Data Relationship ManagementとFinancial Data Quality Managementの使用

Data Relationship Managementは、財務マスター・データ・エンティティの管理に使用されます。これには、E-Business Suite (EBS)、Peoplesoft (PS)、およびFusion Financials(FS)などのERPシステムの一般会計で使用される、勘定体系値および階層が含まれます。また、Data Relationship Managementは、これらのERPシステムからの取引データをソースとして使用する、Financial Management、Planning、およびEssbaseなどの、EPMアプリケーションのディメンション・メンバーおよび階層の管理にも使用されます。Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionは、これらのERPシステムからOracle EPMアプリケーションに取引データをロードするために使用されます。

ターゲットEPMアプリケーションのディメンションと粒度がソース・システムと一致しない場合は、ERPシステムからEPMアプリケーションに取引データが正しく転送およびロードされるように、ソースとターゲット間のマッピングを定義する必要があります。FDMEEには、ソースERPのセグメント値とターゲットEPMのディメンション・メンバー間の明示的またはルール(範囲、ワイルドカード、スクリプト)を使用したマッピングを管理するための、ネイティブ機能が用意されています。Data Relationship ManagementがEPMアプリケーションのディメンション・メンバーのマスターとして使用される場合、Data Relationship Managementは、ERPセグメント値からこれらのディメンション・メンバーへのマッピングを管理し、取引データのロード・プロセスで使用するためにFDMEEに対する変更の同期も行います。

Data Relationship Managementで明示的なマッピングを保守する主な利点は、変更時に各マッピングの整合性を検証し、監査情報を記録できることです。これをFDMEEでのルールベースのマッピングで行うのは、簡単ではありません。Data Relationship Managementの階層から祖先関係を使用して、複数の値を同時にマップできます。または、複数選択と問合せ/比較を使用して、複数の値を同時にマップできます。

FDMEEの場所ごとに、明示マッピングとルールベース・マッピングのどちらを使用するかを決められます。ルールベース・マッピングが望ましい場合は、マッピングにFDMEEを使用します。マッピングの管理にData Relationship Managementを使用し、GLセグメント値やEPMディメンション・メンバーもData Relationship Managementで管理する場合は、Data Relationship Managementで明示マッピングを使用し、これらのマッピングをFDMEEにロードします。