PlanningのSortMemberユーティリティを使用してディメンション・メンバーをソートできます。SortMember.cmdは、Planningの「ディメンション」タブでのソートと類似します。エンティティ、勘定科目、シナリオ、バージョン、ユーザー定義のカスタム・ディメンションをソートできます。期間、年または通貨のディメンション・メンバーはソートできません。このユーティリティは、メンバーをPlanningへロードした後にディメンション・メンバーをソートするのに便利です。SortMember.cmdユーティリティはコマンド・ライン・インタフェースを使用します。管理者のみが実行できます。
Planningがインストールされたサーバー上のplanning1ディレクトリから、次の構文を入力します:
SortMember [-f:passwordFile] servername username application member children|descendants ascend|descend
planning1ディレクトリの完全パスについてはEPM Oracleインスタンスについてを参照してください。
パラメータ | 説明 |
---|---|
[-f:passwordFile] | オプション: 暗号化されたパスワード・ファイルが設定されている場合、コマンド・ラインの最初のパラメータとして使用し、passwordFileで指定されたファイルのフル・パスおよび名前からパスワードを読み取ります。Planningユーティリティでのパスワード・プロンプトの抑制を参照してください。 |
servername | Planningアプリケーションがあるサーバー名 |
username | Planning管理者の名前 |
application | ソートするディメンション・メンバーを含むPlanningアプリケーションの名前 |
member | ソートする子または子孫がある親メンバー |
children|descendants | 子または子孫でソートします。子でソートする場合は指定したメンバーのすぐ下のレベルのメンバーのみに影響し、子孫でソートする場合は、指定したメンバーの子孫すべてに影響します。 |
ascend|descend | 昇順または降順でソートします。 |
例:
SortMember localhost admin BUDGET account200 descendants ascend
SortMemberユーティリティの起動時にアプリケーション・サーバーまたはRMIサービスが実行されている場合、java.rmiまたは"ポートの使用中"エラーが発生する可能性があります。ユーティリティの機能に影響することはありません。