サイレント・インストールでは、各マシンでインストール設定を手動で指定せずにEPM System製品を複数のコンピュータにインストールできるように、インストール・プロセスが自動化されます。
サイレント・インストールを使用可能にするには、インストールの設定を応答ファイルに記録します。次に、応答ファイルに保存されたインストール・オプションを使用して、コマンド行からサイレント・インストールを実行できます。
インストール設定を記録してサイレント・インストールを実行するには:
installTool.cmd -record filename
Windowsの場合、または
installTool.sh -record filename
UNIXの場合
filenameには、応答ファイルの絶対パスまたはファイル名が含まれます。
ファイルはXMLフォーマットで保存されますが、.xml拡張子でファイルを保存する必要はありません。
EPM Systemインストーラが起動します。
EPM Systemインストーラの作業を、記録対象となるオプションを指定しながら進めます。
インストール・オプションは、応答ファイルに記録されます。応答ファイルのインストール・オプションは後で変更できます。
これで、サイレント・モードでインストールを実行する準備ができました。
応答ファイルを、インストールを実行するマシンにコピーします。また、インストールするマシンからアクセスできるネットワーク・ドライブにファイルをコピーできます。
installtool.cmd -silent filename
Windowsの場合、または
installtool.sh -silent filename
UNIXの場合。
インストールはバックグラウンドで実行されます。
サイレント応答ファイルは、EPM Systemリリース11.1.1.0、リリース11.1.2.1、11.1.2.2、11.1.2.3とリリース11.1.2.4との間で互換性がありません。EPM System製品の前のリリースと使用するために、サイレント応答ファイルを作成した場合、EPM Systemリリース11.1.2.4と使用するには再作成する必要があります。