Essbaseサーバー

インストール中、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management System InstallerによりOPMNがインストールされ、OPMN用のEssbaseサーバーが登録されます。OPMNがEssbaseエージェントを管理し、エージェントがEssbaseサーバーを管理します。

EPM_ORACLE_INSTANCE/binに移動し、次のコマンドを使用してEssbaseサーバーを起動および停止します:

クラスタリングされている環境でEssbaseを使用している場合、クラスタの2つのノードでEssbaseフェイルオーバーを設定するために必要な追加手順があります。『Oracle Enterprise Performance Management Systemデプロイメント・オプション・ガイド』アクティブ-パッシブEssbaseクラスタのOPMN.XMLの編集に関する項を参照してください。

次の表に、Essbaseサーバーを起動および停止するために追加で必要となる方法を示します。Essbaseサーバーの起動および停止スクリプトはOPMNにリダイレクトされます。

OPMNの詳細は、Oracle(R) Fusion Middleware Oracle Process Manager and Notification Server管理者ガイド リリース11g (11.1.1.2.0) (http://download.oracle.com/docs/cd/E15523_01/doc.1111/e14007/toc.htm)を参照してください

表74. Essbaseサーバーの開始と停止

情報タイプ詳細
Windows「スタート」メニュー・コマンド「スタート」、「プログラム」、「Oracle EPM System」、EPM_ORACLE_INSTANCE_NAME、「Essbase」、「Essbaseサーバー」、「Essbaseの起動」の順に選択します

このコマンドは、startEssbase.batを起動(およびOPMNにリダイレクト)します。

登録サービス名

Oracle Process Manager_instanceName

Windowsサービス・コントロール・パネルでの表示名

Oracle Process Manager_instanceName

説明

EssbaseのOPMNサービス(instanceName)

Windows起動スクリプト
  • Essbaseサーバー - EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/startEssbase.bat (OPMNにリダイレクト)

    Essbaseサーバーの各インスタンスには独自の起動スクリプトがあります。Essbaseの追加インスタンスを構成した場合、startEssbase.bat|shadditionalInstanceLocation/binに置かれます。Essbaseのこのインスタンスを起動するには、この場所から開始スクリプトを起動します。

  • ESSCMD - EPM_ORACLE_INSTANCE/EssbaseServer/EssbaseServerInstanceName/bin/startEsscmd.bat (/EssbaseClientディレクトリにもあり)

  • essmsh - EPM_ORACLE_INSTANCE/EssbaseServer/EssbaseServerInstanceName/bin/startMaxl.bat (/EssbaseClientディレクトリにもあり)

すべてのスクリプトは、開始前にsetEssbaseEnv.batを呼び出して、ESSBASEPATHARBORPATHPATHを設定します。

UNIX起動スクリプト
  • Essbaseサーバー - EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/startEssbase.sh (OPMNにリダイレクト)

    Essbaseサーバーの各インスタンスには独自の起動スクリプトがあります。Essbaseの追加インスタンスを構成した場合、startEssbase.bat|shadditionalInstanceLocation/binに置かれます。Essbaseのこのインスタンスを起動するには、この場所から開始スクリプトを起動します。

  • ESSCMD - EPM_ORACLE_INSTANCE/EssbaseServer/EssbaseServerInstanceName/bin/startEsscmd.sh (/EssbaseClientディレクトリにもあり)

  • essmsh - EPM_ORACLE_INSTANCE/EssbaseServer/EssbaseServerInstanceName/bin/startMaxl.sh (/EssbaseClientディレクトリにもあり)

すべてのスクリプトは、開始前にsetEssbaseEnv.shを呼び出して、ESSBASEPATHARBORPATHPATHを設定します。

Essbaseをコンソールから手動で実行する場合、コンソールはUTF-8エンコード方式には設定できません。

Windows停止スクリプト

サーバー:

Essbaseサーバー - EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/stopEssbase.bat (OPMNにリダイレクト)

UNIX停止スクリプト

サーバー:

Essbaseサーバー - EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/stopEssbase.sh (OPMNにリダイレクト)

Essbaseサーバーの停止は、サーバー上で実行しているEssbaseアプリケーションの数に応じて、多少時間がかかる場合があります。Essbaseサーバーを停止するには、管理者権限が必要です。

Essbaseサーバーの停止の詳細は『Oracle Essbaseデータベース管理者ガイド』を参照してください。

Oracle Essbaseサーバーの停止の詳細は、Oracle Essbaseデータベース管理者ガイドおよびOracle Essbaseテクニカル・リファレンスを参照してください。