Oracle Data Relationship Management

リリース11.1.2.4.000 パッチ・セット更新(PSU): 11.1.2.4.340

Readme

このパッチについて. 1

パッチ・タイプ. 2

サポートされているこのパッチへのパス. 2

前提条件. 2

Oracle Repositoryのための新規ユーザー権限. 2

必要なユーザー権限. 3

メモリー構成. 3

Enterprise Performance Management Architectのパッチ. 3

サポートされているプラットフォーム. 3

サポートされている言語. 3

このパッチでの新機能. 4

共通ユーザー・プロビジョニング 4

Financial Data Quality Managementとの統合 4

ワークフロー手順内のハイパーリンク 4

暗黙的共有ノードの拡張検索 4

一意のプロパティ検証での共有ノードの除外 4

このパッチで修正された問題. 4

パッチ11.1.2.4.330で修正された問題. 6

パッチ11.1.2.4.321で修正された問題. 8

パッチ11.1.2.4.320で修正された問題. 8

パッチ11.1.2.4.311で修正された問題. 10

パッチ11.1.2.4.310で修正された問題. 10

パッチ11.1.2.4.302で修正された問題. 12

パッチ11.1.2.4.301で修正された問題. 12

このパッチでの既知の問題. 14

Data Relationship Managementに対するこのパッチの適用 16

Data Relationship Managementに対するこのパッチの適用. 16

Data Relationship Managementに対するこのパッチのロール・バック 17

Data Relationship Management Analyticsに対するこのパッチのロール・バック. 17

 

このパッチについて

このReadmeファイルでは、このパッチで修正された問題と、このパッチを適用するための要件および手順について説明します。

注意: 次の要件を注意深く読んで、理解してください。要件を満たしていない場合、パッチの適用により、サービスが中断したりデータが失われるなど、アプリケーションが正しく動作しないことがあります。このパッチをインストールまたは適用する前に:

システム構成(製品バージョン、パッチ・レベルおよびプラットフォーム)がReadmeで指定されている構成と正確に一致していることを確認してください。

パッチ・タイプ

このパッチ・セット更新(PSU)は完全インストールが必要です。このパッチは、新しいマシンにインストールすることも、既存のインストールを置き換えることもできます。

このパッチで既存の11.1.2.4.xインストールが置き換えられる場合、Hyperion Foundation Servicesなどの関連ドキュメントに影響はありません。 ただし、11.1.2.4.x以前のリリースからのアップグレードにはFoundation Servicesの11.1.2.4へのアップグレードが必要になります。

これは、11.1.2.4.000リリースに対する8番目のパッチです。

サポートされているこのパッチへのパス

このパッチは、次のリリースのData Relationship Managementに適用できます。

リリース・アップグレード・パス: 次から開始

次へ

リリース11.1.2.x

リリース11.1.2.4.340

リリース11.1.1.4.x

リリース11.1.2.4.340

リリース11.1.1.0.xから11.1.1.2.xまで

リリース11.1.2.4.340

複数のリリースが含まれている環境(1つのShared Servicesのインスタンスが含まれている環境、または2つのShared Servicesのインスタンスが含まれている環境も該当します)

『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストレーションおよび構成ガイド』の、EPM System製品のアップグレードの章の、複数のリリースを含む環境からのアップグレードに関する項を参照してください。

注意:    

それよりも前のリリースから開始する場合は、開始リリースからのアップグレードを直接サポートする最高レベルのリリースにアップグレードすることをお薦めします。

Foundation Servicesおよびその他のEPM System製品のサポートされているアップグレード・パスについては、『Oracle Enterprise Performance Management System Readme』を参照してください。

 

前提条件

Oracle Repositoryのための新規ユーザー権限

11.1.2.4.330以前のData Relationship Managementリリースからアップグレードする場合、リリース11.1.2.4.340をOracleリポジトリで使用するために追加のデータベース権限が必要です。  リポジトリに「更新の適用」プロセスを実行する前に、既存のスキーマ所有者に2つの追加権限を付与する必要があります。
GRANT CREATE TYPE、CREATE SEQUENCE TO <user>;

この手順は、11.1.2.4.330からアップグレードする場合、または新しいOracleリポジトリを作成する場合は新規ユーザーに権限が自動的に適用されるため必要ありません。  この手順は、SQL Serverリポジトリを使用する場合も必要ありません。

必要なユーザー権限

パッチを適用するユーザーは、EPM System製品のインストールと構成を行うように設定されたユーザーである必要があります。必要なユーザー権限は次のとおりです。

Windows:

ローカル管理者権限を持ち、インストールと構成用に設定されたユーザー・アカウントを使用します。このユーザーは管理者にしてください。また、マシンにインストールされたすべてのEPM System製品に対して同じにする必要があります。このWindowsユーザーには、次のローカル・ポリシーを割り当てる必要があります。

·        オペレーティング システムの一部として機能

·        走査チェックのバイパス

·        バッチ・ジョブとしてログオン

·        サービスとしてログオン

Oracle Data Relationship Managementインストーラを正常に実行するには、「管理者として実行」を選択する必要があります。

メモリー構成

適切なパフォーマンスを確保するために、DRMサーバー上のWindowsページファイルのサイズは、システム・メモリーの増加を最大1.5倍まで許容できる状態で、システム・メモリーを少なくとも1.1倍にすることをお薦めします。  64GBを超えるなど、システム・メモリーが大きい場合、ページファイルはシステム・メモリーの1.1倍に維持できます。  ページファイルのサイズがこれよりも小さいと、パフォーマンス上および機能上の重大な問題が発生する可能性があります。

Enterprise Performance Management Architectのパッチ

正常にData Relationship ManagementとEnterprise Performance Management Architectを統合するために、次のパッチを適用する必要があります:  Oracle Enterprise Performance Management Architect、Fusion Edition Release 11.1.2.4.000 Patch Set Exception (PSE) 22078964.

サポートされているプラットフォーム

すべてのサポートされているプラットフォームに適用されます。  Data Relationship Management AnalyticsをOracle Database 11.2.xで使用する場合、必要な最小のパッチ・レベルは11.2.0.4です。

サポートされている言語

このパッチは、Oracle Data Relationship Managementのリリース11.1.2.4.320でサポートされているすべての言語に適用できます。Oracle Enterprise Performance Management Systemでサポートされているプラットフォームのマトリクスは、http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.htmlにアクセスしてください。


 

このパッチでの新機能

共通ユーザー・プロビジョニング

Data Relationship Managementでは、LDAPおよびMicrosoft Active Directoryなどの外部ユーザー・ディレクトリでのHyperion Shared Servicesを使用したユーザーとグループのプロビジョニングをサポートしています。これらのディレクトリに定義されているユーザーおよびグループは、Shared Servicesに登録されているData Relationship Managementアプリケーションへのユーザー役割でプロビジョニングできます。  Shared Services内のプロビジョニング済ユーザー・グループは、ユーザー・メンバーシップを自動的に管理するために、ノード・アクセス・グループおよびプロパティ・カテゴリにマップできます。  共通ユーザー・プロビジョニングは、外部ユーザー認証にShared Servicesを使用するData Relationship Managementアプリケーションにオプションで使用可能です。

Financial Data Quality Managementとの統合

Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionとのパッケージ化された統合により、Data Relationship Managementを使用して、FDMEEでサポートされている、ERPソース・システムとEPMターゲット・アプリケーション間のディメンション・メンバー・マッピングを管理できます。  この統合の設定および使用の詳細は、『Data Relationship Management EPM統合ガイド』を参照してください。

ワークフロー手順内のハイパーリンク

ワークフロー・モデルの説明およびワークフロー・タスク手順では、関連するWebリソースへのカスタム・ハイパーリンクの使用が許可されており、Data Relationship Governance要求に参加しているユーザーをサポートできます。  Governanceユーザーは、Webクライアントの要求ページでこれらのリンクを表示し、指示に従ってターゲットのWebリソースに移動できます。

暗黙的共有ノードの拡張検索

Webクライアントの階層の参照ページにある検索機能には、検索結果の一部として暗黙的共有ノードを含めるオプションがあります。  このオプションは、共有ノードを使用する階層内のノードのすべてのインスタンスを検索するために使用できます。

一意のプロパティ検証での共有ノードの除外

一意のプロパティ検証クラスUniqueProp、VersionUniquePropおよびVersionUnique2Propを使用すると、共有ノードを検証から除外できます。構成可能なオプションが、これらのクラスを使用する検証に提供されています。

 

このパッチで修正された問題

不具合番号

修正された不具合

•16050672

検証の保存で警告メッセージが表示された後、正反対に保存されます。

•20555192

導出されたソート順でメンバーをシブリングとして追加するときのプロパティ・タイプ{0}が無効です。

•21208809

ユーザー・セキュリティが原因でパフォーマンスがエクスポートに影響します。

•21810750

Javascript検証をトリガーするアクション・スクリプトにパフォーマンスが影響します。

•21918004

完全インストールのかわりに個別のコンポーネントをインストールすると、ドキュメント・ファイルのみがApplication Serverコンポーネントに含められます。

•22241380

大きなフラット階層を参照する場合にパフォーマンスが影響します。

•22370818

送信されたプロパティを承認後までエンリッチ・ユーザーが表示できません。

•22518434

ノード・タイプ計算時にノード・セレクタダイアログにパフォーマンスが影響します。

•22526723

暗黙的に共有されたリーフ・ノードが階層に表示されません。

•22540494

一部の環境で、Oracleデータベースへの接続試行時にDRMコンソールが未対応の例外で閉じます。

•22547806

階層でリアルタイム移動の検証が有効になっているときにワークフロー送信が失敗します。

•22576102

バッチ・クライアントによるエクスポート実行で、バージョン・パラメータが正しいプロシージャを使用して処理されません。

•22609094

場合によって、情報目的で導出されたBooleanプロパティをData Governance Requestタスクに含めると、リクエスト送信時にプロパティが更新できないことを示すエラーが表示されることがあります。

•22658208

アクション・スクリプトを使用する場合、リスト・プロパティで空の値による更新が許可されます。

•22706145

Javascript式がCore.SharedMap_MDMの値を返せません。

•22743357

現在の表示にないノードの検索時に、見つかったノードが表示内にスクロールする必要があります。

•22782594

階層間の移動時に選択内容が同じノード内に保持されません。

•22813597

ワークフロー・タスク内のリスト・プロパティがIE11に正しく表示されません。

•22813726

ワークフロー内の一部のテキストがフランス語に翻訳されません。

•22835524

新しい検証をワークフロー・タスクに追加するときにプロパティ選択の問題があります。

•22893822

外部検索プロパティの作成がオブジェクト参照エラーになります。

•22910781

ノード・セレクタで、ユーザーがアクセス権を持つ必要のある移動用のノードが表示されません。

 

次の不具合は、Data Relationship Management Analyticsに対するこのパッチで修正されています。

不具合番号

修正された不具合

•22189920

自動コミットされるワークフロー・リクエストがAnalyticsモジュールに反映されません。

•22583344

Analyticsモジュールが管理対象サービスとして現在稼働していません。

•22649770

Analyticsのログイン・ページで、無効な資格証明の入力後に<Enter>キーを押すと、「サーバーの内部エラー」というエラー・ページが表示されます。

•22665638

特定のリージョン設定を使用すると、新しく追加したバージョン内の新規ノードが「成長」ダッシュボードに表示されない場合があります。

•22666625

Analyticsモジュールのアンインストール・プロセスを詳細にドキュメント化する必要があります。

•22916833

Data Mangerロールを持つユーザーは、「変更」ダッシュボードでノード・アクセス権の付与なしですべてのバージョンを表示できる必要があります。

 

パッチ11.1.2.4.330で修正された問題

不具合番号

修正された不具合

•19459973

リーフ・ノードが、別のリム・ノードの下に移動された後に一時的に表示されなくなることがあります。

•20619595、20638448

EPMA Exportが、#rootの値がオーバーライドされているときでも常にその値を階層の最上位ノードの親名にエクスポートします。

•21608251

ユーザーがAccess Managerロールを持つ場合、式関数NodeAccessGroups()が該当するグループのみではなくシステム内のすべてのノード・アクセス・グループを返します。

•21674316, 21786868

「生成エクスポート」で、祖先リストで見つかった暗黙の共有ノードが不正に処理されています。

•21690564, 22143793

階層グループに基づいたエクスポートでは、定義済の階層ソート順を使用する必要があります。

•21697854

新しいリスト値をプロパティ・グリッドからリスト・プロパティに追加しても新しい値が正しく保存されません。

•21848371

ファイルからリストアされたバージョンに既存の階層IDとの競合がある可能性があります。

•21915924

承認ユーザーが、送信ユーザーがシステムから削除された後にリクエストを表示できません。

•21961278

Internet Explorerを使用している場合、現在ロックされている既存のファイルへのエクスポートで無効なデータがダウンロードされます。

•22011949

ワークフロー・タスクで、ノード・セレクタダイアログがノード・アクセス・グループ・フィルタリングに基づいて正しく移入されない場合があります。

•22065377

ワークフロー・タスク経由で挿入する場合、新しい階層からの一部のプロパティ値が正しく表示されません。

•22120150

ワークフロー・タスクの送信ユーザーが、後続ステージの通知を不正に受信します。この通知は「担当者」にのみ送信される必要があります。

•22122789

「更新の適用」プロセスが、11.1.2.4.320で導入された新しいコンテンツに対して時間がかかりすぎています。

•22126839

階層ページをスプレッドシートにダウンロードするとき、完全に展開されていないブランチに対して空白の行が挿入されます。

•22160188

検証を削除するときに、依存性チェック・プロセスが原因でタイムアウト・エラーを受け取ります。

•22226260

ワークフロー・リクエストが親ノードの書式を完全に検証していません。

•22234176、21953276

一括挿入操作中に大きな値があった場合、システムが単一挿入モードのままになってバージョン保存操作に著しく長い時間がかかる可能性があります。

•22241395

移行の抽出ファイルでオブジェクト・アクセス・グループが「標準」のかわりに「システム」として表示されます。

•22262177、22514388

ファイルからリストアされたバージョンを保存すると、「ORA-02291: 整合性制約で違反がありました - 親レコードが見つかりません」が表示されます。

•22264989

移行の差分ファイルでオブジェクト・アクセス・グループが不正に「システム」としてリストされます。

•22307027

データ作成者ロールで時点バージョンの作成を許可できません。

•22331158

エクスポートに、導出されたオーバーライド可能な階層レベルのプロパティの値が含まれません。

•22497054

ワークフロー・リクエストが複数の挿入後にエラーになります:  "階層にノードがありません"

•22520386, 22546811

ノード・セレクタダイアログがページ2にノードを正しく表示していません。

•22526723

暗黙的共有ノードが暗黙的共有ノードの子孫の場合に正しく表示されません。

•22590522

バッチ・クライアント・エクスポートが、バッチ・クライアント・パラメータに指定されたバージョンのかわりにエクスポート・プロファイルで保存されたバージョン変数を使用しています。

•22609268

ユーザー定義のアーティファクトがリポジトリに追加されている場合、リポジトリのアップグレードは許可されません。

パッチ11.1.2.4.321で修正された問題

不具合番号

修正された不具合

•22114822

「系列バージョン」プロパティがベースライン・バージョンに不正に設定されていました。  これにより、バージョンを削除するときにエラーが発生する可能性があります: "DRM-12037: ベースラインまたは時点バージョンのプロパティを更新できません。"

•22176473

リポジトリ・アップグレード・プロセスで一部のノード統計が初期化されており、一部の環境で長い時間がかかる可能性がありました。  これらの値はまだ現在のリリースでは利用されていないため、アップグレード・プロセスのこの部分は現時点で削除されました。

•22198882

ユーザー名を作成するときにカンマとピリオドの文字は許可されていません。  以前のリリースでの動作と一致させるためにこれらの文字を許可する必要があります。

パッチ11.1.2.4.320で修正された問題

不具合番号

修正された不具合

•16478033

ユーザーが新しいドメイン・ノードを追加するためにドメインを選択できるようにします

•16499579

列/プロパティの選択を変更しても問合せ結果に反映されません

•16528292

ノードの移動時に監査が正しく記録されていません

•17476381

ブックに割り当てるエクスポートを複数選択できません

•17487528

問合せ結果の比較 - ツリー・ビューで前のバージョン詳細が表示されます

•18017867、20127325

IDのページが複数ある場合にワークリストIDが正しくソートされません

•18112008

リーフ・ノード要求がワークフロー内でIDでなく親ノード名を参照します

•19780378

ファイナライズ済バージョンからの階層をアクション・スクリプトによって削除できません

•19906665

重複の削除機能が正常に機能しない場合があります

•19925239

ユーザー・セッションが開いたままになります

•20026950

バージョンのリストア時に「INT16を読み取れませんでした」というエラーが発生します

•20332563

アクション・スクリプトによって二重引用符のペアがエスケープされません

•20359741

「ノードの選択」ダイアログで16番目のレベルより下が正常に表示されません

•20655175

APIコール: CREATEBOOK/UPDATEBOOKによってブックアイテムが追加されません

•20765610

大文字でない最上位ノードを作成できます(システム・プリファレンスの問題)

•20828266

新規ユーザーのデフォルトのプロパティ・カテゴリがDBで初期化されません

•21035822

時点バージョンの作成で比較エクスポートの実行時のタイムスタンプが間違って表示されます

•21049850

ロールの割当て時または割当て解除時にプロパティ・カテゴリが保持されます

•21123666

バージョンの参照/検索からのノード・プロパティの表示アイコンがグレー表示されます

•21186733

プロパティの変更を保存せずにページの表示を続けることを正常に選択できません

•21203005

階層グループが縮小されたままになりません

•21234341

リストア済バージョンの保存でエラーが発生します

•21239104

UPNAME SYS PREFがTrueのときに共有ノードを挿入するとオブジェクト参照エラーが発生します

•21288621, 21288654

Firefox 38.xのサポートに関連する問題

•21321591

CONTAINSを含む問合せが正常に機能していません(以前は、問合せ演算子"Contains"が、指定した文字列に対する文字列一致として機能しました。  現在、この演算子は指定された文字列をリスト・プロパティ内のメンバーとして検索します。)

•21322574

ワークフロー・タスクからの説明の削除が許可されます

•21349624

除外フィルタを使用した生成エクスポートが保存されません

•21365909

ショートカットでシステムに標準オブジェクトを認識させることができません

•21377199

OBJECTACCESS=SYSTEMがMDM_CONNECTのGENERALセクションの一部として機能しません

•21385233

バージョン・ファイルがインポートされないエラー: 同じキーを持つアイテムがすでにロードされています

•21423398

リストから選択するタイプの機能強化

•21495054、21785508

同時バッチ操作中にJavascriptプロパティに計算の間違いが表示されます

•21525113

「孤立」タブに孤立メンバーが表示されないが、250以上存在することがわかっています

•21613653

ファイルのアップロードと階層制限が同時に機能しません

•21635891

DRMタスク・マネージャのエラーが3分ごとに発生します

•21667465

バージョンを保存できません

•19931714

プロパティ定義でリスト・タブがロード中のままになります

•21288474

様々なトランザクション履歴問題

•20788128

一致しない引用符を含むインポート・フィールドが原因で、行解析が正しく行われないことがあります

•21113925

IE11でアイテムを追加しようとするとワークリスト・ページに戻ります

•21793777

少なくとも1つの有効なアプリケーションがないと、DRMサービスが適切に開始されません

•21748200

PROP.ORIGINのレポートが正しく行われません

パッチ11.1.2.4.311で修正された問題

不具合番号

修正された不具合

•21147577

APIを使用してユーザーに特定のロール(インタラクティブ・ユーザ、データ作成者、データ・マネージャ、アプリケーション管理者)を追加してから、GetUser()を使用してユーザー詳細を取得しようとすると、例外が返されます。

•21251134

データベースからバージョンをメモリーにロードするとき、関係の一部が適切にロードされないために、ノードが階層ノードではなく孤立ノードとしてロードされることがあります。この条件が存在するときにバージョンをファイルへバックアップしたりバージョンをコピーすると、孤立ノードでリストアされます。新しくバージョン・バックアップ/コピーを行って確認する必要があります。

 

パッチ11.1.2.4.310で修正された問題

不具合番号

修正された不具合

•14606340

Javaスクリプト・オブジェクトに対する依存性チェックが機能しません。

•17408364

ワークフロー・タスク・レベルでモデル・フィルタをオーバーライドできません。

•17910872

ワークフロー・タスクでの親ノードの選択がアルファベット順ではありません。

•18056283

検証スクリプトを保存できない場合があります。

•18454097

11.1.2.3.500でインストール・ウィザードによってIIS仮想ディレクトリがインストールされません。

•18634416

ノード・セレクタ・ポップアップのパフォーマンスの向上が必要です。

•18637380

EN-US以外では、浮動小数点のデフォルト値が小数点記号とともにリポジトリに保存されません。

•18856166

ワークフロー・クライアントで大きな階層を参照する際のパフォーマンスが遅くなります。

•19501118

DRMまたは移行クライアントでプロパティの依存性が正しく表示されません。

•19570351

行の追加後に要求が拒否された場合、送信ユーザーをコピーできません。

•19931727

マウスをプロパティの上に置くと修飾プロパティ名およびラベルが表示される機能が必要です。 

•20305345

生成エクスポートでパラメータ「祖先シーケンス番号」が正常に機能しません。

•20326714

11.1.2.3.304で、生成エクスポートによって異なる結果が生成されます。

•20347578

ワークフローに2つのアイテム  追加と挿入があります。  コミット・ステージで両方のノード名を変更できます。

•20563463

バルク・アップロード・フォームに(ラベルではなく)ワークフロー・タスク名が表示されます。

•20638160

アクション・スクリプトを使用する場合、リスト・プロパティでNull値が許可されます。

•20655175

CreateBook/UpdateBook APIコールによってブックアイテムが追加されません。

•20671302

階層ツリーの参照時にコンテンツの長さに基づいてコンテンツのサイズが変更されません。

•20701671

RemovePropアクションをDescriptionプロパティに適用してはいけません。

•20732255

新しい構造と一致しないブックのエクスポートでエラーがスローされません。

•20883082

3回以上連続して分割すると、要求が2つにしかなりません。

•20898220

DRM NET JNI Bridgeが初期化されてすぐにJava最大ヒープ・サイズに達します。

•20916928

コンソールでDRMを登録するときにDRM-61045エラーが発生します。

•21044462

同じ要求内の複数の要求アイテム間でプロパティがコピーされています。

•21051440

サービスが再開されるまでプロパティ定義表への変更が有効になりません。

•21078280

必要なグローバル・ノード・プロパティをワークフロー・タスクに含めると、文字列フィールドが無効になります。

 

パッチ11.1.2.4.302で修正された問題

不具合番号

修正された不具合

•20686185

データベースへの外部接続を使用してインポートを作成する場合、マップで表を使用できますが、ビューは使用できません。

•20689463

Webクライアントで使用されるASP.NETファイルの一時フォルダが11.1.2.4.301リリースでは別のディレクトリ(C:\ade\alm-git)に作成されていました。  11.1.2.4.302リリースをインストールすると、ファイルは正しい場所に置かれ、C:\ade\alm-gitディレクトリを削除できるようになりました。

•20700140、20722658

外部ユーザー認証のサポートで使用されるプロセス(drm-netjnibridge-host.exe)がWindows 2012環境で適切に開始されません。

•20724530

MSSQLでデータベース・ビューへの外部接続を作成する場合、保存時にエラーが発生します。

•20751745

予期されない引用符を含む値をインポートすると、警告メッセージが表示されずに行が誤って処理される場合があります。

 

パッチ11.1.2.4で修正された問題.301

不具合番号

修正された不具合

•20257241

一部のエクスポート・タイプでは、ノード選択の設定(「すべてのノード」、「リム・ノードのみ」、「リーフ・ノードのみ」)が正しく適用されません

•20305952

アクション・スクリプト・メッセージで、一部のフランス語の文字が正しく表示されません。

•20365524

同じノードを追加および削除するスクリプトで、オブジェクト参照エラーが発生する場合があります。

•20394117

元のバージョンを削除してから再作成した後で、同じ日付オフセットを持つ時点バージョンを作成することはできません。

•20412802

階層グループを選択して生成エクスポートを実行すると、エラー「DRM-23067: エクスポートは実行可能ではありません。」が発生します。

•20416861、20570176

要求を送信ステージにプッシュバックした場合、要求がどのノード・アクセス・グループにも割り当てられません。

•20447178

API経由でノード・タイプを削除して追加する際に、エラー「DRM-12150: 名前がxxxのノード・タイプはすでに存在します。」が発生します。

•20448761

glyph idに基づきglyph名を返す新しいWebサービス・コールが必要です。

•20466646

バージョンをコピーする際に、「ステータス」、「所有者」および「コピー時間」などのプロパティが正しく移入されない場合があります。

•20466820

要求を保存するまで、ユーザー名フィールドが添付ファイルに移入されません。

•20466966

ワークフロー・タスク・プロパティに対する階層グループの制約によって、選択に利用可能な階層が正しく制限されません。

•20474599

バージョンの削除の保留中にワークフロー・メタデータを削除できません。

•20507239

カスタム・プロパティを編集するためのノード・アクセス権が正常に適用されません。

•20507304、20538644、20554885

ノード・アクセス権が代替階層内のノードに正常に適用されません。

•20508420

選択した階層を、それらが存在しないバージョンにブレンドすると、エラー「DRM-21026: 無効なターゲット階層が指定されました」が発生します。

•20533476

ノード・データ・タイプ・プロパティに対する階層の制約が正しく保持されていません。

•20563793

子孫が重複する重複リム・ノードを含む階層をインポートすると、エラー「同じキーで異なる値の要素がすでに存在します」が発生します。

•20570738

要求内のいずれかのアイテムがリアルタイム検証に失敗すると、その要求の残りのアイテムは、すべてロールバックされずに引き続きコミットされます。

•20577231

請求解除アクションの要求アクティビティでユーザーが表示されません。

•20602901

比較結果のコンテキスト・メニューで同期を利用できません。

•20609598

ノードを兄弟として挿入すると、オブジェクト参照エラーが発生します。


 

このパッチでの既知の問題

Data Relationship Managementに対するこのパッチで注意すべき既知の問題は、次のとおりです。

不具合番号

説明

•23076347

外部ノード・アクセス・グループが、内部ユーザーの編集時に使用できます。

•23056836

非ASCII文字を使用したFDMEE統合(FDMEE Bug# 23051532)

ーゲット・アプリケーションおよび場所名に非ASCII文字を使用している場合、DRM のインポートまたはエクスポート・プロファイルが自動的に発生しません。回避策は、DRMで手動でインポート/エクスポートすることです

前提条件:
1.DRMが統合用に構成されている。
2.非ASCIIの場所を作成してステータスが「失敗」でも実行し、データが表にロードされている。
回避の手順は次のとおりです:
1. DRMにログインし、「インポート」に移動してFDMEEインポートを開き、「パラメータの編集」をクリックしてLOADIDの値を「メタデータ・ロード」の「プロセスID」に編集します。
2. 「実行」をクリックしてインポート・プロセスを手動で実行し、結果ステータスを確認します。
3. エクスポートの準備ができたら、エクスポート・プロファイルを開いて、エクスポートする「バージョン」を選択します。
4. 「パラメータの編集」をクリックしてLOCNAMEの値を場所の名前に編集して実行します。
5. エクスポートされた値をDB表のTDATAMAP_STGで確認します。

•21464822

サーバー・ロケールおよびブラウザ設定が英語以外に設定されている場合に、ワークフロー・リクエストに対するEメール通知が英語で表示されます。

•17883800

移行ユーティリティを使用してファイルをロードする場合、ファイルが変更されていなくても、ファイル・チェックサムで「見つかりません; ファイルが変更されている可能性があります!」と表示されます。

•16828903

DRMをインストールして起動した後、Webクライアントを開くと、
「HTTP Error 500.19 サーバーの内部エラー」というエラーが発生します。
これを解決するには、Webサイトdrm-web-clientがアプリケーション・プール"ASP.NET v4.0 drm_pool"を使用していることを確認してください。

•16339614

Oracleリポジトリを使用する一部の環境で、バージョンの保存などの操作のパフォーマンスが以前のリリースよりも低下する場合があります。この現象が発生するのはごく限られた構成に限られます。 

•13889243

コア子リストおよび子孫リストのプロパティで最初の100エントリのみが返されます。

•13789734

ノード・タイプのプロパティ検索で、存在するノードに対して「指定したノードが見つかりません。」というエラーが表示されます。

•11905795

Webサービスを介してJavaアプリケーションからの問合せを処理しようとすると、エラーが発生します。

Java Webサービスに提供するためにオブジェクトをSOAPとして直列化しようとすると、drm-api-adapterでこの問題が発生します。この問題を回避するには、drm-apiadapter.exe.configファイルの<system.serviceModel>セクションを編集します。

<behaviors>の<endpointBehaviors>で新しい動作を追加します:

<behavior name="httpBehavior">

<dataContractSerializer maxItemsInObjectGraph="2147483647"/>

</behavior>

この新しいhttpBehaviorを、<services>、<service

name="Oracle.Drm.APIAdapter" ...>の下にあるすべてのhttpエンドポイントに適用します。これを行うため、

behaviorConfiguration="httpBehavior"属性を追加します。

例:

<endpoint address = "Automator" name="IAutomatorMgr"

binding="basicHttpBinding"
bindingConfiguration="basicHttpConfiguration"

contract = "Oracle.Drm.Interfaces.IAutomator"

bindingNamespace="http://www.oracle.com/drm/"/>

これは次のようになります。

<endpoint address = "Automator" name="IAutomatorMgr"

binding="basicHttpBinding" behaviorConfiguration="httpBehavior"

bindingConfiguration="basicHttpConfiguration" contract =

"Oracle.Drm.Interfaces.IAutomator"

bindingNamespace="http://www.oracle.com/drm/"/>

この属性は、すべてのendpoint要素に挿入する必要があります。

•11668780

アップグレード後に、時点バージョンを含むTranslogエクスポートのバージョン・タイプを表示する方法がありません

•10648889

データベース名にドット演算子が含まれる場合、コンソールに操作が失敗したというエラーが表示されます

•10647639

アップグレード後、管理者パスワードが構成中に入力した値にリセットされません

 

Data Relationship Management Analyticsに対するこのパッチで注意すべき既知の問題は、次のとおりです。

不具合番号

説明

•22266880

Windows 2012でInternet Explorerを簡体字中国語(zh_CN)または繁体字中国語(zh_TW)で使用するとAnalyticsページが英語で表示されます。  これを解決するには、Web Logic ServerパッチARU17935230を適用する必要があります。

 

Data Relationship Managementに対するこのパッチの適用

この項には、このパッチのOracle Data Relationship Managementへの適用に関する重要な情報が含まれています。既存の11.1.2.4インストールを置き換える場合は、この手順に従ってください。新しくインストールする手順、または以前のリリースからアップグレードする手順は、『Oracle Data Relationship Managementインストレーション・ガイド』を参照してください。

このパッチ・リリースを適用するには:

1.    既存のData Relationship Managementアプリケーションをバックアップします。Data Relationship Managementサービスを停止する場合は、データベースのバックアップを実行する必要があります。

2.    .\DataRelationshipManagement\server\configディレクトリにあるdrm-config.xmlファイルのバックアップ・コピーを保存します。

3.    次の手順に従い、既存の11.1.2.4リリースをアンインストールします。

a.    Data Relationship Managementサービスを停止します。

b.    すべてのプロセスが停止していることを確認します。

c.    そのリリースのインストーラを実行し、「除去」オプションを選択します。

4.    新しいsetup.exeを実行して、このパッチ・リリースをインストールします。

5.    複数マシンの構成を使用している場合は、各マシンについて前述のアンインストールとインストールの手順を繰り返します。

6.    Oracleリポジトリを使用する場合、更新する各アプリケーションの現在のスキーマ所有者に対して次の文を実行します。

GRANT CREATE TYPE, CREATE SEQUENCE TO <user>;

7.    アプリケーション・コントローラ・マシンの構成コンソールで「アプリケーション」を選択し、すべての既存のアプリケーションについて「更新の適用」を選択します。

8.    Data Relationship Managementコンソールで行った構成の変更をすべて忘れずに保存します。

9.    Data Relationship Managementサービスを開始します。

Data Relationship Management Webサービス・アプリケーション(oracle-epm-drm-webservices.ear)をOracle Weblogicに再デプロイします。oracle-epm-drm-webservices.earファイルは%EPM_ORACLE_HOME%\products\DataRelationshipManagement\apiディレクトリにあります。

この手順が必要なのは、このパッチを適用している11.1.2.4.000インストールに、以前にWebサービス・アプリケーションがデプロイされている場合のみです。Oracle Enterprise Managerを使用した再デプロイの方法の詳細は、『Oracle® Fusion Middleware Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』のWebサービス・アプリケーションの再デプロイに関する項を参照してください。

Data Relationship Management Analyticsに対するこのパッチの適用

Data Relationship Management Analyticsモジュールをインストールするには、『Oracle Data Relationship Managementインストレーション・ガイド』で手順を参照してください。  Data Relationship Management Analyticsモジュールを以前のリリースからアップグレードするには、次の手順に従います。

1.    WLS管理サーバーを停止します。

2.    Oracle DRM管理対象サーバーを停止します。

3.    スクリプトupgrade.cmd (Windows)またはupgrade.sh (Linux)を実行します。

4.    リクエストされたEPM Domainの情報を入力します。

5.    WLS管理サーバーを起動します。

6.    Oracle DRM管理対象サーバーを起動します。

 

Data Relationship Managementに対するこのパッチのロール・バック

このパッチをロールバックするには:

1.    Data Relationship Managementがインストールされている各マシンで、setup.exeを実行し、「削除」オプションを選択します。

2.    「パッチの適用」の手順1で作成されたバックアップ・ファイルから、既存のOracle® Data Relationship Managementアプリケーションのデータベースをリストアします。

3.    drm-config.xmlファイルの保存済バックアップ・コピーを.\DataRelationshipManagement\server\configディレクトリに復元します。

4.    このパッチからのoracle-epm-drm-webservices.earパッケージをOracle Weblogic上にデプロイした場合は、oracle-epm-drm-webservicesアプリケーションのデプロイメントをアンデプロイする必要があります。

5.    以前のリリースを再インストールします。

Oracle Enterprise Managerを使用したアンデプロイの方法の詳細は、『Oracle® Fusion Middleware Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』のWebサービス・アプリケーションのアンデプロイに関する項を参照してください。

Data Relationship Management Analyticsに対するこのパッチのロール・バック

Data Relationship Management Analyticsモジュールをアンインストールするには、次の手順に従います。

1.    WLS管理サーバーが稼働していることを確認します。

2.    Oracle DRM管理対象サーバーを停止します。

3.    スクリプトuninstallAll.cmd (Windows)またはuninstallAll.sh (Linux)を実行します。

詳細は、『Oracle® Fusion Middleware管理者ガイド』の「アプリケーションのデプロイ」の項を参照してください。