属性メンバーが定義されている場合、「メンバー選択」ページで属性値を選択できます。属性メンバーについては、すべての非レベル0属性を選択すると、すべてのレベル0子孫が選択され、演算子が相互に適用されます。数値、日付、ブール(false = 0でtrue = 1)などのタイプの属性については、評価は最小値と最大値に基づいています。テキスト属性については、評価は階層の上部から下部への位置に基づいています。最上部の位置は最小値となり、最下部の位置は最大値となります。
この例では、数値に基づいて、選択された演算子は各レベル0子孫に適用されます。たとえば、「メンバー選択」ページで「等しくない」と「小」を選択すると、1に等しくなく、2に等しくないすべての値が含まれるため、選択には3、4、5および6が入ります。「より大きい」と「小」を選択すると、1より大きいまたは2よりも大きなすべての値が含まれます。このため選択には2、3、4、5および6が入ります。
サイズ
小
1
2
中
3
4
大
5
6
選択された演算子 | 選択された属性値 | 結果 | 説明 |
---|---|---|---|
等しい | 大 | 5, 6 | 「等しい」演算子は、5と6を含むLargeのすべてのレベル0子孫に適用されます。 |
より小さい | 中 | 1, 2, 3 | 「より小さい」演算子はMediumのすべてのレベル0子孫に適用されます。これには< 3 OR < 4の値が含まれ、結果として1、2および3になります。 |
より大きい | 中 | 4, 5, 6 | 「より大きい」演算子はMediumのすべてのレベル0子孫に適用されます。これには3より大きい、または4より大きい値が含まれ、結果として4、5および6になります。 |
以上 | 中 | 3, 4, 5, 6 | 「以上」演算子はMediumのすべてのレベル0子孫に適用されます。これには3以上、または4以上の値が含まれ、結果として3、4、5および6になります。 |
以下 | 中 | 1, 2, 3, 4 | 「以下」演算子はMediumのすべてのレベル0子孫に適用されます。これには<=3 OR <=4の値が含まれ、結果として1、2、3および4になります。 |
等しくない | 中 | 1, 2, 5, 6 | 「等しくない」演算子は「中」のすべてのレベル0子孫に適用されます。これには3に等しくなく、かつ4に等しくない値が含まれます。結果として1、2、5および6になります。 |
テキスト属性の場合、選択された演算子は階層の位置、上部(最小値)から下部(最大値)までに基づいて、各レベル0子孫に適用されます。
この例では、封筒は最上部にあり、最小値となります。パケットは次に高い値になります。これにボックス、カートン、バレル、クレートが続きます。クレートは最下部にあり、最大値となります。
このテキスト属性の場合には、「より小さい」とSmallを選択すると、Envelopeよりも小さい値またはPacketよりも小さい値が含まれます。EnvelopeはPacketよりも小さいため、結果としてEnvelopeのみを含む選択となります。同じように、GreaterとLargeを選択すると、Barrelより大きい値またはCrateよりも大きい値が含まれ、結果としてCrateのみを含む選択となります。
コンテナ
小
封筒
パケット
中
ボックス
カートン
大
バレル
クレート
選択された演算子 | 選択された属性値 | 結果 | 説明 |
---|---|---|---|
等しい | 中 | Box、Carton | 「等しい」演算子はMediumのすべてのレベル0子孫に適用されます。これにはBoxおよびCartonが含まれます。 |
等しくない | 中 | Envelope、Packet、Barrel、Crate | 「等しくない」演算子は「中」のすべてのレベル0子孫に適用されます。これには、ボックスに等しくなく、かつカートンに等しくない値が含まれます。この結果として封筒、パケット、バレル、クレートとなります。 |
より小さい | 中 | Box、Packet、Envelope | 「より小さい」演算子はMediumのすべてのレベル0子孫に適用されます。これには、カートンよりも下位またはボックスより下位のすべてが含まれます。この結果としてボックス、パケット、封筒となります。 |
以下 | 中 | Envelope、Packet、Box、Carton | 「以下」演算子はMediumのすべてのレベル0子孫に適用されます。これには、カートンと同じ位置またはカートンより下位のすべてが含まれます。この結果として封筒、パケット、ボックス、カートンとなります。 |