スクリプトを使用した検証

スクリプト検証クラスを使用すると、検証に動的スクリプトを使用できます。いくつかの異なる検証レベルがあり、その中にはパラメータが複数存在するものもあります。検証レベルとパラメータを次に示します:

レベル

パラメータ

説明

任意のレベル

検証

現在実行中の検証に関する情報を提供します

階層

階層

検証する階層のHierarchyObject

GlobalNode

ノード

検証するグローバル・ノードのNodeObject

ノード

ノード

検証するノードのLocalNodeObject

削除

ノード

検証するノードのNodeObject

移動

ノード

移動するノードのLocalNodeObject

移動

移動に関する情報を含むオブジェクト:

OldParent––元の親のLocalNodeObject

NewParent––宛先の親のLocalNodeObject

IsPost/IsPre––移動の直前または移動の完了直後に、このスクリプトが実行されているかどうかを示します。スクリプトは通常、移動前に1回、移動後に1回の2回実行されます。

Values––移動前のフェーズ中に、単純なキーと値のペアがこのオブジェクトに格納されます(たとえば、Values["key"] = "value")。これらの値が存在する場合、移動後のフェーズ中に、移動前の状態に関する情報を格納し、移動後の状態と比較することができます。すべての値がString、NumberまたはDateオブジェクトに変換されます。複雑なオブジェクトは現在サポートされていません。

マージ

ノード

削除または非アクティブ化するノード

マージ

マージに関する情報を含むオブジェクト:

Target––マージのターゲットのNodeObject

IsInactivate––非アクティブ化操作の場合はTrue

IsDelete––削除操作の場合はTrue

バージョン

バージョン

検証するバージョンのVersionObject