既存のすべてのアプリケーションのリポジトリ情報を更新する必要があります。以前のData Relationship Managementリリースからアプリケーションをアップグレードしたり、現在のリリースからアプリケーションをコピーできます。
注意: | 次の手順は、一般的なアップグレード・パスを示しています。アップグレードには複数のパスが存在するため、次の手順のすべてを適用できないアップグレード・パスもあります。 リリースに固有のアップグレード情報については、11.1.1.xのリポジトリ・アップグレード・パスおよび11.1.2.xのリポジトリ・アップグレード・パスを参照してください。 |
既存のData Relationship Managementアプリケーションをアップグレードするには:
「スタート」、「プログラム」、「Oracle EPM System」、「Data Relationship Management」、「構成コンソール」の順に選択します。
アップグレードするアプリケーションを選択するか、アップグレードする新規アプリケーションを追加します。
注意: | Data Relationship Managementサービスを開始する前に、既存のすべてのアプリケーションに関するリポジトリ情報を更新する必要があります。 |
新規リポジトリの作成
既存のリポジトリのコピーまたはアップグレード
データベース・プロバイダを選択します(「Oracle」または「SQL Server」)。
アップグレードされたリポジトリが存在するターゲット・データベースへの接続を入力します。
データベース・スキーマおよびデータ・ファイルを作成する権限を持つ管理者のユーザーIDおよびパスワードを入力します。
オプション: 「接続のタイムアウト」には、試行を取り消してエラーを生成するまでに接続が開くのを待機する秒数を入力します。デフォルト値は60秒です。「コマンドのタイムアウト」には、コマンドを取り消してエラーを生成するまでにコマンドの実行を待機する秒数を入力します。デフォルト値は900秒です。
注意: | タイムアウト値をゼロに設定すると、タイムアウトは使用されません。これらの設定はdrm-config.xmlに保存され、エンジンによって起動時に使用されます。大規模操作(大規模なバージョンの削除など)を実行するには、「コマンドのタイムアウト」をデフォルトより大きい値に設定します。 |
注意! | タイムアウトを発生させないようにするには、「コマンドのタイムアウト」をゼロに設定します。 |
「接続のテスト」をクリックします。
バージョン - アップグレードするバージョンを選択し、アップグレードに含めないバージョンを選択解除します。
エクスポート - アップグレードするエクスポートのファイル接続、データベース接続および組込み接続を設定します。画面の最上部ですべてのエクスポートを変更するか、個々のエクスポートを変更します。
ブック - アップグレードするブックの前ファイル接続、後ファイル接続および結合ファイル接続を設定します。画面の最上部ですべてのブックを変更するか、個々のブックを変更します。
インポート - アップグレードするインポートのインポート・ファイル接続を設定します。画面の最上部ですべてのインポートを変更するか、個々のインポートを変更します。
無効なプロパティ参照 - これらのプロパティ参照は、無効であり、アップグレード後に予期しない動作が発生する可能性があります。
Oracle Databaseの場合、次の手順に進んでください。
SQL Serverデータベースの場合、SQL Serverデータベースの作成に進んでください。
「リポジトリ・ユーザーとデータ・ファイル設定」ページで、Data Relationship Managementリポジトリのスキーマ所有者として作成するユーザーIDおよびパスワードを入力します。
デフォルト表領域設定を受け入れるか、変更を加えて「次」をクリックします。リポジトリのデフォルト・サイズの詳細は、データ分析を参照してください。
注意: | データ、インデックス、トランザクションおよびプロパティには専用の表領域を使用することを強くお薦めします。デフォルト表領域の名前は、すでに使用中である可能性があり、新しい表領域の名前を指定しない場合は再利用されます。 |
「アプリケーション管理者の作成」ページで、管理者ユーザーのパスワードを入力して「次」をクリックします。
注意: | デフォルト管理者ユーザーはADMINですが、デフォルト管理者ユーザーを変更することもできます。 |
注意! | 11.1.2.xアプリケーションをアップグレードする場合、既存のADMINユーザーのパスワードはここで入力したパスワードによって上書きされません。 |
「リポジトリ確認の作成」ページで、設定を確認して「次」をクリックし、作成プロセスを開始します。
データベースが作成されると、成功メッセージが表示されます。
「リポジトリ確認のコピー」ページで、設定を確認して「次」をクリックし、コピー・プロセスを開始します。
データベースがコピーされると、成功メッセージが表示されます。
ヒント: | リポジトリの作成、コピーおよびアップグレードの情報は、リポジトリ・ウィザードのログに書き込まれます。ウィザードの「リポジトリの操作の完了」ページの「ログの保存」をクリックし、ログ・ファイルを保存します。 |
「リポジトリの操作の完了」画面で、「終了」をクリックします。
設定を確認できるコンソールのメイン画面に戻ります。
追加のアプリケーション構成タスクについては、次を参照してください: