グループ・ベースの承認について

プランニング・ユニット所有者の割当てでは、個別ユーザーまたはグループを割り当てることができます。プランニング・ユニット確認者の割当てでは、個別ユーザー、1つのグループまたは複数のグループを割り当てることができます。

グループの所有者としての割当て

1人のユーザーまたは1つのグループのみがプランニング・ユニットの所有者として割り当てられます。グループ内では、任意のユーザーが所有者になれますが、所有者になれるのは一度に1人のユーザーのみです。所有者として割り当てられたユーザーのみがアクションを実行できます。他のグループ・メンバーは、現在の所有者から自分に所有権を移行できます。所有者として割り当てられているユーザーがいない場合、グループ内の任意のユーザーが、所有権を要求することなく、グループを代表してアクションを実行できます。

グループ(複数可)の確認者としての割当て

個別ユーザーを確認者として選択する場合、すべてのユーザーが承認する必要があり、承認はユーザーが入力した順番に従う必要があります。グループ(複数可)を確認者として選択する場合、グループ内のユーザーは確認者になることができ、次のレベルに移行できます。

複数の確認者を入力する方法の例を次に示します:

例1

North America - Bill
     USA - Nick, Sandy, Kim
          CA - John

承認経路は、John、Nick、Sandy、Kim、Billです。

例2

North America - Bill
     USA – {Group A}
          CA - John

承認経路は、John、グループAの任意のユーザー、Billです。

例3

North America – {Group B}, Bill
     USA – Susan, {Group A}
          CA - John

承認経路は、John、Susan、グループAの任意のユーザー、グループBの任意のユーザー、Billです。

例4

North America – {Group B}, Bill
     USA – Susan, {Group A}
     CA - John
**A validation rules indicates that if New Hires > 4, then before USA, set {Group HR} as reviewer.

CAプランニング・ユニットに対し条件がTRUEの場合、承認経路は、John、グループHRの任意のユーザー、グループAの任意のユーザー、グループBの任意のユーザー、Billです。