無限ループの防止

無限ループ(スタック・オーバーフローとも呼ばれる)に陥るスクリプトは、サーバー・プロセスが予期せず終了する原因となる重大なエラーです。Data Relationship Managementはそのようなスクリプトが実行されないよう試みますが、自己参照を行うスクリプトや再帰的なスクリプトを記述する際には注意が必要です。本番環境にデプロイする前に、開発環境で必ず新しいスクリプトをテストしてください。

無限にループするスクリプトの簡単な例を次に示します。スクリプトにそのスクリプト自体の呼出しが含まれていますが、実行が終了されないため、関数を実行しているエンジンが、最終的にリソース不足で停止します。最後に、スクリプトではData Relationship Managementエンジンが呼び出されないため、オーバーフローを捕捉してスクリプトを停止する機会がありません。

function badFunc(a) { badFunc(a); }
badFunc("oops");