新規インストールで、EPM SystemとともにインストールされるOracle Database Clientではなく既存のOracle Database Clientを使用する場合、EPM Systemのインストール時に、「Foundation Services」の下の「Oracle Databaseクライアント32ビット」および「Oracle Databaseクライアント64ビット」の選択を解除します。Oracle EPM Systemをインストールおよび構成した後、次の手順を実行します。
Foundation Servicesをホストするマシンで、既存のOracle Database Clientのtnsnames.oraファイルの場所を指すようTNS_ADMIN環境変数を更新します。
TNSエントリをEPM_ORACLE_INSTANCE/user_projects/config/dbclient/tnsnames.ora(データベースの構成時に移入される)から既存のtnsnames.oraファイルに移動します。ファイルの内容全体をコピーし、既存のtnsnames.oraファイルの内容に追加します。
EPM SystemとともにインストールされるOracle Database Clientではなく、既存のOracle Database Clientを使用する必要があり、EPM Systemのインストール時にすでにOracle Database Clientをインストールした場合、Oracle EPM Systemのインストールおよび構成後、次の手順を実行する必要があります。この手順は、新規インストールまたはメンテナンス・インストールに適用されます。
Foundation Servicesをホストするマシンで、既存のOracle Database Clientのtnsnames.oraファイルの場所を指すようTNS_ADMIN環境変数を更新します。
TNSエントリをEPM_ORACLE_INSTANCE/user_projects/config/dbclient/tnsnames.oraから既存のtnsnames.oraファイルに移動します。ファイルの内容全体をコピーし、既存のtnsnames.oraファイルの内容に追加します。
競合を回避するために、EPM Systemで組み込まれる次のOracle Database Client BINパスをPATH環境変数から削除します:
<MIDDLEWARE_HOME>\dbclient32\BIN; <MIDDLEWARE_HOME>\dbclient64\BIN;