Planning次元メンバーシップの管理

メンバーシップ・プロパティは、Planning次元メンバーとして管理およびエクスポートされる必要があるノードをData Relationship Managementでフラグ設定するために使用します。メンバーシップ・プロパティを使用して、Data Relationship Management階層内のノードのサブセットのみをPlanning次元のメンバーとして含めることができます。

Planning次元に含める階層では、最上位ノードまたはノードを更新してPlanningメンバーシップ(HP.Membership)を定義する必要があります。デフォルトでは、これは「該当なし」に解決されます。「該当なし」のメンバーシップを持つすべてのノードは、Planningシステムに提供されるアウトライン・ロード・ユーティリティ・ファイルを生成するエクスポートからフィルタされます。

メンバーシップ・プロパティで使用可能な値は、次のとおりです。

  • 該当なし

  • ディメンション

  • 親メンバー

  • 基本メンバー

次元と同じ最上位ノードを持つ階層では、最上位ノード・メンバーシップ・プロパティは、「ディメンション」に設定する必要があります。最上位ノードまたはノードが次元メンバーである階層では、メンバーシップを「親メンバー」に設定します。

また、ソート順が必要な場合、「ソート順」プロパティを示すように階層の「階層のソート順」プロパティを構成する必要があります。

ベスト・プラクティスとして、必要に応じて簡単に元の状態に戻れるように、事前定義されたインポート・プロファイルのコピーを作成し、そのコピーを使用して変更することをお薦めします。オリジナルが失われたり削除された場合、アプリケーション・テンプレートから再ロードできます。

 Planning次元メンバーシップを割り当てるには:

  1. Planning次元に割り当てられた階層を開きます。

  2. 階層内のノードを選択し、「カテゴリ」から「Planning」を選択します。

  3. Planningメンバーシップ・プロパティを選択します。

  4. 次のいずれかの操作を行います:

    • ノードおよびその子孫をPlanning次元のメンバーとしてマークするには、メンバーシップ・プロパティ値を「親メンバー」に設定します。

    • 子を持つノードをPlanning次元の最下位メンバーとしてマークするには、メンバーシップ・プロパティ値を「基本メンバー」に設定します。

      注意:

      ノード・メンバーシップを「基本メンバー」に設定すると、その下位のノードは「該当なし」になります。これにより、Planningアプリケーションから分岐の最下位セクションをフィルタして除外できます。

「Planning次元の自動メンバーシップ」を参照してください。