ファイル・システムのバックアップ

次のEPM System製品には、ファイル・システムの定期的なバックアップをお薦めします:

  • Oracle Hyperion Foundation Services

  • Dashboard Development Services

  • Data Relationship Management

  • Disclosure Management

  • Financial Management

  • Performance Management Architect

  • Planning

  • Profitability and Cost Management

  • Reporting and Analysis

  • Oracle Hyperion Strategic Finance

  • Production Reporting

次のアイテムに対して日次バックアップを行うことをお薦めします。

  • EPM_ORACLE_INSTANCE/config (Shared Servicesレジストリに書き込まれている構成と再構成の設定をバックアップ)

  • MIDDLEWARE_HOME/user_projects/domains/domain name (EPM System WebLogicドメイン・ディレクトリ)

    注意:

    このアイテムは、Webアプリケーション・サーバーを必要とする製品に対してのみ適用されます。

  • EPM_ORACLE_INSTANCE/import_export (Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理のコンテンツがある場所)

  • 製品アプリケーションとアプリケーション・データ

  • Windows環境:

    • Windowsレジストリ: HKEY_LOCAL_MACHINEとそのすべてのサブキー

      注意:

      いくつかのEPM Systemコンポーネントについては、固有のサブキーのみをバックアップする必要があります。これらについては、各コンポーネントのバックアップ手順を参照してください。

      Windowsレジストリをバックアップしておくと、Windowsを再インストールしたときに、システム・リカバリが使用可能になります。OS設定のバックアップを参照してください。

      次の製品には適用できません:

      • Oracle Hyperion SQR Production Reportingサーバー

      • Smart View

      • Provider Services

      OS設定のバックアップを参照してください。

    • %CommonProgramFiles%/InstallShield/Universal

    • %USERPROFILE%//oracle.instance (製品の追加、除去、再インストールおよびアップグレードを可能にします)

  • UNIX環境:

    • .oracle.instances (製品の追加、除去、再インストールおよびアップグレードを可能にします)

    • $HOME/InstallShield/Universal

    • $HOME/oraInventory

    • ユーザー・プロファイルなどのファイル、カーネル調整パラメータ、編集した.initファイル

    • /etc (システムレベル設定)

    • ユーザー・ホーム・ディレクトリ(非表示のファイルとサブディレクトリ内のユーザーレベル設定)

    • /usr/lib/platform (静的システム情報)

    • /var (システム・ログとスプール)

    ユーザー・ホーム・ディレクトリと、アプリケーション固有のディレクトリまたはファイル・システムをバックアップする必要があります。復元手順を定期的にテストすることをお薦めします。

新しい製品をインストールする場合やパッチを適用する場合は、(インストールしたすべての製品をバックアップするために)EPM Oracleホーム・ディレクトリをバックアップします。

ディレクトリとファイルは、別の場所にコピーしてバックアップします。OS付属のユーティリティ(Windows 2003バックアップ・ユーティリティなど)や、サードパーティのバックアップ・ユーティリティを使用することもできます。障害時には、これらのコピーを元の場所に戻すことにより復元を行います。