EPM System診断の使用方法

EPM System診断では、次のテストが実行されます:

  • CFG: 構成 - すべての構成タスクが完了したかどうか

  • DB: データベース - データベースhost:port;databaseNameへの接続

  • EXT: 外部認証 - ネイティブ・ディレクトリ外部認証プロバイダ構成

  • HTTP: http - Webサーバー用に構成された全コンポーネントのHTTPコンテキストの可用性

  • SSO:

    • Shared Servicesセキュリティ(ネイティブ・ディレクトリおよび外部ディレクトリ)のステータス

    • Shared Services、タスクフロー、監査、Shared Services Java WebアプリケーションおよびOracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理へのログインの可否

  • WEB: Webアプリケーション — host:portでのJava Webアプリケーションの可用性

  • 追加製品固有のテスト

EPM System診断を実行するたびに作成されるレポートには、次の情報が含まれています:

  • テストの日付と時刻

  • テスト・ステータス: 各テストの成功または失敗

  • サービス: 各テストのテスト・タイプ

  • テストの説明: 各テストの詳しい説明

  • 時間: 各テストの所要時間

  • テストの開始時刻

  • テストの終了時刻

  • テスト時間の合計

EPM System診断では、すべてのEPM Systemログのzipファイル(EPM_ORACLE_INSTANCE/diagnostics/logsのzip圧縮と同等)も生成されます。

 EPM System診断を使用するには:

  1. 次のいずれかの方法でEPM System診断を起動します:

    • (Windows)

      • EPM_ORACLE_INSTANCE/binで、validate.batをダブルクリックします。

      • 「スタート」メニューから、「プログラム」「Oracle EPM System」「Foundation Services」「instanceName」「EPM System診断」の順に選択します。

    • (UNIX)コンソールから、EPM_ORACLE_INSTANCE/binに移動して、validate.shと入力します。

  2. 結果を表示するには、EPM_ORACLE_INSTANCE/diagnostics/reportsに移動して、validation_report_date_time.htmlを開きます。

  3. 不合格だったテストの結果を確認し、問題を診断および解決します。

  4. EPM System診断をもう一度実行し、新しいレポートを表示して問題が解決されたことを確認します。

EPM System診断の詳細は、『Oracle Enterprise Performance Management Systemインストレーションおよび構成ガイド』を参照してください。