集約ストレージ・データベースの圧縮の見積りを表示できます。ディスクのデータベースのサイズに関連する圧縮の見積りは、どのディメンションが圧縮ディメンションとしてタグ付けされているかに応じて異なります。
「圧縮ディメンションの変更」ダイアログで、各データベース・ディメンションに関する情報が一連の列に表示されます:
ディメンション名
保管されたレベル0メンバー - 保管されているレベル0メンバー数
平均バンドルの入力 - 圧縮ディメンション・バンドル当たりの見積り平均値数
平均値の長さ - 値の保管に必要な見積り平均バイト数
想定されるレベル0サイズ(MB) - 圧縮データベースの見積りサイズ
デフォルトでは、集約ストレージ・データベースの圧縮ディメンションは勘定科目ディメンションです。圧縮ディメンションを変更すると、データベース全体の再構築がトリガーされます。Oracle Essbaseでは、圧縮ディメンションは単一の動的階層である必要があります。ディメンションに異なる階層設定(複数の階層など)がある場合は、単一の動的階層に自動的に設定されます。元の階層設定は失われます。(別のディメンションを圧縮ディメンションとして設定しても、元の階層設定には戻されません。)属性ディメンションを圧縮ディメンションにはできず、属性が関連付けられているディメンションを圧縮ディメンションにすることもできません。
圧縮ディメンションの選択は、パフォーマンスに大幅に影響を与える可能性があります。圧縮ディメンションの適切な候補は、取得のパフォーマンスを維持しながらデータ圧縮を最適化するものです。このトピックでは、最適な圧縮ディメンションの選択に関する情報を提供します。
次の条件を満たすディメンションを、圧縮ディメンションとして選択できます:
圧縮ディメンションは、動的なディメンションである必要があります。
圧縮ディメンションは、単一の動的階層を含んでいる必要があります。
圧縮ディメンションには、属性が含まれていない必要があります。
注意:
集約ストレージ・データベースのアプリケーションにのみ圧縮ディメンションを選択できます。
圧縮ディメンションを選択するには: