Planningと使用するためのBusiness Rulesセキュリティの移行

アップグレードされたアプリケーションでBusiness Rulesを使用していた場合、管理者はビジネス・ルールの起動アクセス権限およびそのプロジェクトを、Business RulesからPlanningのCalculation Managerビジネス・ルールにHBRMigrateSecurity.cmdユーティリティを使用して移行できます。

HBRMigrateSecurity.cmdユーティリティで次の操作を実行します:

ビジネス・ルールおよびそのフォルダのアクセス権限を移行するには:

  1. HBRMigrateSecurity.cmdを実行する前に:

    • Oracle Hyperion Business RulesからCalculation Managerにビジネス・ルールを移行したことを確認します。

    • ビジネス・ルールをPlanningにデプロイしたことを確認します。

  2. コマンド行で、planning1ディレクトリから次のコマンドとそのパラメータを入力し、それぞれをスペースによって区切ります:

    HBRMigrateSecurity.cmd [-f:passwordFile] /A:appname /U:admin /F:output file

    表30. HBRMigrateSecurityのパラメータ

    パラメータ目的必須?

    [-f:passwordFile]

    オプション: 暗号化されたパスワード・ファイルが設定されている場合、コマンド行の最初のパラメータとして使用し、passwordFileで指定されたファイルのフル・パスおよび名前からパスワードを読み取ります。

    いいえ

    /A:appname

    ビジネス・ルールの起動アクセス権限を移行するPlanningアプリケーションを指定します。

    はい

    /U:admin管理者のユーザー名を指定します

    はい

    /F:output file

    XML出力ファイルの名前を指定します。ファイルがplanning1ディレクトリにない場合は、フル・パスを指定します。このファイルにはトランザクションのログが含まれ、トラブルシューティングに役立ちます。

    はい

    /?HBRMigrateSecurity.cmdの構文とオプションを印刷します

    いいえ

  3. プロンプト表示があればパスワードを入力します。

次に例を示します:

HBRMigrateSecurity.cmd /A:appname /U:admin /F:C:\temp\HBRExportedSecurity.xml