EPM次元の定義および構成

Data Relationship Management階層、ノードおよびプロパティは、Performance Management Architectにインポートするために次元に編成されます。この情報は、共有次元として共有ライブラリにロードしたり、ローカル次元として個々のEPMアプリケーションにロードできます。Performance Management Architectアプリケーション・テンプレートには、共有ライブラリおよび各EPMアプリケーション・タイプごとに階層レベルの次元プロパティが含まれます。これらのプロパティは、EPM次元により階層の関連付けおよび編成に使用されます。1つのバージョンの各階層は、共有ライブラリまたは特定のアプリケーション・タイプの1つの次元にのみ割り当てることができます。各種アプリケーション・タイプの様々な次元に1つの階層を関連付けることができます。

次元プロパティは、Data Relationship Managementアプリケーションで定義された階層グループを参照します。これらのプロパティは、次の2通りの方法で階層に対して移入できます。

  • プロパティ・グリッドでプロパティの値として階層グループを選択します。

  • 「階層」メニューの「グループへの割当て」メニュー項目を使用して、階層グループに階層を割り当てます。

次元プロパティの選択可能な階層グループのリストは、プロパティ定義の値リストを有効にすることで、特定のサブセットに制限できます。

Data Relationship Managementで定義されたEPM次元には、Performance Management Architectへのインポート用に次元タイプも指定されている必要があります。Performance Management Architectアプリケーション・テンプレートには、この構成を処理するための階層レベルの次元タイプ・プロパティが含まれます。各次元タイプ・プロパティの説明により、サポートされているタイプが識別されます。

 Data Relationship ManagementでEPM次元を定義および構成するには:

  1. バージョンを選択します。

  2. 「階層」タブで、「グループ化基準」から適切なグループ(HP次元など)を選択し、次に階層を選択します。

  3. 「プロパティ」タブで、カテゴリとして「EPM Architect」を選択します。

  4. 「値」で、次元プロパティ(HP次元など)を階層グループのいずれかに設定します。

    注意:

    対応する次元タイプ・プロパティは、次の手順で参照値を追加するまで移入されません。

  5. 対応する次元タイプ・プロパティ(HP次元タイプなど)を右クリックして、「リスト値の編集」を選択します。

  6. 参照キーと結果値を追加して、「OK」をクリックします。次元タイプに割り当てられる値は、結果値です。

    注意:

    HP次元(階層グループ名)に割り当てられた値が参照キーとして存在しない場合、HP次元タイプ・プロパティには何も割り当てられず、階層はエクスポートに使用できません。