プロビジョニングの問題とベスト・プラクティス

既存のLDAP/MSADユーザー・ディレクトリがある場合は、EPM Systemアプリケーションのプロビジョニングを行う前に、標準のLDAPブラウザを使用して、ユーザー資格証明を保管するユーザー・ディレクトリを調べます。ユーザー・ディレクトリに接続するためにLDAPブラウザで使用される設定は、ユーザー・ディレクトリに接続するためにEPM Systemアプリケーションで使用される設定と同じです。無料のLDAPブラウザをダウンロードできます。

ブラウザを使用して、次のことを確認します:

  • 使用するサーバーからユーザー・ディレクトリに接続できるかどうか

  • 応答時間

  • ユーザー・ディレクトリの検索の開始点(ベースDN)

  • 開始点でのユーザーとグループの数

許容できるログイン・パフォーマンスを確保するには:

  • EPM Systemアプリケーションのグループとユーザーの数を最小限に抑えます。

  • EPM Systemアプリケーションをホストするサーバー・コンピュータが、プロビジョニング・プロセスで使用されるユーザー・ディレクトリをホストするサーバー・コンピュータと地理的に同じ場所にあることを確認します。

  • 検索に最適な開始点を検索するか、カスタム・グループ階層を作成します。

  • 検索順の最初のアイテムには、最多数のユーザーのログイン元のディレクトリを指定します。