プロパティを他のプロパティの変数として使用

Data Relationship Managementでは、ネストした関数の組合せを使用して他のプロパティまたはノードとリテラル値を参照できるため、結果として長く複雑な式になることがあります。別のプロパティ定義を使用して式のロジックをモジュール化すれば、同じ結果を得るために必要な式の構文を単純化できます。この方法を利用すれば、式の管理は大幅に簡単になります。

また、同じプロパティ定義内で、あるいは特定のノードに対する複数のプロパティ定義にまたがって、式が同じデータを評価したり、何度も同じ計算を実行することが可能です。このロジックをはるかに大きい式に埋め込む、またはプロパティ定義内で実装すると、このような評価と計算が複数回実行されるため、プロパティの計算を必要とする操作のパフォーマンスに影響することがあります。別々のプロパティ定義の中で重複する式ロジックを切り分け、冗長な処理を最小限に抑えることができます。