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Oracle® Hyperion Calculation Manager設計者ガイド

E79671-02
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集約ストレージ・データベース・アウトラインの圧縮

集約ストレージ・アウトライン・ファイル(.otlファイル)を変更すると(たとえば、メンバーを追加または削除する場合)、ファイルのサイズが増加することがあります。このようなファイルを圧縮することで、削除済のメンバーのレコードを除去し、アウトライン・ファイルのサイズを削減します。アウトライン・ファイルが圧縮された後、メンバーが追加または削除されると、以前のようにファイルは増大し続けます。

アウトライン・ファイルを圧縮すると、データベースでアウトラインが再構築されます。アウトラインを圧縮しても、データベースでデータはクリアされません。

メンバーをアウトラインから削除すると、アウトライン・ファイル内のそのメンバーに対応するレコードが削除済としてマークされますが、レコードはアウトライン・ファイルに残ります。アウトライン・ファイルを圧縮しても、削除されたメンバーのレコードは除去されません。

注意:

集約ストレージ・データベース・アウトラインのみを圧縮できます。アウトラインの圧縮処理は、他のユーザーまたは処理がデータベースをアクティブに使用していない場合にのみ実行できます。

集約ストレージ・データベース・アウトラインを圧縮するには:

  1. システム・ビューでをクリックします「データベース・プロパティ」アイコン。
  2. エンタープライズ・ビューで、アウトラインを圧縮するデータベースを含むプラン・タイプを右クリックし、「アウトラインの圧縮」を選択します。
  3. データベース・アウトラインを圧縮することを確認するには、「OK」をクリックします。

    「アウトラインの圧縮アクションのステータス」ダイアログには、圧縮の進行状況が表示されます。アウトラインを圧縮すると、「アウトラインの圧縮アクションのステータス」ダイアログに成功メッセージが表示されます。

  4. 「アウトラインの圧縮アクションのステータス」ダイアログで、アウトラインの圧縮の詳細を表示するには「詳細の表示」を、ダイアログを閉じるには「OK」をクリックします。