ユーティリティを使用してメンバーをソート

PlanningのSortMemberユーティリティを使用してディメンション・メンバーをソートできます。SortMember.cmdは、Planningの「ディメンション」タブでのソートと類似します。エンティティ、勘定科目、シナリオ、バージョン、ユーザー定義のカスタム・ディメンションをソートできます。期間、年または通貨のディメンション・メンバーはソートできません。このユーティリティは、メンバーをPlanningへロードした後にディメンション・メンバーをソートするのに便利です。SortMember.cmdユーティリティはコマンド・ライン・インタフェースを使用します。管理者のみが実行できます。

SortMember.cmdユーティリティを起動するには:

  1. Planningがインストールされたサーバー上のplanning1ディレクトリから、次の構文を入力します:

    SortMember [-f:passwordFile] servername username application member children|descendants ascend|descend

    planning1ディレクトリの完全パスについてはEPM Oracleインスタンスについてを参照してください。

    表86.  SortMemberユーティリティのパラメータ

    パラメータ

    説明

    [-f:passwordFile]

    オプション: 暗号化されたパスワード・ファイルが設定されている場合、コマンド・ラインの最初のパラメータとして使用し、passwordFileで指定されたファイルのフル・パスおよび名前からパスワードを読み取ります。Planningユーティリティでのパスワード・プロンプトの抑制を参照してください。

    servername

    Planningアプリケーションがあるサーバー名

    username

    Planning管理者の名前

    application

    ソートするディメンション・メンバーを含むPlanningアプリケーションの名前

    member

    ソートする子または子孫がある親メンバー

    children|descendants

    子または子孫でソートします。子でソートする場合は指定したメンバーのすぐ下のレベルのメンバーのみに影響し、子孫でソートする場合は、指定したメンバーの子孫すべてに影響します。

    ascend|descend

    昇順または降順でソートします。

    例:

    SortMember localhost admin BUDGET account200 descendants ascend

  2. プロンプト表示があればパスワードを入力します。

SortMemberユーティリティの起動時にアプリケーション・サーバーまたはRMIサービスが実行されている場合、java.rmiまたは"ポートの使用中"エラーが発生する可能性があります。ユーティリティの機能に影響することはありません。