| 関数 | 目的 | 構文 |
|---|---|---|
@CalcMgrMDXDataCopy |
MDXスクリプトを使用してデータベース間でデータをコピーします。 |
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CalcMgrMDXDataCopyRTP |
MDXスクリプトを使用して、データベース間またはサーバー間で実行時プロンプトを使用してデータをコピーします。
これらの引数に変数を使用するのではなく、$1、$2、$3などを使用します。さらに引数で、@LIST関数を使用してこれらの変数を渡します。最初の引数の入力で$1を、2つ目の引数で$2を、というように置き換えます。 |
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@CalcMgrMDXDataCopyServer |
MDXスクリプトを使用して、データベース間またはサーバー間で必要に応じてWhere文を使用してデータをコピーします。 |
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@CalcMgrMDXExport |
MDX式を使用してデータをエクスポートします。 |
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@CalcMgrMDXExportRTP |
MDXスクリプトを使用して、キューブから実行時プロンプトを使用してデータをエクスポートします。 |
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@CalcMgrMDXDataCopyを使用したデータベース間でのデータのコピー@CalcMgrMDXDataCopyは、コピーする領域を定義するMDX式に依存します。この関数は、メモリー内にグリッドを作成し、MDX式を使用してソース・データベースからグリッドに入力した後、データをターゲット・データベースに更新します。@CalcMgrMDXDataCopyでは、calcmgrCmdLine.jarを使用して暗号化されたユーザー名およびパスワードを使用します。
たとえば、ユーザー名およびパスワードを暗号化するには、java -jar calcmgrCmdLine.jar -gkを使用して鍵を生成する必要があります。これは、ユーザー名およびパスワードの暗号化に使用できる鍵(83qosW4LbxVGp6uBwqtQWbなど)を返します。ユーザー名を暗号化する場合、パスワードも暗号化する必要があります。CalcmgrCmdLine.jarの使用の詳細は、コマンド・ライン・ランチャを使用したEssbaseビジネス・ルールの起動を参照してください。
注意:
列および行の軸のみを持つMDX式がサポートされています。
構文:
RUNJAVA com.hyperion.calcmgr.common.cdf.MDXDataCopy
<KEY used to encrypt user name and password>
<Encrypted user name>
<Encrypted password>
<Source Application>
<Source Database>
<Target Application>
<Target Database>
<MDX expression that defines column members>
<MDX expression that defines row members>
<Source Member Mappings>
<Target Member Mappings>
<Target POV columns>
<ROWS PER PAGE>
<LOG FILE>
<Source Server>
<Target Server>
<Where MDX>
<Source Member Mappings>および<Target Member Mappings>は、ソースのメンバー名がターゲットとは異なる場合に使用します。これらはカンマで区切リる必要があります。関数は使用できません。
<Target POV columns>は、ターゲットのディメンション数がソースより多い場合に使用します。
<ROWS PER PAGE>は、ターゲットへの更新のトリガーに使用します。デフォルトは-1で、グリッド全体が移入されると更新が発生します。30に設定した場合は、30行が入力されると、更新がトリガーされます。その後、次の30行を使用して続行されます。
<Source Server>および<Target Server>は、ソース・サーバーと宛先サーバーが異なる場合に使用します。同じ場合は、""をプレース・ホルダとして使用する必要があります。
<Where MDX>は、スクリプトに対する引数を指定する場合に使用します。
カスタム定義関数が実行されるJVMのメモリーを増やすには、Oracle Essbaseのopmn.xmlファイルを編集し、ESS_JVM_OPTION1の値プロパティの数を変更します。次の入力により、JVMに対して256 MBのメモリーが設定されます: <variable id="ESS_JVM_OPTION1" value="-Xmx256M"/>
例:
RUNJAVA com.hyperion.calcmgr.common.cdf.MDXDataCopy
"vta2a536uC/wyX8jM2GlHA==" /* key */
"qza9xZxUX+srS1GrlR2Qboeq77InwkNSQSvBHLO2siidSEglMndoIpneZVPK0tWt" /* user */
"eldizBRIyqdPdXl9Bpu/HIE+YIgvRBa59aTjTDWpWM0T+ZEPjF+zyINfE0KHX0qP" /* password */
"Sample" /* from application */
"Basic" /* from database */
"Samp2" /* to application */
"Basic" /* to database */
"crossjoin({[Jan],[Feb],[March]},{[Budget]})" /* MDX that defines the column members */
"crossjoin(crossjoin({[Sales]},{[100].CHILDREN}),{[Connecticut]})" /* MDX that defines the row members */
"Jan,Feb" /* source member mappings */
"January,February" /* target member mappings */
"VP, IT" /* Target POV columns, members from dimensions that do not exist on the source*/
"-1" /* rows per page */
"c:\\Temp\\cpdata3.log"; /* log file could be empty */
"" /* source server */
"" /* destination server */
""/* where MDX */
@CalcMgrMDXDataCopyRPTを使用したデータベース間でのデータのコピー@CalcMgrMDXDataCopyRPTは、MDXスクリプトを使用して、データベース間で実行時プロンプトを使用してデータをコピーします。
実行時プロンプトは次の引数に使用できます。
これらの引数に変数を使用するのではなく、$1、$2、$3などを使用します。引数で、@LIST関数を使用してこれらの変数を渡します。最初の引数の入力で$1を、2つ目の引数の入力で$2を、というように置き換えます。
例:
FIX ("FY14", {Scenario}, {Version}, {Department})
"Jan" (
@CalcMgrMDXDataCopyRTP(
"fht1qmevLWMqKSHF2yusKS",
"py9FTBsRCwp8afii9ntCAwSvVUXr3oZbxpxFMqobx5Jwkt34Cfxvhs21z4WmG9KT",
"KvwlKgs56Coi1HQsrk1UwiVi9zyoE+Llel4BrYBHiJz9PF6ZDVQ/rF5taip707CL",
"Vision",
"Plan1",
""
"ASO_401",
"ASO_401",
""
"{[$1]}" ,
"NON EMPTY (Crossjoin({Descendants([&QRFPer1],[Period].Levels(0)),Descendants([&QRFPer2],[Period].Levels(0)),Descendants([&QRFPer3],[Period].Levels(0)),Descendants([&QRFPer4],[Period].Levels(0))},
Crossjoin({[&QRFYr1],[&QRFYr2],[&QRFYr3],[&QRFYr4]},Crossjoin({[$3]}, Crossjoin(Descendants([P_TP],[Product].Levels(0)),{[Units],[5800],[9000]})))))",
"([$2])",
"",
"",
"",
""
"-1",
@LIST(@name({Scenario}),@name({Department}),@name({Version})),
"c:/Temp/CM_DCopyVW1.log"
);
)
ENDFIX
@CalcMgrMDXExportを使用したデータベースからのデータのエクスポート@CalcMgrMDXExportは、MDX式を使用してデータをエクスポートします。この関数は、ブロック・ストレージ・アプリケーションの計算スクリプトを使用して集約ストレージ・データベースからデータをエクスポートする場合に使用します。@CalcMgrMDXExportでは、暗号化されたトークンの生成に、calcmgrCmdLine.jarを使用して暗号化されたユーザー名およびパスワードを使用します。たとえば、ユーザーadminを暗号化するには、java -jar calcmgrCmdLine.jar -encrypt -key vta2a536uC/wyX8jM2GlHA== adminを使用します
注意:
列および行の軸のみを持つMDX式がサポートされています。
構文:
RUNJAVA com.hyperion.calcmgr.common.cdf.MDXExport
<KEY used to encrypt user name and password>
<Encrypted user name>
<Encrypted password>
<Export file>
<Application>
<Database>
<Server>
<MDX expression that defines column members>
<MDX expression that defines row members>
<Separator>
<#MISSING Value>
<Use Unique Name> "true" or "false"
<Use Alias Name> "true" or "false"
<Supress Zeros> "true" or "false"
<Show Row Headers> "true" or "false"
/* where mdx */
/* source member mappings */
/* target member mappings */
例:
RUNJAVA com.hyperion.calcmgr.common.cdf.MDXExport
"fht1qmevLWMqKSHF2yusKS" /* key */
"py9FTBsRCwp8afii9ntCAwSvVUXr3oZbxpxFMqobx5Jwkt34Cfxvhs21z4WmG9KT" /* user */
"KvwlKgs56Coi1HQsrk1UwiVi9zyoE+Llel4BrYBHiJz9PF6ZDVQ/rF5taip707CL" /* password */
"c:\\Temp\\export_W1.txt" /* export file */
"Vision" /* source application name */
"Plan1" /* source Database name */
"server1" /* server */
"{[Actual]}" /* columnAxisMDX */
"NON EMPTY (Crossjoin({Descendants([&QRFPer1],[Period].Levels(0)),Descendants([&QRFPer2],[Period].Levels(0)),Descendants([&QRFPer3],[Period].Levels(0)),Descendants([&QRFPer4],[Period].Levels(0))},
Crossjoin({[{Department}]},
Crossjoin({[&QRFPer1],[&QRFPer2],[&QRFPer3],[&QRFPer4]},
Crossjoin({[{Version}]},CrossJoin({[Basedata]},
{[Units],[5800],[4110]}))))))" /* row AxisMdx */
"," /* separator */
"" /* #MISSING */
"false" /* use unique name */
"false" /* use alias name */
"true" /* suppress zero’s */
"true" /* show row headers */
"{[P_000]}" /* where mdx */
"Jan, Feb, Mar" /* source member mappings */
"January, February, March" /* target member mappings */
@CalcMgrMDXExportRPTを使用したデータベースからのデータのエクスポート@CalcMgrMDXExportRPTは、MDXスクリプトを使用して、キューブから実行時プロンプトを使用してデータをエクスポートします。
実行時プロンプトは次の引数に使用できます。
これらの引数に変数を使用するのではなく、$1、$2、$3などを使用します。引数で、@LIST関数を使用してこれらの実行時プロンプトを渡します。最初の引数の入力で$1を、2つ目の引数で$2を、というように置き換えます。