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Oracle® Hyperion Calculation Manager設計者ガイド

E79671-02
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システム・ビューからのビジネス・ルール、ビジネス・ルールセット、式およびスクリプト・コンポーネントの検証

ビジネス・ルール、ルールセット、式およびスクリプト・コンポーネントを検証して、構文が正しいことを確認してから、アプリケーションにデプロイします。検証プロセスにより、次のことが確認されます:

  • すべてのディメンション・メンバーがアプリケーション内のディメンションに対して有効です。

  • 存在するすべての関数には、正しいパラメータ数があり、アプリケーション・タイプに対して有効です。

  • ビジネス・ルールのすべての変数参照が有効です。置換変数の場合、変数は最初に正しい文字列で置換されて検証されます。実行変数の場合、検証プロセスによって、アプリケーション、アプリケーション・タイプ内のアプリケーション、計算タイプ(Oracle Hyperion Financial Managementユーザー)、プラン・タイプ(Oracle Hyperion Planningユーザー)またはデータベース(Oracle EssbaseおよびOracle General Ledgerユーザー)、およびビジネス・ルール(PlanningおよびEssbaseユーザーのみ)に対して、変数が定義されていることが確認されます。

  • スクリプト世代には構文エラーはありません。

Planningユーザーのみ: 実行時プロンプトを持つビジネス・ルールをデフォルト値で検証する場合、検証プロセスにより、実行時プロンプトのすべてのメンバーが選択したプラン・タイプおよびアプリケーションに対して有効であり、構文エラーがないことが確認されます。デフォルト値なしで実行時プロンプトを持つビジネス・ルールを検証する場合は、検証は実行されません。

注意:

デプロイメントの前にルールおよびルールセットを検証しない場合、デプロイメントは成功しますが、ルールおよびルールセットの起動は失敗することがあります。

ビジネス・ルール、ルールセット、式またはスクリプト・コンポーネントを検証するには:

  1. 次のいずれかのタスクを行います:
    • Financial Managementユーザー: ルールセットを検証するには、計算タイプおよび「ルールセット」を展開します。

    • ルールセットを検証するには、「ルールセット」を展開します。

      PlanningおよびEssbaseユーザー

      注意:

      Financial Managementアプリケーションの場合、アプリケーション内の計算タイプごとに「≪ルールセット」ノードがあります。Planningアプリケーションの場合、プラン・タイプおよびデータベースと同じレベルのアプリケーションごとに「ルールセット」ノードが1つだけあります。

    • ルール、式、スクリプトまたはテンプレートを検証するには、検証するオブジェクトに応じて、計算タイプ、プラン・タイプまたはデータベースを展開し、「ルール」「式」「スクリプト」または「テンプレート」を展開します。

  2. 次のいずれかのタスクを行います:
    • 検証するオブジェクトを右クリックして、「検証」を選択します。

    • 検証するオブジェクトを選択して、「アクション」、「検証」の順に選択します。

  3. PlanningおよびEssbaseユーザーのみ: 「検証オプション」で、Planning (Planningルールの場合)とEssbase (Essbaseルールの場合)、Oracle Hyperion EPM Architectのどちら(あるいはその両方)に対して検証するかを選択します。次に、「OK」をクリックします。

    注意:

    Financial ManagementまたはPlanningアプリケーション管理を使用して作成されたアプリケーションのオブジェクトを検証している場合は、Financial ManagementまたはPlanningのみに対して検証できます。Financial ManagementまたはPlanningアプリケーションのオブジェクトを、Performance Management Architectアプリケーションに対して検証することはできません。

  4. 次のいずれかのタスクを行います:
    1. オブジェクトが正常に検証されたら、「OK」をクリックします。
    2. エラーがある場合は、それが表示されます。エラーを修正して、オブジェクトをもう一度検証します。