Webサーバー・インストールの前提条件

(オプション)EPM Systemインストーラでは、Foundation Servicesのインストール中、Oracle HTTP Serverサイレント・インストーラを使用してOracle HTTP Serverがインストールされます。開発環境などでOracle HTTP Serverをインストールしない場合、EPM Systemインストーラにより、プロキシ・サーバーの役割を果す組込みのWebLogic HTTP ServerがFoundation Servicesの一部としてインストールされます。本番環境では、WebLogicと使用するために、Oracle HTTP Serverをインストールすることをお薦めします。

Oracle HTTP Serverをインストールする場合、Oracle HTTP Serverのインストールの前提条件を満たしていることを確認し、Oracle HTTP Serverのインストールのドキュメントおよびリリース・ノートで、動作が保証されているオペレーティング・システム、サポートされているUNIX/Linuxパッケージ、および重要なインストールに関する問題と回避方法を確認してください。

AIXの場合、Oracle HTTP ServerとともにOracle Databaseを使用する場合、Oracle HTTP Serverをインストールする前にrootpre.shrootユーザーとして実行する必要があります。デプロイメント内のマシンごとにこのスクリプトを1回実行します。スクリプトのファイルはSystemInstaller-11120-aix.zipに含まれています。詳細は、『Oracle(R) Fusion Middlewareリリース・ノート11gリリース1(11.1.1) for AIX Based Systems (64-Bit)』(http://download.oracle.com/docs/cd/E15523_01/doc.1111/e14771/toc.htm)を参照してください。

Windowsで、ページング・ファイル・サイズが512MB以上あることを確認します。ページング・ファイル・サイズを自動管理するオプションは選択しないでください。

EPM Systemインストーラを使用したインストール時に、Oracle HTTP Serverのインストール・ステータスに関する情報のステータスを確認します。Oracle HTTP Serverのインストールが失敗している場合、詳細をログで確認します。ログにはOracle HTTP Serverサイレント・インストーラからの情報がレポートされています。ログは次の場所にあります:

Oracle HTTP Server製品のログも確認できます。Webサーバー・ログの詳細は、『Oracle Enterprise Performance Management Systemインストレーションおよび構成トラブルシューティング・ガイド』を参照してください。