Data Relationship Management

Data Relationship Managementは、ユーザーが作成するアプリケーションごとに個別のデータベースとスキーマを使用します。

障害からのData Relationship Managementの回復を使用可能にするには:

  1. 共通バックアップ・タスクを参照して、関連コンポーネントとアプリケーション・データベースをバックアップします。

  2. EPM_ORACLE_HOME/products/DataRelationshipManagement/server/configにある次のファイルをストレージ・デバイスに定期的にバックアップします:

    • drm-config.xml - そのマシンでホストされているすべてのData Relationship Managementアプリケーションの接続情報。

    • drm-helper.bin - そのマシンでホストされている各Data Relationship Managementアプリケーションのデータベース認証情報。

      このファイルは、ファイルが作成されたマシンでのみ使用できます。Data Relationship Managementコンソールを使用すれば、各アプリケーションのデータベース接続用パスワードを再入力して構成を保存することにより、drm-helper.binを再生成できます。drm-helper.binの再生成は、Data Relationship Managementコンソールでのみ可能です。

  3. カスタマイズされたロギングを構成した場合、drm-log4net.xmlのバックアップをMIDDLEWARE_HOME/EPMSystem11R1/products/DataRelationshipManagement/server/configに作成してください。

  4. Web.Configを編集する場合は常にEPM_ORACLE_HOME/products/DataRelationshipManagement/client/drm-client-application/Web.Configをバックアップします。

  5. 自動プロセスの実行に使用されるData Relationship Managementバッチ・クライアントのスクリプトをバックアップします。これらのファイルの場所は、バッチ・クライアント・プログラムを実行するコンピュータによって異なります。

  6. Oracle Data Relationship Management移行ユーティリティによって(アーカイブのために)作成されたXMLファイルをバックアップします。これらのファイルの場所は、移行ユーティリティを実行するコンピュータによって異なります。

障害後に回復するには:

  1. コピーされたデータベースおよび構成ファイルを元の場所に復元します。

  2. データベースのパスワードを構成ファイルに再入力します。