ライフサイクル管理は次のコンポーネントで構成されています。
LCM管理者の役割: ライフサイクル管理タスクを実行するOracle Hyperion Shared Servicesのユーザー役割です。LCM管理者は、ライフサイクル管理を使用してFoundationアプリケーション・グループ内のShared Servicesのアーティファクトを表示したり、製品環境およびオペレーティング・システム内のアプリケーション、リポジトリまたは個別のアーティファクトを移行したりできます。この役割をプロビジョニングされたユーザーは、アーティファクトを同じShared Servicesインスタンスで登録されているEPM System製品に展開しロードできます。
LCMデザイナの役割: ライフサイクル管理タスクを実行するShared Servicesのユーザー役割です。LCMデザイナの役割をプロビジョニングされたユーザーは、移行の定義やエクスポート操作の実行が可能ですが、インポート操作は実行できません。
Shared Services Console: ユーザーがプロビジョニングやライフサイクル管理などの管理タスクを実行できるようにするShared Servicesのユーザー・インタフェースです。
移行オプション: 移行中に使用する移行エクスポートおよびインポート・オプションを入力するShared Services Consoleの機能の一部です。
移行ステータス・レポート: ユーザー情報、ソースおよび宛先情報、「処理中」移行の進捗インディケータ、移行日付、時間、継続時間、および移行ステータス(処理中、完了、または失敗)を提供します。移行の詳細は、「失敗」のステータスが示される移行に対して提供されます。
ライフサイクル管理のログ・ファイル: ライフサイクル管理による移行におけるすべてのアクティビティを取得します。