式の構文チェック

保存する前に、次の点について式の構文が検証されます。

  • 関数名が正しいこと。

  • プロパティ名が正しいこと。

  • 開きカッコと閉じカッコの数が等しいこと。

  • 関数ごとに、実際のパラメータ数が所定のパラメータ数以上であること。

Concatなどの関数の場合、パラメータ数に指定はありません。パラメータ数の検証では、実際のパラメータ数が所定のパラメータ数と同じかそれ以上であることを確認します。したがって、パラメータ数が多い場合にはエラーにならず、少ない場合にのみエラーになります。

構文の検証で式は評価されないため、無効な定数を入力した場合にはエラーが発生する可能性があります。たとえば、IntToStr(ABC,3)は構文の検証にパスしますが、Data Relationship Managementアプリケーションでエラーが生成されます。このタイプのエラーを回避するには、保存する前にそれぞれの式を評価する必要があります。