移行のインポート・オプション

表3. インポート・オプション

インポート・オプション説明
Essbase Studio - インポート・モードインポート・オプションを選択します:
  • 置換: 要素がカタログ・データベースにすでに存在する場合は、カタログ・ファイルの新しい要素で上書きされます。

  • マージ: 要素がカタログ・データベースにすでに存在する場合は、その要素が保持され、XMLファイルの重複する要素は使用されません。XMLファイルを使用して、カタログ・データベースが作成されます。少なくとも1つのインポートされたオブジェクトがカタログに存在する場合、インポート・プロセスは終了します。

  • 要素が存在する場合は中止: XMLファイルを使用してカタログ・データベースが作成されます。少なくとも1つのインポートされたオブジェクトがカタログに存在する場合、インポート・プロセスは終了します。

注意:

「移行オプション」ダイアログボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します。

<Options option="OverwriteCatalogObjects" Value="value"/>

例:

<Options option="OverwriteCatalogObjects" Value="SKIP"/>

移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値はReplace/Merge/Abort (要素が存在する場合)です。

EPM Architect - ディメンションのインポート・モード次のいずれかのインポート操作を選択します:
  • 置換: 宛先のディメンションとプロパティをソース・インスタンスから抽出されたメタデータに置換します。

  • マージ: 宛先のディメンションとプロパティをソース・インスタンスから抽出されたメタデータにマージします。

注意:

「移行オプション」ダイアログボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します。

<Options option="replaceDimension" Value="value"/>

例:

<Options option="replaceDimension" Value="Merge"/>

移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値はReplace/Mergeです。

Essbaseアプリケーション - アーティファクトを上書き「はい」の場合、宛先の場所にあるすべてのアーティファクトを上書きします。デフォルト値は「いいえ」です。

注意:

「移行オプション」ダイアログボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します。

<Options option="overWriteArtifact" Value="value"/>

例:

<Options option="overWriteArtifact" Value="false"/>

移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値はTrue/falseです。

Essbaseアプリケーション - キューブの再構築次のいずれかのオプションを選択します。
  • 「キューブ・データを保持」 - キューブのアウトラインを再構築するときにキューブのデータを保持します。

  • 「キューブ・データを破棄」 - キューブのアウトラインを再構築するときにキューブのデータを破棄します。

  • 「入力データのみ保持」 - キューブのアウトラインを再構築するときに入力データのみを保持します。

  • レベル0データのみ保持 - キューブのアウトラインを再構築するときにレベル0のデータのみを保持します。

注意:

「移行オプション」ダイアログボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します。

<Options option="restructureCube" Value="value"/>

例:

<Options option="restructureCube" Value="Retain cube data"/>

移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値はRetain cube data/Discard cube data/Keep only input data/Keep only 0 level dataです。

FDMEE - 検証のスキップインポート中に宛先の場所でのターゲットディメンション・メンバーの検証をスキップします。

注意:

「移行オプション」ダイアログボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します。

<Options option="skipValidation" Value="value"/>

例:

<Options option="skipValidation" Value="true"/>

移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値はTrue/falseです。

Financial Close Management - インポート・モード次のいずれかのオプションを選択します。
  • 置換 - インポートしたアーティファクトで選択したアーティファクトを上書きします

  • すべて置換 - インポートしたアーティファクトで既存のアーティファクトをすべて上書きします

注意:

「移行オプション」ダイアログボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します。

<Options option="replaceOption" Value="value"/>

例:

<Options option="replaceOption" Value="Replace"/>

移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値はReplace/Replace Allです。

Reporting and Analysis - インポートでジョブ出力を除外「はい」の場合は、インポート時にすべてのジョブ出力がインポート・フィルタと一致した場合でもスキップされます。デフォルト値は「いいえ」です。

注意:

「移行オプション」ダイアログボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します。

<Options option="excludeJobOutputOnImport" Value="value"/>

例:

<Options option="excludeJobOutputOnImport" Value="false"/>

移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値はTrue/falseです。

Reporting and Analysis - より新しいアーティファクトのみ置換「はい」の場合は、リポジトリ内のアーティファクトと比較してファイル・システムの最終変更のタイム・スタンプがより新しいアーティファクトのみがインポートおよび置換されます。デフォルト値は「いいえ」で、最終変更のタイムスタンプに関係なく、宛先環境の既存のアーティファクトが置換されます。

注意:

「移行オプション」ダイアログボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します。

<Options option="replaceNewerArtifactsOnlyImport" Value="value"/>

例:

<Options option="replaceNewerArtifactsOnlyImport" Value="true"/>

移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値はTrue/falseです。

HFM - ディメンションのインポート・モード

次のいずれかのインポート操作を選択します:

  • 置換 - アーティファクトをインポートしたアーティファクトで上書きします。

  • マージ - アーティファクトをインポートしたアーティファクトとマージします。

    注意:

    このオプションは、移行で定義されたすべてのディメンションに適用できます。

注意:

「移行オプション」ダイアログボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します。

<Options option="ImportDimensionMode" Value="value"/>

例:

<Options option="ImportDimensionMode" Value="Merge"/>

移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値はReplace/Mergeです。

HFM - フェーズ送信割当てインポート・モード

次のいずれかのインポート操作を選択します:

  • 置換 - アーティファクトをインポートしたアーティファクトで上書きします。

  • マージ - アーティファクトをインポートしたアーティファクトとマージします。

注意:

「移行オプション」ダイアログボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します。

<Options option="ImportPhaseSubmissionAssignmentMode" Value="value"/>

例:

<Options option="ImportPhaseSubmissionAssignmentMode" Value="Replace"/>

移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値はReplace/Mergeです。

Shared Services - 最大エラーしきい値インポート・プロセスが停止されるまでに許容されるエラーの数。

注意:

「移行オプション」ダイアログボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します。

<Options option="maxerrors" Value="value"/>

例:

<Options option="maxerrors" Value="100"/>

移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値は10/50/100/500/1000/5000/>5000です。

Shared Services - インポート・モード次のいずれかのインポート操作を選択します:
  • 作成または更新

  • 作成

  • 更新

  • 削除

注意:

非アクティブ化されたネイティブ・ディレクトリのユーザーを削除するには、ユーザーを最初にアクティブ化してから削除する必要があります。

注意:

「移行オプション」ダイアログボックスで指定された値を上書きするには、移行定義ファイルに次を直接入力します。

<Options option="operation" Value="value"/>

例:

<Options option="operation" Value="Delete"/>

移行定義ファイルに直接入力する場合の有効な値はCreate or Update/Create/Update/Deleteです。