保存したエクスポートは、エクスポート・ブックでグループ化してまとめて実行できます。これにより、一般的に使用される一連のエクスポートを個別に実行するかわりに1回のアクションで実行できます。また、ブックを使用することにより、複数のエクスポートの出力を単一の出力ファイルに結合できます。
注意: | ブック・エクスポートは、複数のバージョンを参照できません。ブックのすべてのエクスポートが同じバージョンを参照する必要があります。 |
ブックには、現行バージョンと旧バージョンの両方を指定する必要があります。
現行バージョンは、「バージョン」または「先バージョン」パラメータが必要な、ブックでのすべてのエクスポートに使用されます。
旧バージョンは、「元バージョン」パラメータが必要な、ブックでのすべてのエクスポートに使用されます。
ブックの「現行バージョン」および「旧バージョン」パラメータは、ブックでのエクスポートに構成されたすべてのバージョンを上書きします。これには、すべてのバージョン・タイプが含まれます(標準、ベースライン、時点、変数)。
「オブジェクトのアクセス権」から、カスタム・グループまたは次のいずれかを選択します:
ユーザー--個別ユーザーのみが表示および実行できる個人オブジェクト。
標準--すべてのユーザーが表示および実行できるパブリック・オブジェクト。
システム--アプリケーション管理者役割ユーザーのみが表示および実行できる制限オブジェクト。
注意: | 選択するアクセス・レベルに応じて、使用可能なエクスポートのリストは制限できます。ユーザー・ブックでは、ユーザー・エクスポートと標準エクスポートを選択できます。標準ブックが参照できるのは標準エクスポートのみであり、システム・ブックが参照できるのは標準エクスポートまたはシステム・エクスポートのみです。 |
ブックに含めるエクスポートを選択し、これらを「使用可能」から「選択済」に移動します。
注意: | 「エクスポート・タイプ」リストを使用すると、使用可能なエクスポートのリストをフィルタできます。 |
オプション: 出力を結合する場合、「ターゲット」タブを選択し、次を実行します:
「結合されたエクスポート出力ファイルを含める」を選択します。
オプション: 前ファイルおよび後ファイルの外部接続を設定します。
「前ファイル」および「後ファイル」を使用すると、結合した出力ファイルの先頭および末尾に追加されるデータを指定できます。
注意: | ファイルに出力するよう構成されているエクスポートと、データベース表に出力するよう構成されているエクスポートの両方がブックに含まれる場合、「結合」オプションは、ファイルに書き込むエクスポートに対してのみ影響します。 |
エクスポートを保存するには、をクリックします。
ブックの名前、説明およびオブジェクト・アクセス・グループを定義するよう求められます。カスタム・グループまたは次のいずれかを選択します:
ユーザー--個別ユーザーのみが表示および実行できる個人オブジェクト。
標準--すべてのユーザーが表示および実行できるパブリック・オブジェクト。標準エクスポートを作成および変更できるのはデータ・マネージャのみです。
システム--アプリケーション管理者役割ユーザーのみが表示および実行できる制限オブジェクト。
ブックを実行するには、をクリックします。
「クライアント・ファイル」を選択した場合、ファイルをローカルにダウンロードできるダウンロード・オプションを使用できます。
注意: | 検証を実行するブック内のエクスポートの場合、 |