通常、アプリケーションは、EPM Systemによって、デプロイ時に選択した既存のアプリケーション・グループか、デフォルト・アプリケーション・グループ内に置かれます。

アプリケーション・グループはEPM Systemアプリケーションのコンテナです。たとえば、アプリケーション・グループに、PlanningアプリケーションとReporting and Analysisアプリケーションが含まれるとします。アプリケーションが属すことのできるアプリケーション・グループの数は1つですが、アプリケーション・グループには複数のアプリケーションを含められます。

EPM System製品では、アプリケーションは独自のアプリケーション・グループ内に置かれます。EPM System製品によって独自のアプリケーション・グループが作成されない場合、アプリケーション・グループ(たとえば、デフォルト・アプリケーション・グループ)を選択して、アプリケーションを整理できます。

Shared Servicesに登録されているが、アプリケーション・グループに追加されていないアプリケーションは、ビュー・ペインの「デフォルト・アプリケーション・グループ」ノードの下に一覧表示されます。「デフォルト・アプリケーション・グループ」ノードに一覧表示されているアプリケーションの役割にユーザーおよびグループをプロビジョニングし、プロビジョニング情報を失うことなくアプリケーションをアプリケーション・グループに移動できます。必要に応じて、カスタムのアプリケーション・グループを作成できます。

注意:

アプリケーション・グループを作成および管理するには、Shared Services管理者またはプロジェクト・マネージャである必要があります。Shared Services管理者はすべての登録済アプリケーションを使用できます。プロジェクト・マネージャは自分がプロビジョニング・マネージャであるアプリケーションのみ使用できます。『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemユーザーおよび役割セキュリティ・ガイド』を参照してください。