IRA | /IRスイッチと同じですが、必要なRDB JDBC接続プロパティ(/RIQ、/RIC、/RID、/RIR、/RIU、/RIPスイッチ値)が、現在接続されているアプリケーションのRDBデータ・ソースから取得される点は異なります。データ・ロード・ディメンション(/Dオプション)も指定する必要があります。/ICBスイッチを指定すると、Essbaseデータを消去できます。 |
/ICB:blockSpecification | インポート操作(/I、/IR、/IRA)を実行する前に、Essbaseブロックをクリアします。(\"<loadDimensionMembers,...>、\"<driverMembers,...>、\"<point-of-view members,...>、<dataLoadCubeName>\""というフォームの文字列。) |
/ALS | 別名表が存在しない場合はインポート時に作成します(デフォルト)。参照される別名表が存在しない場合にエラーを生成するには、/-ALSを使用します。 |
/E:outputFileName | /Dスイッチで指定されたディメンションを、指定した出力ファイルにエクスポートします(プランニング・ユニット階層をエクスポートする場合、このファイルのフォーマットはプランニング・ユニット階層のエクスポート用に定義されたフォーマットです)。 |
/ED:outputFileNameStem | Planningドライバ・メンバーでフォーマットされたデータ・ファイルにデータをエクスポートします。/EDDスイッチも設定する必要があります。ファイルは、<fileNameStem>.1-n.csvから<fileNameStem>.n-n.csvまでのフォームで生成されます。nは生成されるファイルの番号です。 |
/EDH | 出力ファイルで、Planningの内部HEADERBLOCKフォーマットのディメンション・ヘッダーをエクスポートします。インポート前に基本ディメンションと属性ディメンションを動的に作成するには、インポート時にこれを使用します。 |
/ER[:RDBConnectionPropertiesFileName] | エクスポート・レコードをリレーショナル・データベース表に書き込むことを指定します。/EDDスイッチを設定すると、データもエクスポートされます。オプションのプロパティ・ファイルを指定すると、必要なリレーショナル接続スイッチのプロパティ(/REQ、/REC、/RED、/RER、/REU、and /REP)の一部または全部がプロパティ・ファイルに含まれることになります。/Dスイッチを使用して、データ・ロード・ディメンションも指定する必要があります。 |
/ERA | /ERスイッチと同じですが、必要なRDB JDBC接続プロパティ(/REQ、/REC、/RED、/RER、/REU、/REPスイッチ値)が、現在接続されているアプリケーションのRDBデータ・ソースから取得される点は異なります。/EDDスイッチを設定すると、データがエクスポートされます。/Dスイッチを使用して、データ・ロード・ディメンションも指定する必要があります。 |
/EDD:dataExportSpecification | Planningドライバ・メンバーでフォーマットされたデータ・ファイルをエクスポートするフォーマットを指定します。<loadDimensionMembers,...>、<driverMembers,...>、<point-of-view members,...>、<dataLoadCubeName>というフォームの文字列。 |
/SDM:driverMemberSpecification | インポート操作のときにのみ(/I、/IR、/IRA)、アプリケーション(/A)の基本ロード・ディメンションでドライバ・メンバーを設定します。(\"<baseLoadDimension>、\"<driverMembers,...>\"、<PlanTypeName>"というフォームの文字列) |
/D:loadDimensionName | メンバー・フィールドがロード・ファイルのヘッダー・レコードに対応している、ロードされるディメンション。さらにロード・ファイル(/I)か、/Eスイッチでエクスポートするプランニング・ユニット階層を指定する必要もあります。 /DU、/DA[T]、/DAN、/DABおよび/DADを使用してユーザー定義ディメンションおよび属性をロードするには、次の行を参照してください。 |
/DU:userDefinedLoadDimensionName | ロードされるユーザー定義ディメンション。この名前のディメンションが存在しない場合には作成されます。 |
/DA[T]:attributeLoadDimensionName:baseDimensionName | ロードされるテキスト属性ディメンション。基本ディメンションに関連付けられた、この名前を持つ属性ディメンションが存在しない場合には作成されます。 |
/DAN:attributeLoadDimensionName:baseDimensionName | ロードされる数値属性ディメンション。基本ディメンションに関連付けられた、この名前を持つ属性ディメンションが存在しない場合には作成されます。 |
/DAB:attributeLoadDimensionName:baseDimensionName | ロードされるブール属性ディメンション。基本ディメンションに関連付けられた、この名前を持つ属性ディメンションが存在しない場合に作成されます。 |
/DAD:attributeLoadDimensionName:baseDimensionName | ロードされる日付属性ディメンション。基本ディメンションに関連付けられた、この名前を持つ属性ディメンションが存在しない場合に作成されます。 |
/DX:HSP_Rates | HSP_Ratesディメンションをロードし、為替レート表が存在しない場合は作成します。 |
/DS:HSP_SMARTLISTS | スマート・リスト・ディメンションおよびスマート・リスト・ディメンション・エントリをロードします。 |
/DL:comma|tab | フィールドの区切り文字をカンマ文字\",\"のカンマ(デフォルト)またはタブ文字に設定します。 |
/TR | ドライバ・メンバーがロード・ファイルのドライバ・メンバー列に指定されている場合、データをロードします。ドライバ・メンバー以外のすべてのメンバーを、「視点(POV)」列に指定する必要があります。/TRを使用すると、ロード・ファイルの各行に1つの値をロードできます。 |
/T | 新規メンバーを追加するときに未指定のプラン・タイプ設定を継承します(デフォルト)。メンバーのプラン・タイプ設定の明示的な設定を強制するには、/-Tを使用します。 |
/N | データまたはメタデータをロードせずにロード・ファイルを解析することにより"ドライ・ラン"を実行します。データまたはメタデータのロード中にロード・ファイルを解析するには(デフォルト)、/-Nを使用します(または/Nパラメータを指定しません)。 注意: ドライ・ランを実行すると、ロード・ファイルが解析(たとえば、ヘッダー・レコードのチェック、値の数がヘッダー・レコード番号と一致するかどうかのチェック)されますが、ファイルに定義された値の妥当性はチェックされません。 |
/O | UDAを例外として(デフォルト)、ロード中にロード・ファイルのメンバーの順序を維持します。ロード中にロード・ファイルのメンバーの順序を無視するには、/-Oを使用します。 |
/H | UDAを例外として(デフォルト)、親-子の順序で入力レコードに順序をつけます。ロード中にロード・ファイルのメンバーの順序を無視するには、/-Hを使用します。このオプションはより高速で、メモリー使用量が小さくなります。 |
/R | ロードを実行する前にロード・ディメンションのすべてのメンバーを削除します。ロード・ディメンションのすべてのメンバーを維持するには(デフォルト)、/-Rを使用します(または/Rパラメータを指定しない)。さらに/Uも参照してください。 注意: /Rには注意してください。このオプションは、属性バインディングおよび承認状態を除去します。 |
/DPU | /Rパラメータですべてのプランニング・ユニットを削除するか、プランニング・ユニットのメンバーの削除が試行された場合にエラーを表示します。削除操作でプランニング・ユニットのメンバーが削除されないようにするには、/-DPUを使用します。 |
/IDU | ロードで明示的に指定されていない未指定のメンバーを削除します。入力ソースに明示的に指定されていないメンバーは、次の場合を除きロードの完了時にPlanningアウトラインから削除されます: 1)指定されたメンバーの祖先である、2)指定された共有メンバーのベース・メンバーである。(/-IDUがデフォルトです)。 |
/C | メタデータ・ロードの後でキューブ・リフレッシュを実行します。キューブ・リフレッシュを実行しない場合には、/-Cを使用します(デフォルト)。さらに/Fも参照してください。 |
/F | /Cオプションでリフレッシュするときにセキュリティ・フィルタを作成します。セキュリティ・フィルタをリフレッシュしない場合に(デフォルト)、/-Fを使用します。(このオプションはユーザーをアプリケーションにプロビジョニングしません。現在存在しているユーザーにセキュリティ・フィルタを作成するのみです。ユーザーは他の方法でアプリケーションにプロビジョニングする可能性があります。)このオプションを有効にするには、/Cも指定する必要があります。 |
/K | ロードする前にロード・ディメンションをロックすること(デフォルト)を推奨します。ディメンションをロックしたくない場合には、/-Kを使用します(/Nを使用しないかぎり推奨しません)。 |
/8 | 入力、出力、ログ、例外の各ファイルでUTF-8エンコーディングを指定し、出力ファイルにUTF-8 BOMマーカーを追加します(デフォルト)。UTF-8エンコーディングを設定しない場合は/-8を使用します。 |
/DF:datePattern | 日付データ変換に関するデフォルト日付パターンを、指定されたパターンにオーバーライドします。パターンは、次のいずれかにする必要があります:
デフォルトの日付パターン設定を使用するには、/-DFを使用します。 |
/RIQ:inputQueryOrKey | インポート操作の入力を生成するために実行されるSQL問合せを値にとるコマンド引数プロパティ・ファイル(/CPスイッチ)におけるSQL問合せまたはキー。これを使用するには/IRスイッチを設定する必要があり、使用する場合には、/RIC、/RID、/RIR、/RIU、/RIPの各スイッチも設定する必要があります。 |
/RIC:catalog | 入力RDB接続のRDB JDBCカタログ名。これを使用するには/IRスイッチを設定する必要があり、使用する場合には、/RIQ、/RID、/RIR、/RIU、/RIPの各スイッチも設定する必要があります。/IRAスイッチを使用する場合、このスイッチを指定する必要はありません。 |
/RID:driver | 入力RDB接続のRDB JDBCドライバ名。これを使用するには/IRスイッチを設定する必要があり、使用する場合には、/RIQ、/RIC、/RIR、/RIU、/RIPの各スイッチも設定する必要があります。/IRAスイッチを使用する場合、このスイッチを指定する必要はありません。 |
/RIR:url | 入力RDB接続のRDB JDBCのURL。これを使用するには/IRスイッチを設定する必要があり、使用する場合には、/RIQ、/RIC、/RID、/RIU、/RIPの各スイッチも設定する必要があります。/IRAスイッチを使用する場合、このスイッチを指定する必要はありません。 |
/RIU:userName | 入力RDB接続のRDB JDBCユーザー名。これを使用するには/IRスイッチを設定する必要があり、使用する場合には、/RIQ、/RIC、/RID、/RIR、/RIPの各スイッチも設定する必要があります。/IRAスイッチを使用する場合、このスイッチを指定する必要はありません。 |
/RIP:password | 入力RDB接続のRDB JDBCパスワード。これを使用するには/IRスイッチを設定する必要があり、使用する場合には、/RIQ、/RIC、/RID、/RIR、/RIUの各スイッチも設定する必要があります。/IRAスイッチを使用する場合、/RIPスイッチを指定する必要はありません。 .propertiesファイルで最初に指定するときは、暗号化されていない形でパスワードを入力します。アウトライン・ロード・ユーティリティを実行すると、プロパティ・ファイルは/RIPパスワードの暗号化された値で書き換えられます。プロパティ・ファイルでこの値を指定しなかった場合は、パスワードを入力するコマンドライン・プロンプトが表示されます。 |
/REQ:exportQueryOrKey | エクスポートされるフォームの値を指定するSQL問合せを値にとるコマンド引数プロパティ・ファイル(/CPスイッチ)におけるSQL問合せまたはキー。'INSERT INTO<tableName> (column1, column2, ...) VALUES (property1, property2, ...)' ここで、propertiesはフラット・ファイルの列ヘッダー・レコードで見つかるPlanningメンバー・プロパティです。これを使用するには/ERまたは/ERAスイッチを設定する必要があり、使用する場合には、/REC、/RED、/RER、/REU、/REPの各スイッチも設定する必要があります。 |
/REC:catalog | エクスポートRDB接続のRDB JDBCカタログ名。これを使用するには/ERスイッチを設定する必要があり、使用する場合には、/REQ、/RED、/RER、/REU、/REPの各スイッチも設定する必要があります。 |
/RED:driver | エクスポートRDB接続のRDB JDBCドライバ名。これを使用するには/ERスイッチを設定する必要があり、使用する場合には、/REQ、/REC、/RER、/REU、/REPの各スイッチも設定する必要があります。 |
/RER:url | エクスポートRDB接続のRDB JDBCのURL。これを使用するには/ERスイッチを設定する必要があり、使用する場合には、/REQ、/REC、/RED、/REU、/REPの各スイッチも設定する必要があります。 |
/REU:userName | エクスポートRDB接続のRDB JDBCユーザー名。これを使用するには/ERスイッチを設定する必要があり、使用する場合には、/REQ、/REC、/RED、/RER、/REPの各スイッチも設定する必要があります。 |
REP:password | エクスポートRDB接続のRDB JDBCパスワード。これを使用するには/ERスイッチを設定する必要があり、使用する場合には、/REQ、/REC、/RED、/RER、/REUの各スイッチも設定する必要があります。 コマンド・プロパティ・ファイルでこの値を指定しなかった場合は、パスワードを入力するコマンドライン・プロンプトが表示されます。 |
/C2A:(column1, alias1), (column2, alias2), ... | 列と別名のマッピング、または実行時の列の名前変更および除外。このパラメータを使用すると、実行時における列ヘッダーの名前変更、列の無視、または特定のプラン・タイプ・プロパティの無視や名前変更が可能になります。 注意: 列に別名が指定されている場合は、このコマンドの割当てより優先されます。 |
/UCH | 認識されない列ヘッダーを無視してロードを続行します。/-UCHがデフォルトの現行機能です: 認識されない列ヘッダーが検出された場合、ロードを中止します。無視された列がリストされた情報メッセージが出力されます。 |
/X:exceptionFileName | ロード中に発生する例外を含むファイルを指定します。(ファイル名が指定されていない場合、情報はstderrと呼ばれるファイルに書き込まれます。) |
/L:logFileName | ステータスおよび情報メッセージを含んでいるファイルを指定します。(ファイル名が指定されない場合、情報はstdoutと呼ばれるファイルに書き込まれます。) |
/? | 使用方法のテキストを表示します。 |
例: 数値属性ディメンションおよび値をロードし、エンティティ・ディメンションに関連付けます。(属性ディメンションが存在しない場合には作成されますが、属性値は基本番号に割り当てられません。)
OutlineLoad /A:Test /U:admin /M /I:c:/outline1_attribvals_text.csv /DAN:NumericAttrib:Entity /L:c:/outlineLoad.log /X:c:/outlineLoad.exc NumericAttrib,Parent One,NumericAttrib 1,One 2,NumericAttrib
例: 為替レートをロードし、EURを通貨ディメンションのメンバーとして追加し、Planningアプリケーションの既存の年に一致するようにロード・ファイルの年を変更します。為替レート表が存在しない場合には、Planningアプリケーションに作成されます。
OutlineLoad /A:Test /U:admin /M /I:c:/outline1_rates.csv /DX:HSP_Rates /L:c:/OutlineLogs/outlineLoad.log /X:c:/OutlineLogs/outlineLoad.exc Table, To Currency, From Currency, Method, Historical, Beg Balance, Year, Period, Average, Ending FX1 , USD, EUR, multiply, 1, 2, FY08, Jan, 3, 4 FX1 , USD, EUR, , , , FY09, Feb, 5, 6
例: 「週次配分」を「445を使用」に設定します。
Account, Parent, Use 445 a11,a1,1
例: UDAで使用可能なプロパティをすべて含むファイルをロードします。UDAはロードされ、ディメンションに関連付けられますが、ディメンションのどのメンバーにも割り当てられません。
OutlineLoad /A:Test /U:admin /M /I:c:/outline1_uda.csv /D:UDA /L:c:/OutlineLogs/outlineLoad.log /X:c:/OutlineLogs/outlineLoad.exc Dimension,UDA Account,New2
例: 通貨記号を指定しない通貨のためのファイルをロードします。この場合、Planningアプリケーションのこの通貨の記号はISO記号、EURに設定されます。スケールのデフォルトは1です。
Currency,Parent,Symbol,Scale EUR,,,
例: 記号を新しい通貨名に設定する通貨のためのファイルをロードします。記号は通貨NewCurr1についてPlanningアプリケーションでNewCurr1に設定されます。通貨名は8文字に制限されます。
Currency,Parent,Symbol,Scale NewCurr1,,,
例: 暗号化されたパスワードを持つ-fパラメータを使用します
暗号化されたパスワード・ファイルを生成した場合、コマンド・ラインの最初のパラメータとして-fを使用し、パスワードを入力せずにアウトライン・ロード・ユーティリティを実行できます。たとえば、PasswordEncryptionユーティリティを使用してencrypt.txtと呼ばれるパスワード・ファイルを作成した場合、このコマンド・ラインを使用できたはずです。
OutlineLoad -f:c:\encrypt.txt /A:acpt /U:admin /M /I:c:/outline1_accounts.csv /D:Account /L:c:/OutlineLogs/outlineLoad.log /X:c:/OutlineLogs/outlineLoad.exc
例: /Oパラメータおよびロード・ファイルの順序
次のロード・ファイルで、エンティティ・メンバーe1およびe2がすでにエンティティ・ディメンションに存在する場合、e3がロード・ファイルの最初にある場合でもそれを最後の兄弟として追加できます。/Oを使用した場合、e3は最初の兄弟としてロードされます。/Oはデフォルトであるため、最後の兄弟としてe3をロードさせるには/-Oを指定する必要があります。
Entity,Parent,Data Storage,TextAttrib e3,Entity,Store, e2,Entity,Store, e1,Entity,Store,
例: /Hパラメータおよび親/子の順序
メンバーe1はすでに存在しており、AおよびBはロードされている新規メンバーであると仮定します。メンバーBが存在しないため、/Hがなければエラーが表示されます。/Hがあればメンバーは内的にソートされ、Bは最初にe1の子としてロードされます。そのあとAはBの子として正常にロードされます。
Entity,Parent,Data Storage A,B,Store B,e1,Store
例: /Rパラメータ
一部のメンバーがすでにディメンションに存在している場合、入力ロード・ファイルのメンバーのみがロード後にディメンションに存在している必要があります。削除の操作後のロード中にエラーが発生する場合、ディメンションのすべてのメンバーは削除され、ディメンションが空になる可能性があります。属性ディメンションは削除されません。プランニング・ユニットが開始している場合、プランニング・ユニット内のエンティティ・メンバーは削除できないため、エンティティ・メンバーは削除されません。
Entity,Parent,Data Storage,TextAttrib e1,Entity,Store, e11,e1,Store,orange e2,Entity,Store, e21,e2,Store, e11,e2,shared,yellow
例: /Tパラメータ
新規メンバーを追加するときに親からのロード・ファイルで明示的に指定されていないプラン・タイプを継承するには、/Tで勘定科目ディメンションをロードします。メンバーa1がすでにアプリケーションに存在しており、3つすべてのプラン・タイプについて有効になります。ロードが完了すると、Plan1およびPlan3のみがロード・ファイルで指定されていても、メンバーa11が3つすべてのプラン・タイプについて有効になります。
Account, Parent, Source Plan Type, Plan Type (Plan1), Plan Type (Plan2), Plan Type (Plan3) a11,a1,Plan1,1,,1
例: /-Tパラメータ
新規メンバーのプラン・タイプの明示的な設定を強制するには、/-Tで勘定科目ディメンションをロードします。メンバーa1がすでにアプリケーションに存在しており、3つすべてのプラン・タイプについて有効になります。ロードの後に、メンバーa11が有効になるのはロード・ファイルで指定されたPlan1およびPlan3プラン・タイプのみとなり、Plan2では有効になりません。
例: /TRパラメータ
OutlineLoad /A:acpt1 /U:admin /M /I:c:\outline1data.csv /TR /L:c:/OutlineLogs/outlineLoad.log /X:c:/OutlineLogs/outlineLoad.exc Value,Driver Member,Point-of-View,Data Load Cube Name 14,a1,"Jan,Local,e1,Current,Version1,FY08",Plan1 sl1_value2,a2,"Jan,Local,e1,Current,Version1,FY08",Plan1
例: /DS:HSP_SMARTLISTSパラメータを使用して、スマート・リスト・ディメンションおよびスマート・リスト・ディメンション・エントリをロードします。
OutlineLoad /A:acpt /U:admin /M /I:c:/smartlist_create1.csv /DS:HSP_SMARTLISTS /L:c:/OutlineLogs/outlineLoad.log /X:c:/OutlineLogs/outlineLoad.exc SmartList Name, Operation, Label, Display Order, Missing Label, Use Form Missing Label, Entry ID, Entry Name, Entry Label SL1,addsmartlist,SL1Label,,,,,, SL1,addEntry,,,,,,entry1,entrylabel1 SL1,addEntry,,,,,,entry2,entrylabel2
例: LINEITEMフラグを使用した増分データ・ロードの実行
データ・ロード・ファイルにLINEITEMフラグを組み込むことにより、一意のドライバ・ディメンション識別子に基づいてデータ・ロード・ディメンションの子に対して増分データ・ロードを実行できます。これは一意の識別子を指定した行がフォームにすでに存在する場合に、データが上書きされることを指定します。行が存在しない場合、データ・ロード・ディメンションの親メンバーの下に十分な子メンバーが存在する限り、データは入力されます。
たとえば、従業員データをロードする場合、事前定義された給与等級に対する予算ライン・アイテムの詳細をロードできます。次の例はLINEITEMフラグを含むデータ・ロード・ファイルで使用できるコマンドを示します。
OutlineLoad /A:pln1dv /U:admin /M /I:c:\dataload_file.csv /D:”Budget Item”
次のサンプル・データ・ロード・ファイルは、Grade Changesの子のBudget Itemディメンションのデータをロードします。
"Budget Item","Data Load Cube Name","Point-of-View","Grade Step","Option Value","Start Date","End Date" "<LINEITEM("Grade Changes">","HCP","POVMembers","Step1","31721","7/1/09","" "<LINEITEM("Grade Changes">","HCP","POVMembers","Step2","32673","7/1/09","" "<LINEITEM("Grade Changes">","HCP","POVMembers","Step3","33654","7/1/09","" "<LINEITEM("Grade Changes">","HCP","POVMembers","Step4","33654","7/1/09",""
この場合、<LINEITEM("Grade Changes")>は、「データ・ロードの設定」ページで選択した一意の識別子(「等級ステップ」、「オプション値」、「開始日」および「終了日」)に基づいて、Grade Changesメンバーの子であるBudget Itemから、使用可能な最初のメンバーを検索します。
データ・ロード時に、Grade Changesの子メンバーにStep1および7/1/09のデータがすでに存在する場合、対応するメンバーを使用して残りのデータ値が更新されます。存在しない場合は、次に使用可能な空のデータ行がStep1および7/1/09に割り当てられます。
最初のデータ行が処理されると、メンバーGrade1が割り当てられます。同様に、次の2つのメンバーであるGrade2とGrade3が2番目と3番目のデータ行に割り当てられます。4番目のデータ行の処理時には、Step1および7/1/09はすでにメンバーGrade1に割り当てられています。これにより、この行を使用して残りのフィールドの値を更新できます。
例: /Dパラメータを使用して、プランニング・ユニット階層をインポートします。
OutlineLoad /A:acpt /U:admin /I:c:\puh1.csv /D:PUH1
/Dを使用してプランニング・ユニット階層をインポートする場合、プランニング・ユニット階層の名前(ディメンションではありません)を指定する必要があります。プランニング・ユニット階層がPlanningアプリケーションに存在していないと、そこに新しいメンバーをロードすることはできません。
例: /Eパラメータを使用して、プランニング・ユニット階層をエクスポートします。
OutlineLoad /A:acpt_580 /U:admin /M /E:puh_test2.csv /D:test2 Primary Member, Primary Enabled, Secondary Dimension, Secondary Parent, Relative Generation, Auto Include, Secondary Member, Include, Owner, Reviewers, Notifiees e1, true, <none>, <none>, <none>, false, , true, <none>, admin, planner e11, true, <none>, <none>, <none>, false, , true, <none>, <none>, <none> e2, true, <none>, <none>, <none>, false, , true, <none>, <none>, <none> e21, true, Account, a1, 1, false, , true, <none>, <none>, <none> e21, true, Account, a1, 1, false, a11, true, <none>, <none>, <none> e21, true, Account, a1, 1, false, a12, true, admin, <none>, "admin,admin" e21, true, Account, a1, 1, false, a13, true, planner, "planner2,admin", admin e21, true, Account, a1, 1, false, a14, true, <none>, <none>, <none> e21, true, Account, a1, 1, false, a15, true, <none>, <none>, <none> e21, true, Account, a1, 1, false, a16, true, <none>, <none>, <none> e21, true, Account, a1, 1-2, false, a111, true, <none>, <none>, <none>
注意: | 最初の4つのレコードのセカンダリ・メンバーは指定していません。 |