前提条件

EPM_ORACLE_INSTANCE/bin (例: WindowsサーバーではC:/Oracle/Middleware/user_projects/epmsystem1/bin)にアクセスできるユーザーはすべて、ログ分析ユーティリティを実行できます。

  • ログ分析ユーティリティを実行中のユーザーには、次のファイルに対する実行権限が必要です:

    Windows: EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/loganalysis.bat

    Linux/UNIX: EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/loganalysis.sh

  • ログ分析ユーティリティを実行中のユーザーには、EPM Systemコンポーネントをホストしているすべてのサーバー・マシン上の、MIDDLEWARE_HOME/user_projects内のファイルおよびディレクトリに対する読取り権限が必要です。ユーザーには、ユーティリティによってレポートが作成されるディレクトリに対する書込み権限も必要です。

    ログ・ファイルがMIDDLEWARE_HOME/user_projects内の場所に格納されていない場合、ユーティリティを実行中のユーザーにはカスタムの場所にあるログ・ファイルの読取り権限が必要です。

  • Linux/UNIXのみ: EPM Systemコンポーネントをホストしているすべてのサーバー・マシンに対するシンボリック・リンク(ソフト・リンク)が、ユーティリティの実行元となるマシンのMIDDLEWARE_HOME/user_projectsディレクトリに存在する必要があります。

    シンボリック・リンクを作成するには、次のlnコマンドを使用します:

    ln -s target symbolic_name_of_target

    例: ln -s /net/epm_server2/Oracle/Middleware/user_projects epm_server2