ESSHOST1でEssbaseをインストールおよび構成するには、次のようにします。
デプロイメント・ユーザーとしてEssbaseホスト・マシン(ESSHOST1)にログオンし、EPM Systemソフトウェアを抽出した共有ディスク・ディレクトリ(//sharedhost/sharedlocation/downloads/epm_unzippedなど)にマップするネットワーク・ドライブ(Z:/など)を定義します。
データ用のEssbaseの場所(ARBORPATH)として使用されるローカル・ディレクトリ(共有ドライブ上ではなく)を作成します。この場所は、MIDDLEWARE_HOMEの場所外(c:/epm_dataなど)である必要があります。
「宛先」に、FNDHOST1でのFoundation Servicesのデプロイ時に設定したのとまったく同じMIDDLEWARE_HOMEディレクトリの場所を指定します。
「インストール・タイプ」で、「新規インストール」を選択します。
「製品の選択」で「すべて選択解除」から選択をクリア(選択解除)し、次のコンポーネントを選択します。
「Essbase」下の「Essbaseサーバー」
必要なFoundation Servicesコンポーネントは自動的に選択されます。
EPM Systemコンフィグレータを起動します: 「スタート」メニューで、「すべてのプログラム」、「Oracle EPM System」、「EPM Systemコンフィグレータ(すべてのインスタンス)」の順に選択します。
Oracleインスタンスで、この手順を完了してから「次」をクリックします。
「EPM Oracleインスタンスのホーム・ディレクトリ」で、EPM Oracle Homeディレクトリの場所がFoundation Servicesの構成時に指定した場所(FNDHOST1上)と同じであることを確認します。
EssbaseをFoundation Servicesと同じサーバーにインストールした場合、この手順はスキップします。Shared Servicesレジストリ・データベースの構成画面で「前に構成されたShared Servicesデータベースに接続」を選択し、Shared Servicesレジストリ・データベースの接続情報と、データベースへのアクセスに使用するデータベース・アカウントのユーザー名およびパスワード(表3, データベース・チェックリストに記録)を入力し、「次」をクリックします。
入力するデータは、Foundation Servicesサーバー(FNDHOST1)でのShared Servicesレジストリの構成時に入力したデータと一致する必要があります。
コンポーネントの構成画面で「すべて選択解除」から選択をクリア(選択解除)し、「Essbase」を展開します。「Essbase」を選択し、「次」をクリックします。
「Essbaseサーバーの構成」で「アプリケーションの場所へのフル・パス(ARBORPATH)」に、データ用に作成したディレクトリ(c:/epm_dataなど)を指定し、「次」をクリックします。
「確認」で、実行される構成タスクのサマリーを確認し、「次」をクリックします。
デプロイメント・プロセスが完了すると、「要約」画面が表示されます。すべてのタスクが正常に完了したことを確認し、「終了」をクリックします。
ESSHOST1で、「スタート」、「すべてのプログラム」、「Oracle EPM System」、「Essbase1」、「Foundation Services」、「Start EPM System」の順に選択して、EPM Systemを起動します。