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Oracle® Hyperion Financial Close Managementユーザーズ・ガイド

E79696-02
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Account Reconciliation Managerでのビューのフィルタ

フィルタによって、リスト・ビュー、ダッシュボードおよびレポート・バインダに表示されるレコードを制御できます。フィルタは、プロファイル、調整または調整取引の属性(システム属性とカスタム属性)に対して適用できます。すべてのユーザーは、プライベート・フィルタを作成して、後で使用するために保存できます。管理者およびパワー・ユーザーは、すべてのユーザーがアクセスできるパブリック・フィルタを保存できます。

フィルタ・パネルには、フィルタを作成するための次の2つのモードがあります:

  • 基本 - 基本フィルタ・モードでは、すべてのフィルタ可能な属性にアクセスでき、ユーザーは、フィルタ対象とする属性の値と、フィルタに使用するオペランドを指定できます。一般的なオペランドには、「次と等しい」、「次と等しくない」、「次で始まる」、「次で終わる」、「次を含む」、「次より大きい」、「次より小さい」などがあります。使用可能なオペランドのリストは、属性のデータ型によって異なります。たとえば、テキスト値をフィルタ処理するためのオペランドは、数値をフィルタ処理するためのオペランドとは異なります。基本モードで構成されたフィルタは、"AND"ロジックを使用して結合されます。つまり、フィルタ条件のすべてと一致するレコードのみが表示されます。

  • 詳細 - 詳細フィルタ・モードでは、"AND""OR"のロジックを使用したより複雑なフィルタ構成や、ロジックのグループ化によるフィルタ適用順序の指定が可能になります。基本フィルタ・モードと同様に、詳細フィルタでもすべてのフィルタ属性にアクセスできます。