Reporting and Analysisサービスの一時停止

注意:

次の情報は、Oracle Hyperion Shared Servicesレジストリ内にあるサービスに関するものです。

バックアップを実行する前にサービスをシャットダウンするのではなく、メンテナンス・モードにすることでサービスを一時停止できます。このプロセスには、Oracle Hyperion Reporting and Analysisリポジトリ・スキーマ内のv8_service_mode表に、v8_service_mode.name="MAINTENANCE"v8_service_mode.value = 1の値を設定する行を挿入する最初のSQL文の実行が含まれます。

v8_service_mode.start_delay= minutesのデフォルト値を増やすことで、開始時間を遅延します。たとえば、setv8_service_mode.value=1およびv8_service_mode.start_delay=30とした場合、30分後に、サービスは要求を拒否します。

サービスの一時停止中は、次のような状態になります:

  • ユーザーは、Oracle Hyperion Reporting and Analysis Frameworkサービスによって実行されるアクション(リポジトリ・コンテンツの参照、リポジトリ・アイテムの操作、ジョブの実行など)を実行できません。

  • Reporting and Analysis Frameworkサービス・データベースへの読取り/書込み要求は処理されません。

  • データベースを更新することになるOracle Hyperion Reporting and Analysis Frameworkサービスのバックグラウンド・アクティビティ(リポジトリのガベージ・コレクションなど)は保留されます。

  • イベント・サービス・アクティビティは保留されます。

サービス・ログ・メッセージが、サービスがメンテナンス・モードであることを示します。メンテナンス・モードがオフになったら、またメッセージが記録されます。

バックアップ後にメンテナンス・モードをオフにするには、v8_service_mode.value設定を0に変更します。