スクリプト・タイムアウトの設定

エンジンが過度にロックされないよう、値を戻さずに長時間実行されるスクリプトは、タイムアウト設定に基づいて終了されます。スクリプト・タイムアウトは、プロパティ定義および検証ごとに設定できます。

タイムアウトは実行コンテキストごとにであるため、エクスポートで100ノードのスクリプト・プロパティをエクスポートしていて、そのプロパティのタイムアウトが30秒に設定されている場合、各ノードでのプロパティの検証に30秒かかるため、そのエクスポートには最大50分かかります。ただし、スクリプト・プロパティで別のスクリプト・プロパティが呼び出される場合には、タイムアウトは増加しません。たとえば、PropAのタイムアウトが10秒、PropBのタイムアウトが20秒で、長時間の計算を開始するPropBをPropAが呼び出した場合、10秒が経過すると、元のタイムアウトが過ぎているためPropAの検証は終了します。