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Oracle® Hyperion Financial Close Managementユーザーズ・ガイド

E79696-02
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グループまたはチームの調整の実行

グループまたはチームの調整を実行するプロセスは、機能の請求を除いて通常の調整のプロセスと同じです。

調整の請求

グループまたはチームに策定者またはレビュー担当者の役割が割り当てられている場合、ユーザーが調整を請求すれば、グループまたはチームのメンバーはいずれも、その役割に関連付けられた機能を実行できます。

調整を請求する前に、ユーザーは暗黙的な参照者アクセス権を持っています。調整が請求されると、グループまたはチームの他のメンバーはその調整を請求する権限がありますが、これを行うと、最初のユーザーの請求が終了するため、そのユーザーが役割機能を実行する権限は取り消され、最新の請求を行ったユーザーに権限が付与されます。

このように調整の請求を別のユーザーから行えることは、請求が行われたが、その請求を行ったユーザーが(欠席などのために)役割機能を完了できない場合に対応するために必要です。

照合を請求するには:

  1. 調整を開いて「請求」をクリックします。

  2. 策定者またはレビュー担当者が「請求」ボタンをクリックすると、「リリース」ボタンが表示されます。

  3. ユーザーが行った請求を削除するには、「リリース」をクリックします。

調整が請求されているかどうかを判別するには、次の表示属性および列属性を参照します:

  • 策定者(請求済) - 「はい」の場合、策定者の役割が請求されています。「いいえ」の場合、これは請求されていません。

  • レビュー担当者{LEVEL}請求済 - #はレビュー担当者レベルを表します。「はい」の場合、このレビュー担当者レベルが請求されています。「いいえ」の場合、これは請求されていません。

「策定者(請求済)」属性およびレビュー担当者#(請求済)属性によってフィルタするには:

  1. 「フィルタ」パネルの上部で、「フィルタ可能な属性の選択」 フィルタ属性の選択をクリックします。

  2. 「使用可能」から目的の属性を選択します。

  3. 「>>」をクリックして、属性を「選択済」に移動します。

  4. 「OK」をクリックします。

「策定者(請求済)」属性およびレビュー担当者#(請求済)属性を「リスト・ビュー」列として追加するには:

  1. 「調整リスト」ビューの一番上にある「列」をクリックします。

  2. 「使用可能」から目的の属性を選択します。

  3. 「>>」をクリックして、属性を「選択済」に移動します。

  4. 「OK」をクリックします。